Dig it ちゃぶ台カーモデル製作記

ちゃぶ台で作ろう!カーモデル

1/24 ハセガワ ジェミニ イルムシャー(その6)

2023年11月26日 21時37分21秒 | 80年代の国産車

ジェミニ イルムシャー。

そろそろ内装も進めます。基本的には塗装以外の追加作業なしのそのまま組みです。

 

キット発売時に話題になったレカロシートのヘッドレストメッシュ部分。

クリアパーツで整形され手軽にメッシュ再現ができる優れもの。

 

キットのクリアパーツ。ただメッシュ部分のモールドに何らかの塗装をしなければなりません。

窪んだ部分にスミ入れするとおかしなことになりそう。凸部分のメッシュモールドにドライブラシするか。。。

何にせよ私には難易度が高く厄介。

 

そこでいつものメッシュを使います。

クレオスの研磨クロス。本来の使い方ではなくもっぱら模型のインテーク部分に使用してます。

タミヤキットに付属のメッシュも結構使ってましたが、カットするそばからパラパラ解れてしまい大きく貼るには問題がありませんが

小さな箇所に使用するには少々問題があってもっぱら研磨クロスを使用してます。

あと、真鍮メッシュも使ってましたがプラキットに傷がついてしまうのが難点。

 

研磨クロスにミッチャクロン噴いて黒くしたものを切り出して装着。(左、ちょっと斜めっているのは内緒だ)

キットのヘッドレスト内側にはクリアパーツの押さえのためのわずかな出っ張りがあるのでそこにフィッティング。

研磨クロス自体に腰があるので楊枝とかで突かない限りポロッと外れません。

保険で流し込み接着剤でヘッドレスト内側上の目立たないところに一筋流しておきました。

 

メッシュ向こう側が透けていて気持ちいい。切り出しからフィッティングまで10分程度。

ボディ被せたら目立たないかも知れませんが。。

今週は内容が薄くこれだけです。(続く)

 

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1/24 ハセガワ ジェミニ イルムシャー(その5)

2023年11月19日 23時57分33秒 | 80年代の国産車

ハセガワ ジェミニイルムシャー。

 

ボディの方はほぼ終わったので改めて面出しとラインチゼルで彫ったスジボリの荒れをペーパーで均しました。

別体のボンネットの後端はプラの厚みがあったので薄く仕上げました。

 

1回目のサフ。客観的に見たいのでひとまずここで放置します。おそらく細かな修正に気づくはずなので。

 

足回りを仮組みしました。ゲートの処理やパーティションの処理は後回し。

マスキングテープと田宮クラフトボンドの点付けです。部品精度が高く全く問題はありませんでした。

 

キットのバンパーを切り刻んだのでシャシーを嵌めるダボ穴は消失。

バンパー側にプラ材で爪を作ってシャシーが嵌められるようにしておきました。

 

 

仮組みした足回りにホイールにタイヤを組んで装着。

ポリキャップを介してタイヤが回転する構成なので結構ぐらつきます。アライメントも決まらないので最終的にはタイヤが回転しないよう接着します。

 

ボデイとタイヤとのクリアランス。2.5mmのアキです。

組立説明書の完成写真を見ても結構空いてます。誤解無くですが実車写真を確認してもこれくらいなので設計値は完璧かと思います。

80年代車はこんな感じでした。タイヤチェーンがきちんと巻けないとダメ。

 

とはいえ模型となると少々重みに欠けて見えてしまいました。

重量感を感じさせる。ということで少しだけ落としてみることにします。

 

ノーマルタイヤ・ホイールなのであまり落としすぎるとサスの抜けたポンコツになってしまいますので程々に。

 

スプリングの下に0.8mmに切り出したマスキングテープを貼って0.8mm分カットします。

小口を成形すると削られるはずなので1mm落とす処理を行います。

サスシリンダー部をカットする前にサブフレームとステアリングロッドに接合するピンを真鍮線で延長しておきました。

 

サスシリンダー部をカット。0.4mm洋白線を軸打ちして接合。フロント側の調整は終了。

 

リア側はサブフレームとリアサスパーツの接合する部分をプラ材で1mm持ち上げるように造形。サスパーツの爪にも1mm延長。

 

こんな感じでリアは簡単にできました。サスパーツ上のピンは長めだったので少々カットして難なくシャシーへ装着できました。

 

調整した足回りを合わせます。

 

たった1mmですが程よくボディを落としました。

 

比較用にもう一度。

 

 

