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Dig it ちゃぶ台カーモデル製作記

ちゃぶ台で作ろう!カーモデル

アリイ 1/24 BMW 3.5 CSL (完成)

2022年05月23日 08時21分26秒 | ヨーロッパ車

マイクロエースBMW3.5CSL 完成しました。某SNSサイトの参加型イベント用に2月から開始しましたが5月5日の締め切りには間に合いませんでした。

切った貼ったのモデリングが続き、弄っていて飽きてしまったり何より完成まで時間がかかる。という楽しく作ることができていない状況でそろそろキッチリ作りたい。

そんな時に参加型イベントが開催されて、さらにお題がマイクロエースのキットということで20年以上前に購入していた旧大滝の3.5CSLを作ることができました。

 

基本素組ですが金型の疲弊から消え入りそうだったフロントマスク上の鉢巻メッキモールをプラ材で再生。

 

フロントヘッドライトはコトブキヤの丸モールドの7ミリへ置き換え、モデラーズのライトレンズを組み合わせ目力アップしました。

リアバランスパネルを2.4ミリ下へ延長し厚みを持たせ、シャシー側に着く燃料タンクは3ミリカットして上方に持ち上げました。

 

リアフェンダー前の下部のキットでは省略されている部分をプラ材で追加。

夜間走行時のカーナンバー識別灯はアオシマTE70カローラのリアナンバー灯を流用してます。

タイヤ&ホイールは1998年の再販時に購入していた田宮ポルシェ935のものを流用。リアフェンダーのホイールオープニングカットは実車と形状が違うので修正しています。

 

ラーリングは今も続くBMWアートカー第一弾、1975年ルマン出場車アレキサンダーカルダー仕様をマスキング塗装で再現。

カーナンバー含むマーキングは自作デカールにて。

 

キットのリアスポイラーの翼端板はお牛さんの舌のように後方へ伸びている形状ですが、1975年ルマンに出場した3.5CSLはシンプルなカタチ。

0.3ミリプラ板から切り出して装着しました。

旧大滝のものですが金型に疲れはあるもののかっちり組み上がる良キットでした。

 

見る角度から様々な表情を見せるのはアートカーならでは。左リアフェンダー後方にはカラーリングを担当したアレキサンダーカルダーのサインがつきます。

1975年のルマンをYouTubeで見ましたがオープンクラスのレーシングカーのすぐ後ろあたりからスタートしている様を見ると予選結果は良かった様です。

レース中盤から走行シーンがなかったので結果はリタイアだったのかも知れませんが

低い車高のオープンクラスに混じって背の高い3.5CSLは異彩を放ってました。

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アリイ 1/24 BMW 3.5 CSL (その11)

2022年05月21日 09時50分37秒 | ヨーロッパ車

BMW3.5CSL。リア周りの組み上げへ進めます。

このキット唯一の難問。赤整形されたウインカーやテールレンズパーツ。できれば透明パーツでお願いしたいところではあるが

旧大滝製品のフォーマットをそのまま整形している真面目さに頭が下がる思いで複雑でもあったり。

なぜかバックランプはウインドウ類とともに透明クリアパーツとなってます。

まずはサフを噴いてパーツを整形しました。(左は整形後にサフを拭き取ったところ)

 

ベースとしてシルバー塗装後にクリアオレンジとクリアレッドで仕上げ。昔のキットにありがちなレンズカットのモールドが表面にあるタイプです。

フロントウインカーのモールドがとても派手派手で気になります。

表面にエポキシボンドを盛ってレンズカットのモールドを解消させます。普通のクリアパーツのようにしました。

 

エポキシボンドの表面を削って平滑にすれば尚良さそうですが面倒なのでそのまま組みました。

 

リア周りで一番緊張する箇所を仕上げます。ルーフ後端につくスポイラーに0.3ミリ洋白線で軸打ち。

ウイングは伸ばしランナーで軸打ち。

 

翼端板を瞬着で固定。出っ張った伸ばしランナーはデザインナイフでカット。

先に接着していたリアフード後端のスポイラーに翼端板を乗せて接着。

翼端板前方から水で溶いた田宮クラフトボンドを毛細状に流し込んで固定しました。

 

ルーフエンドスポイラーも装着。

リアウインドウ脱落防止ステーはキットにもパーツ化(!)されてますが、厚みが気になるので0.2ミリプラペーパーを切り出してペタっと貼りました。

給油孔のなかにコトブキヤ丸モールドのパーツをスーパークロームシルバー2で塗装して雰囲気デッチアップ。

 

リアフードキャッチは流用できるものがなかったのでプラ板等で適度に造形して装着しました。

その横の丸いパーツはコトブキヤパーツとエッチングで適当に再現。

 

