マルイのケンメリGT-R 完成しました。
前作512BB LMがほぼスクラッチだったのと塗装地獄だったこともありパーツ点数の少ないキットを作って気分転換を図りました。
当時の500円キットのフォーマット。モータライズ仕様なのでディティールアップはなし。
モールドされていたワイパーのみ削り飛ばしてニチモのハコスカGT-Rのものを装着しました。
やや大きめなドアミラーもキットのパーツです。ちゃんと鏡面パーツが用意されているのがマルイらしいですね。
このキットでもっとも「コレジャナイ」感あるのがフロントバンパーとフロントフードにつながるパーツに対して
GT-Rグリルがツライチに納まってしまう設計。
フロントバンパーパーツをくりぬいて、GT-Rグリルを2ミリほど奥めて装着。随分と実車の雰囲気に近づいたと思います。
天地に広いGT-Rグリルが決定的に違いますがここを弄るとマルイのキットを作っている意味もなくなるのでスルー。
また天地に広いフロントマスクが実車と比べて印象が違うのを解消するために
顎下のバランスパネルを1ミリのプラ板を貼り付けてボディの厚みを持たせました。
ヘッドライトはキットのパーツは4ミリ径と小さい(小さすぎる)のでモデラーズのライトレンズセットへ差し替え。
リフレクターも各種パーツから新造して目力をアップさせました。
マルイのキットで違うな。。。と箱を開けてすぐ感じるのがオーバーフェンダーの張り出し具合。
ここもエポパテを盛り付けて1.5ミリほどボリュームアップして迫力ある雰囲気に仕上げました。
また、モーターライズキットの宿命というか太すぎるAピラーと分厚いルーフ。
Aピラーは細く削った後、実車のようにプラ板で新造し直し。ルーフはボディが透けるまで削りたおし、裏側に黒瞬着を盛って剛性確保しました。
同時にフロントウインドウ上面が庇のように出っ張っている形状も削って解消。ウインドウモールも結局作り直しました。
リア周りはほぼ手を入れず。リアウインドウの面積が天地方向に浅かったのでルーフ方向を4ミリ削ってガラス面積アップ。
前後ともにキットのガラスパーツ(そもそも粗れ粗れで使える代物ではなかった)は
0.2ミリ透明プラ板を熱湯プレスしたものからサイドガラス含めて切り出して装着しました。
マルイのキットはヘッドライトパーツ以外は付属していないのでテールレンズは型を起こしてクリアレジンで製作。
サイドウインカーも型取りしてクリアレジンパーツに差し替えました。
タイヤ&ホイールはフジミの14インチのワタナベのセットに差し替え。ノスタルジックヒーロー誌を参考に下げ過ぎない大人のシャコタンにしました。
フジミ以上に酷い。。。板シャシーには各部に衝立をたてて向こう側が見えないようにしました。
シャフトを介しての足回りなので、どうせならということでタイヤ&ホイールの抜き差しでノーマル姿勢も再現しました。
ワタナベ版の白ナンバーに対して広報車両の化粧プレートも両面で差し替えるようにしました。
デカールはキット付属のものが奇跡的に使用できました。
セコハンで購入したキットはタイヤが欠品していたので、やはりニチモの箱スカから流用。
ドライバーズシートも欠品していたのでニチモのものをエポパテで複製して装着。
リアシートの上げ底は完成して覗いても見えないので全く問題なかったです。
マルイのスカイラインは4ドアのレース仕様を小学校6年のときに作りました。確かスカイブルーのボディだったはず。
それをレベルのマルーンを筆塗りベタベタ。スジは埋まるはウインドウはセメダインでドロドロだわ。と当時は作れるだけで満足してましたねぇ。
プラモデルは親と外出した時くらいしか買ってもらえなかった(数ヶ月に一回程度)ので車種選択には非常に迷いました。
マルイのキットは箱絵もカッコよく手に取る機会が多かったです。
ちょこちょこ手を入れましたが基本フォルムはいじってません。
マルイのこの箱絵はあまり見たことがなく、製作途中品をヤフオクで購入。欠品だらけでしたが何とか形にしました。