わずかな印象ですが、ボディの重みが感じられて個人的に満足。

これらのパーツを成形・塗装してシャシーを仕上げていきます。(続く)

 

 

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1/24 ハセガワ ジェミニ イルムシャー(その4)

2023年11月15日 23時43分53秒 | 80年代の国産車

先週末 近所のスーパーに奥さんと買い物に行った際、

遠くから野太い排気音とともに現代のクルマとは明らかにコンパクトで真っ赤なボディのジェミニが来るのを目撃。

そのスーパーの駐車場に停まったところを携帯で撮影しました。

オーラ出てます。

 

近づいて後ろから撮影していたらオーナー様が運転席から出てこられました。(ちょうどドアが開いた瞬間撮影)

リアからの写真も日本車じゃないみたい。カッコいい。

 

オーナー様とちょっとだけ会話。(FBにも上げましたが写真掲載ご了承いただきました)

イルムシャーターボにいすゞ車専門のエアロパーツメーカー(メーカー失念)のラス1在庫だったボディキットを装着とのこと。

前後フェンダー・前後エアダム・リアスポイラーにドアミラーと凄みある佇まい。

白いロールケージにワイドトレッドなワタナベホイール。リアシートの背面部分をくり抜いてスピーカーを埋め込んで2名乗車仕様だそうです。

メーカーからの部品供給は期待できなく、部品確保が難しいと仰ってました。ネオヒストリックカーも維持するのが大変ですね。。。

最近のクルマのデザインと比べてなんとシンプルなこと。彫刻刀で彫ったようなショルダーのライン等、力強さを感じます。

 

ハセガワ ジェミニイルムシャー。

完成させていたフロントグリル周りですが、ネットで検索した実車写真や手持ちのハチマルヒーロー誌を参考に作ってましたが

写真左のように縦造形の関係が垂直だと思ってましたが、写真右のように下方向に斜めになっているのではないか?と。

またグリル内の左右の壁も内側に角度を付けて入り込んでいるようになってました。

 

作り直しです。

左右ライトハウジングフレームの内側を削り飛ばし角度を付けた壁を再構築。

その角度に合わせて真ん中のグリルを作り直しました。

後端へすぼめる形状で壁を立てて上下を箱組み。

 

上面は0.5ミリプラ板積層で1.5ミリ厚に。前回は整形時に歪みが発生したので裏側に溝を切って0.3ミリ硬鋼線を埋めて左右上下の振れ防止を施しました。ガッチガッチ

 

前回同様 ボディにあてがって形状出しします。

 

真ん中の横桟バーは前回より少し薄くしました。メーカーエンブレムの台座を面一に埋め込んで仕上げました。

前回バンパーのヨレヨレだったスジ彫りも一旦埋めて彫り直しました。

 

サフ。角度を付けたライトハウジングとグリル。奥すぼみの壁で「コレコレ」の形状となりました。

造形が単純なのでやり直しも苦ではありませんが、資料・写真はよくみてから作れよ!という気持ちでいっぱいです。

 

細かな傷埋めやペーパー充てで終わらせます。

足回りの組立検証へ(続きます)

 

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1/24 ハセガワ ジェミニ イルムシャー(その3)

2023年11月11日 18時00分48秒 | 80年代の国産車

当ブログも開設から15年。画像フォルダも残すところ100枚アップロードしたら一杯になってしまいます。

新たに立ち上げるか、終了するか思案中。

ハセガワ ジェミニイルムシャー。ボディの造形終了しました。

使用キットは「イルムシャー」で「イルムシャーターボ」ではありません。

その後「イルムシャーターボ」がバリエーションで発売されました。

前期イルムシャーターボのバンパーに造形変更してますが、本来「中間グレード」好きな私は穴の空いていないプレーンなボンネットが好み。

そのままキットのボンネットで作ってC/Cグレードに後付けイルムシャーエアロ仕様にした「設定」でも良いか。と暫く考えてましたが

では内装のレカロシートとかそのままなのか。。。何とも中途半端。

造形的には難しくないのでボンネットにNACAダクトを付けることにしました。イルムシャー「ターボ」にします。

ボンネットのために新たにキットを買うかパーツ請求するかで迷いましたが、在庫を増やしてしまうのも悩ましいのでプラ板制作。

ホビーサーチでイルムシャーターボを検索。組説の画像を参考にイラストレータで線画を起こしてプリンターで出力しました。

 

二重線の内側をドリルでドリドリ。

 

ドリル穴をつなげるようにデザインナイフでカット。

 

