Dig it ちゃぶ台カーモデル製作記

ちゃぶ台で作ろう!カーモデル

アリイ 1/24 BMW 3.5 CSL (その2)

2022年02月27日 18時53分35秒 | ヨーロッパ車

アリイのBMW 3.5CSL 田宮ポルシェ935のタイヤ&ホイールを流用するためフィッティングを行いました。

 

前回素晴らしい合いを見せたリアウイングですが、1975仕様のフロントエアダムに対して1976仕様のウイング形状のようです。

あまりキットのパーツからチェンジしたくは無いのですが、どちらかというと1975仕様のウイングの方が形状的に好みです。

写真はプチガラージュの作例で1/12のキットからの写真(雑誌を撮影したので歪んでいます)

 

気になって仕方がないのでここは1975仕様のウイングへと作り直します。形状は単純なので0.5ミリプラ板から切り出しました。

田宮クラフトボンドで仮止めしてます。

 

シャシーのこの部分。前回記事の最後の2枚のようにボディとシャシーの合わせが良くなくボディが内側に入り込んでしまいます。

ボディの入り込みを無くすためシャシー側に「止め」のためにプラ板を立てました。

 

ボディが入り込まず上手く収まりました。

 

 

ボディの様子を見るためサフを噴きました。ボディは剥離剤が変色して黄色ぽくなっていました(ボディ加工でヤスると真っ白になりました)ので

加工した箇所以外も足付けも兼ねてスポンジヤスリで黄色が無くなるまでヤスりました。何となく中性洗剤のみの洗浄だけではヤバそうな感じがたので。

サフ噴き後のシャシーにキットのホイールとタイヤを合わせました。

やはりタイヤが小さく、そのタイヤに合わせたボディのホイールアーチのバランスも迫力に欠けます。

 

左の上下が田宮ポルシェ935のタイヤ&ホイール。右がアリイのパーツ。田宮のセットを流用すると迫力が増しますね。

 

ボディのホイールハウスの形状を出します。

目見当でやると失敗するので、実車の写真をイラストレータで取り込みパスを切ってアウトラインを作りました。

 

何種類か紙で出力し、まずは小さめのアウトラインをボディにあてがい、

 

鉛筆で線を引き、リューターでゴリゴリ削ります。

 

シャシーには前後ともシャフト通しで取り付けます。

プラ板にドリルで開口したパーツを作りズラしながら様子を見て実車の写真を参考に車高とホイールセンターを出してがっちり接着しました。

 

ボディを乗せました。迫力が増しました。リアのホイールアーチ形状はペーパーでもう少し広げて行くと良くなりそうです。

リアホイール&タイヤ。もうちょっと小さいとさらに良くなりそうですが、それは贅沢というものですね。

 

車高はもう少し上げると当時の競技車両ぽくなりますが、今回はこんな感じで進めます。

 

形が決まりつつあるので細かな修正と傷消し作業に進めます。

リアウイングの翼端板がちょっと高めかな。もうちょっと削って下げることします。

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アリイ 1/24 BMW 3.5 CSL (その1)

2022年02月24日 18時08分59秒 | ヨーロッパ車

新しいキットに着手します。アリイのBMW 3.5 CSL。メーカー同士激しいレースを展開したシルエットフォーミュラマシン。

このキットは当時オオタキから発売されていたものでアリイが金型を引き継ぎ現在でも入手可能です。

レースで戦っていた当時のキットで1975年のレース仕様で45年以上も前の製品です。

3.5CSLは人気があり、日東やLS、ニチモにマルイ。そしてオオタキ等 各種スケールでモデル化されてました。

オオタキのキットは1/12でも発売されており、その金型は童友舎にわたり最近は見かけないものの

20年くらい前までは模型店の最上段でよく見たものです。ヒロシさんも組まれてましたね。

 

 

入手したのは1999年頃の今はなきミスタークラフト。当時価格で1,200円(定価1,500円)

現在流通しているキットでも定価1,980円で店頭価格では割引もされています。

アリイのオーナーズクラブは店頭で多種多様なキットを今でも見ることができますがどれも価格が安い。

原材料高騰を理由に高めの価格設定がされた再販キットを知るにつけ「アリイは商売っ気がない。というかエライなぁ」と思わせるものがあります。

 

そんなオオタキのCSLですが家の雑誌を見ただけでも3誌出てきました。

一番の衝撃を受けたのは23年前のモデルカーズ。オオタキのキットをベースに76年仕様へ改造。デカールも自作という驚愕の逸品。

ヒロシさんのモビーディックが表紙を飾るオートモデリング。

右は休刊からかなり経っている模型誌としてかなり好きだった伝説の雑誌プチガラージュ誌。

いずれの雑誌でもオオタキのキットはフルディティールへ改造され、

誌面記事はご紹介できませんが、それら作業に耐えうる時代を超えた好キットであるというのがわかります。

 

模型誌の作例のようなものを作り上げる腕もなく、何よりアリイのキットをきちんと作って。をテーマにそのまま作ってみることにします。

ボディパーツはメインボディにフロントパーツや前後の張り出したフェンダーや開閉式ドアを取り付ける構成。

 

