ランエボ完成。
途中、色々なキットに手を出しているので1年半かかりました。

1993年、一時代を築いたランチアデルタは前年でワークスが撤退し、ジョリークラブでの参戦となるが
マシンの開発も停滞気味に。ヨーロッパ勢では新型フォードエスコートが善戦するも、
同じく4WD+ターボの組み合わせの日本車勢が席巻。トヨタ、スバルがチャンピオンへとなりだしたWRC。
モデルチェンジしたギャランからよりコンパクトなランサーへとスイッチした三菱も、
フルモデルチェンジしたエボルーション4とマキネンとの組み合わせで後年チャンピオンを獲得した。

長谷川からはモンテカルロ仕様も発売されていましたが、箱絵のかっこよさから「ポルトガルラリー」を購入。
ギャランVR4を思い出させる三菱石油カラーがカラフル。

購入から15年近く経ち、デカールに相当なダメージがあった。
黄色で印刷されているのか?と感じさせる程に白い部分は黄変。
またひび割れも激しく水に浸けるとバラバラになってしまいました。
サードパーティから高品質なデカールが発売されてはいますが、
太陽光ブリーチで黄ばみを除去した後、デカールマイクロリキッドで保護層を作って何とか貼り込みました。
デカールでも用意されていますが、赤・銀・緑・青は塗装で対応。

フロントのボンネットフックの前の「RALLI ART」のデカールを貼り忘れるエラーも。。。
フロントグリルはモールドでしたが開口。切り出した三菱マークを薄々に削り塗装後貼付け。
各部メッシュは田宮のナイロンメッシュに変更。

足回りはターマック仕様へとギリギリまで車高を落としてみました。
また、市販バージョンと同一と思われるホイールは小径に感じたので田宮のエボ5からホイール&タイヤを拝借。
仮組では大き過ぎたかなぁ。と感じていたが完成すると迫力あっていい感じになりました。

内装はそれなりに組んでみたが、ボディを被せればほとんど見えず。
フロント、リアガラスはデカールを貼付け後クリア&研ぎ出し。
リアの熱線モールドもペーパーで消したあと磨き出し。
ホイールにホイールアーチ後方。マッドガード、マフラーエンド、タイヤマーキングは軽めに汚してみました。

箱絵のイメージで。
あえて言えばデルタやエスコートほどカッコ良くもないランサーですが
モンテ、コルス、カタルニアのターマックで、
サイドターンする姿は何の変哲もないセダンだけに妙にカッコ良かった。
キットはデルタ程シャシーの組み合わせに気を使わず問題なし。
各エッチングパーツやシートベルトにマッドガードも付属。
さっと組んでも精密感あふれる長谷川のキットは本当にいいね~。