BMW3.5CSL。リア周りの組み上げへ進めます。
このキット唯一の難問。赤整形されたウインカーやテールレンズパーツ。できれば透明パーツでお願いしたいところではあるが
旧大滝製品のフォーマットをそのまま整形している真面目さに頭が下がる思いで複雑でもあったり。
なぜかバックランプはウインドウ類とともに透明クリアパーツとなってます。
まずはサフを噴いてパーツを整形しました。(左は整形後にサフを拭き取ったところ)
ベースとしてシルバー塗装後にクリアオレンジとクリアレッドで仕上げ。昔のキットにありがちなレンズカットのモールドが表面にあるタイプです。
フロントウインカーのモールドがとても派手派手で気になります。
表面にエポキシボンドを盛ってレンズカットのモールドを解消させます。普通のクリアパーツのようにしました。
エポキシボンドの表面を削って平滑にすれば尚良さそうですが面倒なのでそのまま組みました。
リア周りで一番緊張する箇所を仕上げます。ルーフ後端につくスポイラーに0.3ミリ洋白線で軸打ち。
ウイングは伸ばしランナーで軸打ち。
翼端板を瞬着で固定。出っ張った伸ばしランナーはデザインナイフでカット。
先に接着していたリアフード後端のスポイラーに翼端板を乗せて接着。
翼端板前方から水で溶いた田宮クラフトボンドを毛細状に流し込んで固定しました。
ルーフエンドスポイラーも装着。
リアウインドウ脱落防止ステーはキットにもパーツ化(!)されてますが、厚みが気になるので0.2ミリプラペーパーを切り出してペタっと貼りました。
給油孔のなかにコトブキヤ丸モールドのパーツをスーパークロームシルバー2で塗装して雰囲気デッチアップ。
リアフードキャッチは流用できるものがなかったのでプラ板等で適度に造形して装着しました。
その横の丸いパーツはコトブキヤパーツとエッチングで適当に再現。
ルマンでの夜間走行時に照らすナンバー識別灯はピット側(右ドア)に2個。
反対側(左ドア)は1個ですが、付け忘れたみたいに感じなくもないので両方2個つけました。
アオシマのTE70カローラのナンバー灯を使用。レンズにエポキシ盛ってレンズ表現しましたがほとんどわからないです。
ということで全てのパーツがつけ終わり完成となりました。フロントウインカーのモールドもエポキシボンド盛り付けのおかげで控えめになりました。
クリーニングしたら完成写真を撮ることにします。(了)