日産オースター。前回のインパネと同時に出来上がっていたフロント・リアシートの造形になります
ベースとなったTE71カローラのパーツをできるだけ使用します
前後シートには細かなシボのモールドがありますが消す方向で
カローラのキットは元々モーターライズ仕様でシャシーに電池が収まるスペースがあります
リアシートは電池スペースの上に載るためバックレストが天地に浅くなってます
写真右のフジミ71クレスタのリアシートに変更することにします
シャシー側の電池ボックスの出っ張りは前回記事の時にすでにカットしてます
カローラとは車格・全幅が違うのでそのままでは収まりませんのでマスキングテープ幅程度をカットして詰めます
シート両端部分を残してカットしました
両端部分を接着しました。段差部分はパテで処理します
リアスピーカー形状もオースターのものに合わせて修正します
シート本体の横方向の筋彫りを埋めてオースターのシート形状の筋彫りを入れました
オースターは英国日産でも生産されていた車両。当時の国産車では疎かな扱いだったリアヘッドレストとは違い
しっかりした形状なのでプラ板とパテでボリュームアップしました
クレスタのリアシェルフについていた空気清浄機?のようなモールドは削ってプラ板で塞ぎました
スピーカーもそれなりに整えました
幅を詰めたシートもボディに収まりそうです
フロントシートに移ります
ヘッドレストをカットし、シート本体の縦方向の筋彫りを埋めました。また、シート裏面はプラ板で塞いでおきました
作っているオースターは上級グレードのスポーツシートが装着されています
カローラのシートは普通の形状なのでシートバック左右と座面左右のボルスターのボリュームを上げます
目見当でパテ盛りしても運転席と助手席で差異が出てしまう可能性が高いので
0.5ミリプラ材切り出しをシートバック左右2枚で1ミリ。座面左右は1枚貼ってアタリをつけました
リアシート同様にオースターのシートパターンの筋彫りもいれました
光硬化パテでボルスター形状を出しました
オースターのランバーサポートは、同時代のセリカXXやAE86のような手動式のエアポンプではなく電動式エアポンプを奢っていた贅沢仕様でした
ヘッドレストは80年代的なドーナッツ形状のもの。同時製作中のフジミアウディ90のものがイメージぴったりだったので複製しました
色々やってみたので一旦サフを噴いて様子確認。はい。ガタガタヨレヨレです
ドアインナーパネルも71クレスタのものを一部モールドを削って流用します
前回作ったインパネもガタガタ。。。
とりあえず内装はカタチになったのであとはひたすらパテ盛り削り出しで仕上げに進めます
黒とダークグレーでの色分けなのでそこそこで良いかなとも思っておりますが
ドアインナーパネルとダッシュボードはボディ側への接着となります
これで全てのパーツをカタチにすることが出来たので、あとはボディも含めて細部の仕上げとなります
続く