各模型誌で交換されていた田宮ポルシェ935用のホイールとタイヤは1998年に久々の再販時にアフターサービスから購入していました。

今回このセットを合わせます。

 

メインボディの前フェンダーとドア部分にはランナーが成形されています。

ボディの変形を防ぐブレースとなっていて1975年製オオタキのキットの実直な設計に正直驚きます。

またドア開口部前方のモールドは一体成形では抜きの関係から再現できないパネル。フェンダーを別パーツにすることによりパネル化が実現されています。

 

リアフェンダーも同様に別パーツなのでドア開口部後方のパネルがきちんと再現されています。

 

フロントフェンダーパネルを充てて見ます。古いキットなので当然そのままではフィッティングは悪いです。

 

リアフェンダーも同様。

 

でも以前作った旧オオタキのフェアレディZ432の時もそうでしたが面出し等をきっちり行うと素晴らしいフィッティングになります。

このあたりはオオタキのキットに絶大な信頼のおけるところです。

 

フロントのモールドのぎこちないところのみ光硬化パテを盛って。

 

フロントフード前方のヒケも修正。

 

エアダム・フロントフェンダーもかっちり収まりました。

 

1箇所だけボディをいじります。リアバランスパネルの天地が実車写真と見比べて浅く、少々天地が大きな燃料タンクがここまで見えてしまってます。

 

1.2ミリ厚のプラ材で粗造形。

 

エポキシパテで整えました。この先燃料タンクもカットしてもう少し上にあげれば随分と良くなります。

 

リアスポイラー・リアウイングも恐ろしく良好にボディに合います。

 

左右の翼端板は0.5ミリほどの厚さに削ってます。メインウイングは平な板なので翼形状に削ることにします。ダボ穴の処理はも少し後に。

 

以上で仮組み終了。奥まった部分の多いシルエットフォーミュラカーですが、ボディ塗装を考えれば説明書通りに塗装後の組み立てたが良さそう。

今回はかっちり組み上げたいので開閉式ドアも含めて全てを接着してしまいました。

 

古い設計のキットながらかっちりパーツが組み上がり、シャシーとの接合もまるで現代のキットを作っている感覚になります。

一度サフを噴いてから田宮のタイヤ&ホイールに合わせてフェンダーのオープニング加工を行います。

 

続く

 

 

 

 

 

 

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次のプラモは

2022年02月22日 22時16分12秒 | 日記

ブログ公開後。最後に追記あり。

 

ランボルギーニシルエットを仕上げた後、

弄りすぎたボディを完成まで持っていくにあたり気持ちよく作れていないなぁ。出来もイマイチだったり。

スッキリと模型趣味を満喫するべく基本に戻りたい。そのように感じるようになりました。

 

一番完成に近いのがフジミの27レビン。

これもグリーンエリアの拡張にボディは5分割しフロントオーバーフェンダーの位置を下げる等行ってますが

3年半放置のボディのクリアはカチカチ。ラプロス8000番まで磨いているので後はコンパウンド仕上げ。

その他のパーツも塗装を済ませれば完成まで持っていけます。これが一番先でしょう。

 

 

クリア完了から半年経っているこの2つも磨いてその他パーツを塗装すれば完成も近いです。

 

 

ボディ切断系ではコロナクーペもサフまで戻ってしまいました。

昨年再販されたキットも一個購入したのでいっそやり直そうかとも思いますが、、どうしたものか。

この ボディがこんなことになってしまったの、コロナ用に仕立ててあったパーツはカリーナクーペに使ってしまいました。

再販があったとはいえ貴重なボディを捨ててしまうのは忍びないので再生させることにします。

 

そして最後の切断系仕掛品。アオシマ/イマイの70カローラ。

数年前に前期型丸目4灯が新規パーツで発売されましたが、このボディはイマイ時代からある後期型ボディ。

前期型4灯キットも発売時に購入してます。

 

いつ頃仕上げたか覚えてませんが、恐らく6年くらい前にこのようにしていました。

ボディ横面を四箇所カットして2ドアセダン化。その後ボディ幅を3分割して2.5ミリ全幅を詰めてます。

途中途中の写真があるので製作記としてご紹介できればと思ってます。

 

弄りすぎたキットの未完成品が出来上がったら最新にキットなど組んでみたいと思います。

 

 

投稿後40分後に某SNSで新たな参加型モデリングの告知がありました。

アリイのキットを作ろう! ということで基本工作に立ち戻るにふさわしい素材です。

これを作るために1998年の田宮935ターボ再販時にホイールとタイヤをパーツ請求で購入していました。

これもお告げである。ということで4月末の締め切りに(間に合うか?)間に合わすべく着手してみたい。

 

 

99年に今はなきミスタークラフトで購入したキットの箱を開けたら

田宮のBMW320ターボ用のアートカーデカールとエッチング。

サンクターボ2用のデカールが出てきた。当然忘れていただけに何だか得した気分。

 

 

 

 

 

 

 

 

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1/24 マルイ フェアレディ260ZGレーシング(完成)