ルマンでの夜間走行時に照らすナンバー識別灯はピット側(右ドア)に2個。

反対側(左ドア)は1個ですが、付け忘れたみたいに感じなくもないので両方2個つけました。

アオシマのTE70カローラのナンバー灯を使用。レンズにエポキシ盛ってレンズ表現しましたがほとんどわからないです。

 

ということで全てのパーツがつけ終わり完成となりました。フロントウインカーのモールドもエポキシボンド盛り付けのおかげで控えめになりました。

 

クリーニングしたら完成写真を撮ることにします。(了)

 

 

 

 

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アリイ 1/24 BMW 3.5 CSL (その10)

2022年05月17日 10時49分43秒 | ヨーロッパ車

BMW3.5CSL。タイヤの装着とフロント周辺の仕上げを行います。

 

70年代のBMWのエンブレムをレーザープリンターで出力。裏面をエナメルの白で塗り潰し、

コトブキヤの丸モールドを削って丸平板にしたものをシルバーで塗装後デカールを貼り付けました。

 

Cピラーの付け根とフロントフードに接着後、エポキシボンドを盛ってエンブレムバッチを再現しました。

 

フロントフードキャッチピンはSTUDIO27の320iレーシング用を使用。

消化器ノブとキルスイッチはプラ材から作って装着。

ワイパーはフジミのスタリオンGr.Aに入っていたものをブレードゴムを延長して付けました。

 

フロントフリルとキドニーグリルの周辺には細いメッキモールが入りますが結構厄介な部分。

パーツ全体をスーパークロームシルバー2で塗装し保護クリアを乗せた後、エナメルのセミグロスブラックで塗装。

細いメッキモールをエナメル溶剤で拭って露出。さらに半艶クリアを重ねてメッキモール部を磨き出し。

グリルの奥まった部分にエナメル艶消しブラックを流し込んで終了。

実車のキドニーグリルの縦桟は全てメッキモールですがしつこくなったのと

そもそも本数が足りない大味なパーツなので周辺のみメッキモール仕上げにしました。

リフレクター部はガンダムマーカーのメッキシルバーを塗ってモデラーズのライトレンズを合わせました。

キットのライトより大きくなって目力が強く迫力が増しました。

 

前後のウインドウはキットのパーツ。表面が恐ろしく梨地のためペーパーで平滑に。コンパウンドで仕上げました。

サイドガラスは0.3ミリの透明プラ板をコンロで軽く炙って曲面を作り切り出してます。(傷が目立って少々残念)

車高は実車の写真を参考にクリアランスとトレッドを調整してタイヤを装着。

 

残るはリアの灯火類とスポイラーの組み立て。で完成まで進めます。(続く)

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アリイ 1/24 BMW 3.5 CSL (その9)

2022年05月04日 17時58分14秒 | ヨーロッパ車

BMW3.5CSL。ボディ塗装の仕上げを行いました。

 

ボディは3Mのスポンジヤスリ細めで撫でた後、ラプロス6000〜8000番で仕上げ。

田宮3種コンパウンドで磨き上げました。

 

窓枠とサイドモールの塗装。今回はあまりギラギラさせたくないのと、

塗装後にマスキングをしてセミグロスブラックを上塗り&サイドモールに墨入れを行いたいのでアルコール系のメッキ調塗料は使用しません。

両サイドの窓枠とサイドモールをマスクしてクレオスのスーパークロームシルバー2で塗装しました。

 

続いてフロントのモール部と前後窓枠をマスクして塗装。

 

これくらいの光具合がこの年代のレーシングカーには似合っていると思います。

サイドモールの周辺がギラついて見えるので、のちのち墨入れして落ち着かせることにします。

 

続いてフロントフェンダー上のスポイラーとBピラーをマスクしてセミグロスブラックを塗装。

サイドモールと窓枠周辺の筋彫りに墨入れを行なっています。

大きく貼ったマスキングテープはスーパークロームシルバーの表面を持って行かれないように一度手の甲に貼って粘度を落としてます。

 

タイヤとホイールも仕上げます。

ホイールは田宮935ターボの物ですがメッキを落とし表面のクリア塗装もシンナー風呂で落とした後、

ブラックで塗装しクリア塗装&磨き出しを行った後スーパークロームシルバー2で塗装しました。

 

ダンロップのモールドにキアライエロー+少量のオレンジで調色したものを筆塗り。

 

ダンロップのモールドを少々削って段差を消した後、イエローの悪目立ちを解消するべく艶消しブラックをパラ噴きしてトーンを落ちつせました。

 

ホイールナットはエナメルのチタンゴールドの筆塗り。

抜けていないメッシュスポーク部にはエナメル艶消しブラックを流して仕上げました。

ボディの方はサイドモールの筋を墨入れしてギラツキが収まってくれました。

 

細かなパーツの塗装も終わっているので完成に向けて装着していきます。(続く)

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