アリイのBMW 3.5CSL 田宮ポルシェ935のタイヤ&ホイールを流用するためフィッティングを行いました。
前回素晴らしい合いを見せたリアウイングですが、1975仕様のフロントエアダムに対して1976仕様のウイング形状のようです。
あまりキットのパーツからチェンジしたくは無いのですが、どちらかというと1975仕様のウイングの方が形状的に好みです。
写真はプチガラージュの作例で1/12のキットからの写真(雑誌を撮影したので歪んでいます)
気になって仕方がないのでここは1975仕様のウイングへと作り直します。形状は単純なので0.5ミリプラ板から切り出しました。
田宮クラフトボンドで仮止めしてます。
シャシーのこの部分。前回記事の最後の2枚のようにボディとシャシーの合わせが良くなくボディが内側に入り込んでしまいます。
ボディの入り込みを無くすためシャシー側に「止め」のためにプラ板を立てました。
ボディが入り込まず上手く収まりました。
ボディの様子を見るためサフを噴きました。ボディは剥離剤が変色して黄色ぽくなっていました(ボディ加工でヤスると真っ白になりました)ので
加工した箇所以外も足付けも兼ねてスポンジヤスリで黄色が無くなるまでヤスりました。何となく中性洗剤のみの洗浄だけではヤバそうな感じがたので。
サフ噴き後のシャシーにキットのホイールとタイヤを合わせました。
やはりタイヤが小さく、そのタイヤに合わせたボディのホイールアーチのバランスも迫力に欠けます。
左の上下が田宮ポルシェ935のタイヤ&ホイール。右がアリイのパーツ。田宮のセットを流用すると迫力が増しますね。
ボディのホイールハウスの形状を出します。
目見当でやると失敗するので、実車の写真をイラストレータで取り込みパスを切ってアウトラインを作りました。
何種類か紙で出力し、まずは小さめのアウトラインをボディにあてがい、
鉛筆で線を引き、リューターでゴリゴリ削ります。
シャシーには前後ともシャフト通しで取り付けます。
プラ板にドリルで開口したパーツを作りズラしながら様子を見て実車の写真を参考に車高とホイールセンターを出してがっちり接着しました。
ボディを乗せました。迫力が増しました。リアのホイールアーチ形状はペーパーでもう少し広げて行くと良くなりそうです。
リアホイール&タイヤ。もうちょっと小さいとさらに良くなりそうですが、それは贅沢というものですね。
車高はもう少し上げると当時の競技車両ぽくなりますが、今回はこんな感じで進めます。
形が決まりつつあるので細かな修正と傷消し作業に進めます。
リアウイングの翼端板がちょっと高めかな。もうちょっと削って下げることします。
続く