






アオシマのセルボ。今回も申し訳ない写真が20枚です。
前回記事で写真を載せましたがマルーンの塗装は難しい。
Facebookでヒロシさんや對馬さんにアドバイスを頂きましたが、どうやらグレーサフから載せるとムラっぽく仕上がってしまうとのこと。
埃が乗ってバチいですが、4年前に塗装した放置中の田宮1/12 240ZGもムラが収まらず厚塗りしてしまっているんですよね。。。これはやり直す予定。
ボンネット内はブラシ塗料も廻り切っておらずさらにヒドイ。。。
前回の写真。ムラが激しい。。
改造ボディのため塗装のやり直しをしたくないので何度か重ねたらムラが解消していい色味になりました。
塗料は田宮のスプレー缶マルーンを瓶に取り出してブラシで塗装しました。
フロンテクーペ にはボディサイドの凹プレス内にホワイトのストライプが入ります。
写真は25年くらい前のカーマガジンのスクラップ。ホワイトストライプにはヘアラインの細い線が入ってます。
で、ファインモールドの白デカールでストライプをレーザープリンターで自作。
切り出して貼って仕上げよう!と企てましたが、ファインモールドのデカールはゴムっぽいというかビヨーンと伸びるデカール。
局面に馴染ませるには持って来いのデカールですが、今回のように直線でビシと張り込むには難易度「高」
というか全く貼り込むことができませんでした。うーむ。これは予想外の展開だ・・・
仕方がないのでホワイトストライプを塗装することにします。凹モールドに沿って大まかにマスキング。
ボディにはデカール貼り対策で軽くクリアを載せていたので田宮のエナメル白で塗装します。
マスキングを剥がします。凹モールド内にホワイトが塗装されました。
エナメル塗料ですのでエナメル溶剤で凹モールドの際で余計なホワイト塗料を拭き取りました。
左が拭き取り後(まだまだ汚いですが乾かしながら何回かに分けて拭き取りました。)
ボディ左側の拭き取り後。(こちらも乾かしながら何回かに分けて拭き取ります。)
ハイキューのクリアデカールにレーザープリンターで再度印刷。ハイキューのデカールは張りがあるので大丈夫でしょう。
クリアデカールを0.8ミリ幅でカット。そもそも0.8ミリのホワイトデカールを真っ直ぐ貼るには無理がありますよね(泣)
今回から地元Y模型のお兄ちゃんから評判いいすよ!とのことで田宮のデカール糊とマークフィットを使ってみました。
マークフィットはデカールを溶かすことなく使えました。
ピンストライプはマルーンの近似色で印刷してます。両サイドとリアパネルの貼り込みに2時間かかった。。。
老眼の肉眼ではほとんど分かりませんがホワイトストライプ内にピンストライプが入ってます。貼り込みにはルーペメガネは必需です。
次はSUZUKIのエンブレム。ボディにモールドされてましたがボディ整形時に削り飛ばしてますのでデカールで再現します。
ちなみにキットのデカールにはSUZUKIのロゴは付属しておりません。
クリアデカールに黒縁なのでマルーンに載せても判別がむずかしいです。
そこで今から7年前に行ったアルファロメオTipo33の時に行った時のアレンジでデカール裏からクロームシルバーで塗装します。
余計なデカールも一緒に写ってますが、、デカール裏の糊を除去します。
デカール裏から田宮のエナメルクロームシルバーを筆でチョコチョコ色挿しし。
裏返せば黒縁銀文字ロゴに出来上がり。簡単ですが自分的には十分です。
田宮のデカール糊でリアエンドに貼って終了。
セルボにフロンテクーペアレンジのコンバージョンキットがあったならば・・・の体で作っているので
セルボもフロンテクーペのロゴ関係は全て省略してます。
デカールが乾燥したらクリアを重ねの工程へ進みます(続く)
アオシマ1/20セルボ。
梅雨時でボディ塗装できないので前回記事の懸念であったフロントフード後方エアアウトレット周辺の造形を詰めることにしました。
自作エアアウトレットを置いてシャープペンでアウトレット外周のアウトラインを取り。
ライン取りしてアウトラインの外側0.8ミリ辺りをBMCタガネで筋彫り。
くり抜き終了。
くり抜いた部分と同寸サイズをプラ板0.5ミリで製作。
エアアウトレットパーツが沈み込むサイズで接着し光硬化パテで際を埋めました。
エアアウトレットへ自然につながるようにスロープ状に削って。
溶きパテをダルくなるように盛りました。
サフを噴いて様子見。こんな感じで仕上げました。
エアアウトレットパーツを充てがってみます。これなら前回より納得。
前から。フロントボンネットとエアアウトレットパーツが面一になりました。
これでボディ全体の造形終了。
前回のエアアウトレットパーツの「取ってつけた感」が解消されてスッキリ。
