最近、このブログで「フィリピン人ボクサーの活躍は凄い」という
ような話を度々しているが、専門誌「ボクシングマガジン」でも
同様の特集記事があった。
その記事の中で驚いたのは、フィリピンの歴代世界王者28人のうち、
何と25人までが海外での王座奪取である、ということだ。
日本では、「海外で世界タイトルを取るのは難しい」というのが
定説になっている。事実、日本のジム所属の世界王者57名のうち、
海外奪取を果たしたのは、西城正三、柴田国明(2度)、大熊正二、
上原康恒、三原正、平仲明信、オルズベク・ナザロフ、ホルヘ・
リナレスの8名だけである。キルギスタン出身のナザロフ、
ベネズエラ出身のリナレスを除けば6人。
経済的理由により、なかなか自国で世界戦を開催できないなどの
違いもあり、単純には比較できないものの、やはり逞しいと
言わざるを得ない。
国外で試合を行うとなると、まず長旅の疲れや環境の変化と
いったデメリットが出てくる。これが敵地ともなれば、
大小さまざまな不手際や嫌がらせが頻発するとも聞く。
これらを乗り越えての勝利は、大きな自信となるだろう。
よく「日本の選手は温室栽培」と揶揄されるが、このところ
海外で試合を行う選手が少なからずいる。主にグリーンツダジムの
選手たちがタイやフィリピンで戦ったり、タイや韓国のランキングに
入った選手もいる。また、敵地で前世界王者をKOした松田直樹の
殊勲も記憶に新しい。それに加え、かねてより本場アメリカでの試合を
希望している現役世界王者、長谷川穂積の動向も気になるところだ。
「フィリピンに続け」というわけではないが、広く世界で
活躍する日本人ボクサーが増えつつある現状は、何だか
頼もしく思える。
ような話を度々しているが、専門誌「ボクシングマガジン」でも
同様の特集記事があった。
その記事の中で驚いたのは、フィリピンの歴代世界王者28人のうち、
何と25人までが海外での王座奪取である、ということだ。
日本では、「海外で世界タイトルを取るのは難しい」というのが
定説になっている。事実、日本のジム所属の世界王者57名のうち、
海外奪取を果たしたのは、西城正三、柴田国明(2度)、大熊正二、
上原康恒、三原正、平仲明信、オルズベク・ナザロフ、ホルヘ・
リナレスの8名だけである。キルギスタン出身のナザロフ、
ベネズエラ出身のリナレスを除けば6人。
経済的理由により、なかなか自国で世界戦を開催できないなどの
違いもあり、単純には比較できないものの、やはり逞しいと
言わざるを得ない。
国外で試合を行うとなると、まず長旅の疲れや環境の変化と
いったデメリットが出てくる。これが敵地ともなれば、
大小さまざまな不手際や嫌がらせが頻発するとも聞く。
これらを乗り越えての勝利は、大きな自信となるだろう。
よく「日本の選手は温室栽培」と揶揄されるが、このところ
海外で試合を行う選手が少なからずいる。主にグリーンツダジムの
選手たちがタイやフィリピンで戦ったり、タイや韓国のランキングに
入った選手もいる。また、敵地で前世界王者をKOした松田直樹の
殊勲も記憶に新しい。それに加え、かねてより本場アメリカでの試合を
希望している現役世界王者、長谷川穂積の動向も気になるところだ。
「フィリピンに続け」というわけではないが、広く世界で
活躍する日本人ボクサーが増えつつある現状は、何だか
頼もしく思える。