タミヤのRZ250。前後ホイールとフロントパーツを組み上げて行きます。
ホイールやフロントフォークなどはメッキ処理されたランナーに付いています。
が、メッキをハイターで剥離。メッキ処理に備えたクリア成分をシンナーで除去。
そのプラ地肌は自分のキットの個体差なのか結構ダメージがありました。
またプラ自体が非常に脆弱でパーティングラインや肌荒れを処理している最中に簡単にポキポキ折れてしまいます。
リアに付くタンデムグリップの細いパーツも。。。心も折れそうです。
金属線を差し込む等して補強を加えながら補修しました。
ホイールパーツもスポークの中辺り含めて線状のガタツキがあります。
40年近く前のキットです。この辺は愛情を持って各種ペーパーで均していきました。
ホイールを塗装します。
グロスブラックで下地を作ったあと、クレオスのスーパークロームシルバー2でキラキラにしました。
その後クローム塗装を保護するべくスーパースムースクリアの艶消しを数回吹き付け。
数日乾燥させエナメルのセミグロスブラックを塗装しました。写真はセミグロスブラック塗装後の様子。
エナメルシンナーでスポークのトップ部分とリム部分を拭き取ってクローム塗装を露出。
エナメルセミグロスブラックのテカリを抑えるのとエナメル塗装自体の養生のため
スーパースムースクリアの艶消しをエナメル塗装を溶かさないよう砂噴きを数回重ねて乗せました。
数日乾燥させたらクローム部分含めてコンパウンドで軽く磨いて質感を整えました。
タイヤを装着。
実車の写真を見るとクロームのリム部分の輝き具合はこんな感じのようです。
メッキパーツのフロントディスクローター。厚みを解消するためかなり削りました。
こちらもプラ整形にムラがあってヤスってもヤスっても平面がなかなか出ません。
イージーサンディングを盛っ平面を出します。こちらは表面ですが裏面も同様の処理をします。
何とかなりました。
リューターに咥え込ませ、パッドの摩擦痕を作ろうと思いましたがさらに泥沼にハマりそうに感じたので止めておきました。
フロントフェンダーにはボルトが埋め込まれているので0.5ミリ洋白線の頭を磨いて刺しました。
スピードメーターケーブルのフックもWAVEの丸穴モールドの一番小さいものをスライスして洋白線を介して装着。
フロントフォークはスーパークロームシルバー2を塗装してスーパースムースクリアの艶消しで軽くトーンを落とし。
マスキングして刺し色のセミグロスブラックを塗装。
ブレーキキャリパーからのケーブルは田宮純正のは太く感じたのでバルケッタの0.65ミリのものに変更します。
ジョイント部のみ田宮のケーブルを短めに接着しておきます。
そのケーブルのフックもWAVEの丸穴モールドをスライスして洋白線を介してフロントフォークに取り付けておきます。
350と違い250は片側シングルディスク。フロントフォーク下部のスピードメーターに繋がる部分にも田宮ケーブルを短くジョイント。
ホイールの「渦巻き方向」が上の写真と逆に取り付けてしまってました。(取り外して左右逆に取り付け直しました。汗)
ブレーキキャリパー部はこのあとエナメルのフラットアルミをドライブラシでトーンを落とします。(忘れてた)
フロントフォークがまたポキポキしないように組説の手順を無視して先に組んでおきました。(折れませんように・・)
続きます。