ジェミニ イルムシャー。
前回シャシーを組みましたが、それより前にボディ塗装を済ませてました。
ボディの方はサフの上からEXホワイトにブルーを加えた水色を下地として塗装しました。(上手く撮れず、、実際はもっと濃い水色です。)
ルーフのマスキングテープは意味はないです。
ボディ色は3ドアにあって4ドアに無かった「セイシェルブルー」にします。
後期型にはディーラー特別仕様車として設定はあったようですが、
前期型のカタログ表紙やCMにもイメージカラーとして設定され、FFジェミニといえばセイシャルブルーのイメージが強いのに
なぜか4ドアには設定されず。軽快な3ドアにくらべ保守的な4ドアには冒険を避けた。のかも知れませんね。
使用するのはフィニッシャーズの「セルリアンブルー」で10年前に買って蓋も開けずに保存していたもの。
確かレイトンハウスブルーを再現する塗料だったと。
カタログやネットの写真、アシェットの国産名車シリーズの3ドアジェミニのボディ色を見ると若干赤みを感じるので色の源のマゼンタを少々加えてみます。
左がセルリアンブルー原液。右がセルリアンブルーに楊枝の先に少々付けた色の源マゼンタを加えたもの。
いいんじゃないか。。と思い右の塗料で塗装したら何か濁ったような色調になってイメージが違う。
さっさと塗装を止め、セルリアンブルー原液ママのほうに切り替えて塗装しました。
塗装終了。写真を撮るのが難しい色です。ほぼ脳内イメージ通りに塗れました。
フロントフェンダーに貼るフェンダーとボディ接合箇所のゴムラインやボディショルダーに入る黒ストライプはデカールで用意されますが
ボディの凹モールドに対して若干太いように感じました。
実車は黒ストライプに対してプレスのショルダー部分がきっちり見えています。
メーカー完成品写真を見ても凹モールドからはみ出して余れているように感じたのでエナメル塗料を流して塗装しました。
ボディ筋彫りは黒ストライプを立たせるためにニュートラルグレーにしました。
ホイール本体は未塗装だけどホイールカバーを載せて。
ドアとフューエルリッドのキーホールにつくデカールはシルバーで雰囲気もよく良い感じで仕上がります。
フロントの黒セラ部分を付属のマスキングシートを使用して塗装。やはりクリアパーツの張り込み用ガイドのモールドの処理は正解だったようです。
デカールを自作しました。(誤って反転文字にするのを忘れた)
印刷面にデカールのりを塗って貼りました。
いすゞアスカのイルムシャーの広報写真や当時見た実車のリアウインドウに誇らしげに貼られていた「EUROPIAN SPIRIT by ISUZU」の白文字。
FFジェミニにオプション設定されていたかは知りません。こんな痺れるフレーズを無視するわけに行きませんので再現しました。
リアウインドウの黒セラ塗装は組説ではありませんが上記の文字デカールを貼るために左右と上側も黒くしておきました。
これらは熱線デカールをマスキングテープで持っていかれるのを避けるためグッドスマイルレーシングの黒ストライプデカールを貼って対処しました。
ウインドウ類はブロンズガラスなのでほとんどやらない塗装をガイヤのクリアブラウンを薄めて3回ほど載せました。
薄めたとはいえ噴きつけ時の波状というかウロコ状というかムラムラになってしまうので少しでも解消させるめ
EXクリアを3回ほど上塗り。最後はとっぷり塗装してラプロス6000から磨き出してコンパウンドで磨きました。
今更ですがドア下に付くエアロスカートはイルムシャーターボとは形状が違うようです。
検証と造形は面倒なのでキットのパーツそのまま付けてます。
前回のシャシー裏を白くしたのは「白ボディをセイシェルブルーで全塗装した」私的設定にするためでした。
前期イルムシャーターボは白・赤・濃紺と走りを感じさせるスポーティなボディ色ですが
セイシェルブルーやCMで出てきたようなイエローなどもあっても良かったような気もします。
なのでこのキットを作るならこの色!しか考えてなかったです。
ボディ色からクリアまで終えて3週間くらい経つのでそろそろ磨きますが、
すでに塗装を終えている内装の組み立てに (続く)