リアから。ボディ全体にさらにペーパーを当ててスムースにし、梅雨明けしたらボディ塗装へ進めます。
(続く)
アオシマ1/20 セルボ。
リアウインドウ周辺の造形へ進めました。
セルボのリアウインドウはフロンテクーペ とは違いウインドウ自体が「ガバッ」と開くタイプ。
フロンテクーペはリアウインドウははめ殺しですのでリアウインドウモールを造形します。
ボデイのウインドウルーフ側は丸くなっているので当たりをつけて直線的にカットします。
田宮プラ板を使用しますが1.2ミリ厚を使用すると硬すぎて融通が効かないので0.5ミリプラ板を2枚重ねで。
リアガラスとの兼ね合いをしながらルーフモールを再現。
色々削ってこんな感じで仕上げました。
前後バンパーにはラバーガードが付きますので0.5ミリプラ板を接着して再現。もうキットのバンパーの面影は全くありません(汗)
一番最初に作った丸目4灯グリル。ここまでフロンテクーペ 風味で作ると「差し替え式」にこだわることもないかなぁ。
と思いボツにすることにしました。ここまで作ったフロンテクーペ トリビュートグリルはお湯丸とエポパテでの複製だったので
どうしてもディティールが甘くなってしまいちょっと気になっていたからです。ということで部分部分を丸目4灯の方から再度複製。
グリル上下の平板部分をプラ板から切り出し。
黄色い部分以外はキットのグリルを使って精度を上げていきます。(ライトハウジングは以前と同様バンダイセリカXXから複製)
2代目フロンテクーペ風グリルの完成。
上が初代。下が今回の2代目。センターの「Sマーク」含めてシャキッとしました。こっちを採用決定!
ということで外装パーツ全て出来上がりました。グリルを仮装着しているのでボディとの隙間がありますが、、、
リアから。
梅雨も開けないとボディ塗装へ進められないのでしばらく内装をいじります。
フロントフード上の五角形ルーバー周りの造形(フロンテクーペ は結構造形に凝ってます)をするか検討中。
(続きます)
アオシマ1/20のセルボ。
フェンダーミラー造形と車高調整を行いました。
セルボのフェンダーミラーは左側のような80年代的な四角い形状の物。フロンテクーペ は砲弾型なので右側のようにペーパーで砲弾型にアレンジしました。
その右にあるのはコトブキヤの丸モールドを削って別パーツとしてメッキハウジング&鏡面部として使用します。(塗装も楽できます)
簡単に形状出ししましたがフロンテクーペのフェンダーミラーはコストをかけていたんだなぁ。と実感させます。
キットのワイパーにはワイパーブレードも再現されてますがブレード部をプラ板を切り出して少々延長します。それぞれ洋白線で軸打ち済。
ボディにドリルで穴を開けてフェンダーミラーとワイパーを装着できるようにしました。
続いて足回り。タイヤ&ホイールは1/24用アオシマ別パーツの加工鉄ちんと引っ張りタイヤを合わせます。
1/24で14インチですが1/20換算で12インチ程度の解釈で装着。まずは組説通りに組み上げます。
ボディを乗せます。フロントはチョイ上がり気味でリアはシャフト通しですが下がり気味。リアのホイールセンターは後ろにずれてます。
シャフト通しの位置関係を変更して少し上げとセンター出しすることにします。
フロントは2ミリほど下げます。キットパーツのサスシリンダー部分上側を2ミリカットし、下部分にコトブキヤの丸パイプを使用して辻褄あわせ。
田宮の白いプラパイプを使って写真のように仕上げました。
タイロッドは本来の上下を反転させると2ミリ出っ張った部分で偶然にも使用できたので改修なしで使えます。
シャシー側はプラ板でこんな風に辻褄あわせてアレンジしました。
2ミリ車高下げパーツを組み上げました。サスパーツを取付けのダボ穴は楕円形上にドリルで広げて敢えてグラグラに。
白いプラパイプ横にプラ板の細切りを差し込んでネガキャンになるようにしました。(結構慎重に調整はしてます。)
ボディを乗せます。トレッドとネガキャンもいい感じです。
ボディのタイヤのクリアランスはこんな感じです。ちょっとトレッド面が見えるのが70年代車を弄ってます風な自分好みの仕上げとしました。
リア側はシャフト通し部のチョイ上げとホイールセンター出しでフロントと同じバランスに。
また、アオシマの加工鉄ちんホイールのリア側はとんでもなく深リムなのでカットしてリム幅詰め、フロント側と同じリム幅にして使用します。(同時にタイヤトレッドもカットして幅詰めしました。写真のフロント側が幅詰め後のホイール&タイヤ)
今回も写真が多くなってしまったのでここで終了。
次回はリアウインドウの窓枠(作業済)と性懲りもなくフロントマスクの新造へ(続く)