2022年02月18日 00時29分38秒 | 1/24 東京マルイ フェアレディ260ZG

途中アオシマからゴッデイマグ付きのキットが出たり、田宮からは完全なる新製品240ZGが発売されたりと

着手から3年半の完成までに色々とありました。

それら製品は購入もせずマルイのフェアレディ260ZGレーシング 完成しました。

 

 

Gノーズ先端へ向けて1ミリほど削って下方向に修正。

尖っているフロントバンパーも丸みを帯びさせつつ形状変更させ、マルイの似ていないとんがりフロントノーズ周辺を造形し直しました。

 

ヘッドライト周辺の形状も小さくイメージが違うので大きく削ってえぐりました。

ヘッドライトカバー周辺のメッキモールはキットでは省略されているので細切りプラで造形。ヘッドライトカバーはヒートプレス。レンズはモデラーズのパーツにて。

キットにはパーツが付属していないワイパーはエッチングで。フェンダーミラーはジャンクからセブリングタイプを装着。

 

 

天地に浅いサイドウインドウグラフィックは2ミリほど広げレインドロップモールやドアメッキフレームは全て作り直しました。

ホイールはアルミ削り出しのリムにニチモバイオレットターボの神戸マグからスポーク部を流用。

 

テールレンズ一体モールドの塗り絵パーツであるリアガーニッシュはテールレンズをクリアレジンで複製。

塗装が楽になりました。表面にモールドがありますが、もちろんキットの味を残すためそのままです。

モータライズなのでモーターの出っ張りがモールドされていたシャシー側を切り取り、燃料タンクをプラ板で造形し装着しました。

 

マルイキットのウィークポイントであるゴムタイヤから発生するガスでデカールに大きなダメージが。

ガスでダメになった部分は自作デカールに置き換えました。

 

小学校6年の頃、地元のスーパーで珍しいリアからのイラスト箱絵に憧れました。

結局買って作ることはなかったですがあれから45年を経て完成することに。

ニチモのグラチャン ギャランGTOとかリアからの箱絵って結構萌えるんですよね。

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1/24 マルイ フェアレディ260ZGレーシング(11)

2022年02月15日 19時13分09秒 | 1/24 東京マルイ フェアレディ260ZG

マルイの260ZG。完成までもう少し。

 

だいぶ古い写真ですが、ルーフ形状とガラス面積を拡大したのでウインドウパーツのフィッティングがズレてしまいました。

クリアパーツは目視しやすいのと表面のうねりを解消しやすくするためサフを噴いてます。

 

クリアパーツのうねりは600番のペーパーから始め8000番のラプロスまでヤスリをかけ各種コンパウンドで仕上げました。

ウインドウパーツは4分割にカット。小口を黒のマーカーで縁取りしクリアパーツの厚みを軽減させます。

 

クリアパーツを接着。フィッティングもまずまずです。

 

下げすぎた足回りはシャフト穴にシムを1ミリ追加して上げる方向で調整。

 

 

前回より1ミリ車高を上げました。実際の競技車両はもっと高いです。

模型的にはこの辺でいいかな と納得させます。

 

悩ましかったのはワイパー。キットにはパーツ化されていません。

当時の写真を見ると外している場合もあったようです。天気もよく雨の可能性が低い場合は取り外してレースに臨んでいたような。

画像検索で2枚のみヒットした写真でもワイパーは確認できません。

ただ模型的に見ると手抜きのように見えてしまい少々残念。ということでワイパー付けることにしました。

ジャンク箱を漁るも適当なものが見つからず。あまり好みでないエッチングパーツを使用します。

というのも、古いキットに中途半端に精密なパーツを装着すると妙な違和感を感じてしまう。のは自分だけでしょうか。

 

 

セミグロスブラックに塗装して装着しました。

キットにはフェンダーミラーもパーツがありません。

箱絵にもミラーが装着されてませんが、いくらなんでも競技車両でそれはないだろう。

ということで当時の写真を参考にジャンク箱からセブリングミラーを引っ張り出してメッキシルバーで塗って取り付けました。

 

リアパネルは塗り絵パーツでしたがテールレンズユニットを型取りしてクリアレジンに置き換えてます。

表面にレンズカットのモールドがありますが、もちろんキットの味を残すためそのまま。

塗り分けがしやすくなった程度のディティールアップです。

バンパーは240Z GTSや他の車両を見ると外されていることもあります。重量物ですしね。

実車写真でもバンパーは装着されているのでもちろん装着しました。

最初。残り20%くらいになったガイヤのスーパーミラークロームで塗装しましたがメッキ感が開封時より落ちてしまったようでイマイチ。

新品を開けて塗装し直しました。残り20%でも入手しづらく割と高額な製品だけに少々残念。

バンパー下にはモーターライズシャシーのためにオミットされていた燃料タンクをプラ板箱組で追加してます。

 

 

フロントライトのヒートプレスガラスとバンパーを装着。フロントウインカーはパーツ化されてます。

 

 

途中やすみを入れながら3年かかって完成しました。

 

ほこりを綺麗にし、クリーニングしたら完成写真を後日撮りたいと思います。

 

 

 

 

 

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