ボクシングレヴュー

「TM」はタイトルマッチ、階級名につく「S」はスーパー、「L」はライトの略です。

海外の世界戦

2007年11月05日 | 海外試合(世界タイトル)
日付は全て3日(現地時間)。


アメリカで行われたWBC世界フェザー級タイトルマッチで、
王者のファン・マヌエル・マルケスリカルド・フアレス
大差判定に下して初防衛に成功。熟練の強さを見せつけた。
一方のフアレスは、世界戦4連敗。いつ王者になってもおかしくない
実力はあるのだが、相手が悪すぎる。


同興行で行われたIBF世界フェザー級タイトルマッチでは、
王者ロバート・ゲレロがマルティン・オノリオを1ラウンドTKOに
屠って初防衛。何気なく出したようなワンツーで、あっという間に
終わってしまった。


イギリスで行われたスーパー・ミドル級の3冠統一戦では、
WBO王者のジョー・カルザゲがWBA&WBC王者の
ミッケル・ケスラーに判定勝ちして王座統一を果たした。
カルザゲは以前に当時のIBF王者ジェフ・レイシーとの
統一戦にも勝利しており、実質的には4冠統一王者と呼んで
差し支えない実績を挙げたことになる。

ちなみにWBO王座に関して言えば、カルザゲはこれで
21度目の防衛。衰えが囁かれながら、大舞台できっちり
真価を発揮するところはさすがだ。


同興行で行われたWBO世界クルーザー級タイトルマッチは、
王者エンゾ・マカリネリがランク下位の挑戦者モハメド・
アッゾーイを4ラウンドKOに下して4度目の防衛に成功。