プラ板で内側にスラントする部分を接着。

 

裏返してスラントした部分の両サイドをプラ板を立てました。

 

開口した部分の周辺に細切りでフレーム。

 

ペーパーで均してこんな感じに。

 

裏側は瞬着を盛ってがっちり補強。

 

実車はスラント部分からダクト開口部分はもっと深いですが好みで控えめにしました。

 

自作した左右ライトの箱がボディ側に固定しずらく不安定だったので切り裂き部分にプラ板を入れて面積アップさせときました。

 

ボディの筋彫りをチェック。ドアウインドウ周辺の段差が甘く感じます。ショルダー部分の凹みモールドも後々黒ストライプが入るのですがちょっと不安。

 

前後プレスドアセンタに走る筋彫り上部が消えいってしまっているのでくっきりさせました。

 

全てのスジにラインチゼルの0.1ミリを数回這わせて深めました。塗装で埋まらないように。。というおまじないみたいなものです。

ショルダーの凹みラインも紙やすりをスースーと入れてクッキリさせました。おまじないみたいなものです。

 

テールライトレンズ装着を確実にするためにボディ側はこのような造形。

 

写真右のようにクリアパーツに爪が立ってます。(左は爪を切り飛ばしたもの)

 

ボディにクリアパーツを合わせると。おお装着が確実!

とはいえボディカラーが分断されてしまうかも。。クリアパーツの爪の部分、色を入れた後のイメージがわかない。。

 

予防処理としてボディ側、爪のかかる部分を光硬化パテで埋めました。メッキパーツもボディ裏に立ったピンにパーツを装着するという確実なもの。(すごい)

 

この方がいつも作り慣れているキットのスタンダードな感じなので安心。

 

前期型グリル・バンパーなど追修正が終わったので様子見サフを噴いてみることにします。

グリルのセンターには「ISUZU」のロゴが付くプレートがありますので追加しておきました。

実車では横桟部にプレートが乗るようですが、そのようにしてみたら取ってくっ付けたようになってしまったので

横桟部の方をロゴプレートがつく分掘り下げてプレートと横桟バーが面一になるようにアレンジしました。

 

バンパーもガタガタを各種パテや瞬着で埋めて仕上げに入りました。が、バンパー上部の追加した筋がヨレヨレでみっともない。

一旦埋めて引き直し決定。

 

バンパー裏はキムワイプと瞬着でがっちり補強してます。(汚い)

 

まだまだ細かな修正が必要ですがカタチになってきました。

 

2代目ジェッタやフィアットウーノみたいなヨーロピアンな佇まい。かっこいい!

 

トランクには小ぶりなスポイラーがつきます。あまりに薄いので位置決めので金属線の埋め込みは止めときました。接着も難しくなさそうなので。

 

ボディいじりは仕上げに入りますがここまで。

次は足回りを仮組してみます。

 

 

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1/24 ハセガワ ジェミニ イルムシャー(その2)

2023年11月04日 10時27分23秒 | 80年代の国産車

ハセガワ ジェミニイルムシャー。

 

 

まだまだガタガタのフロントバンパーは修正が必要ですが。

そのまえに前期マスクの製作。すべて0.5ミリプラ板の切り出しで行います。

 

左右ライト部分の寸法を出してプラ板を切り出し箱組み。この段階では出目金。

 

フロントグリルも箱組み。

 

グリル上部は0.5ミリプラ板を3枚にして1.5ミリと厚みを持たせ。

センター部分には一枚装着。

 

各パーツの上側はボンネット前端のカーブに合わせてゴリゴリを形状出しました。

下側はボンネット前端よりRがゆるいので結構複雑な削り出し。

 

パーツを上から。下側は前方はのせり出しとRが緩い。粗形状出しの終了。

 

フロントライトユニットは同じくハセガワのランサーターボのユニットを型取りパテ複製。

程度のいいものを使用します。

 

クラフトボンド点付けなのでちょっとヨレてますが装着して様子見。

左右ライトパーツは面一にレンズが付くので少し奥まった感じで。

ランタボのライトユニットもさらに奥まった部分に収まります。

グリルはボンネットと面一。

 

大きな造形も終わって前期型のカタチになりました。これの時 より造形的には楽でした。

細かな修正はこれから。

 

リアバンパーは前期型ではバンパラバー(というのか黒い部分)の位置が違うので筋彫りの引き直し。

 

一回サフ噴いて傷消し・修正へと進めます。(続く)

 

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