中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
1244話)カンムリキンバイ(金蓮花)の種

1226話でカンムリキンバイ(金蓮花、Trollius chinensis)について書き、花の写真をごらんになっていただきました。最初の花は大きかったものの、だんだん小さくなりましたが、最終的に4つがみな咲き、いまは種になろうとしています。
花1つにかなりの数ができるようで、黒くなっているところは裂け目から種子が顔をのぞかせ、熟しつつあるのがわかります。いま青いものが熟するころには、早く熟したものは落ちてしまうでしょうから、採種がむずかしそう。
中国のポケット図鑑『常見野花』(中国林業出版社)にこの金蓮花が載っており、その紹介文に、清の康煕帝は山西省の五台山から万株を承徳の離宮に移させた、乾隆帝はこの花を讃えて詩を書いたとあります。なるほど、黄金色で、豪華な花姿は権力者ごのみなのかもしれません。

でも、そのまねぐらい、私にだってできるかもしれません。この種子を採って蒔いて育て、その子の種を蒔いて育て、やがて1万本くらい軽いでしょう。待てよ。それをどこに植える? そのまえに、どこに種を蒔く?
花1つにかなりの数ができるようで、黒くなっているところは裂け目から種子が顔をのぞかせ、熟しつつあるのがわかります。いま青いものが熟するころには、早く熟したものは落ちてしまうでしょうから、採種がむずかしそう。
中国のポケット図鑑『常見野花』(中国林業出版社)にこの金蓮花が載っており、その紹介文に、清の康煕帝は山西省の五台山から万株を承徳の離宮に移させた、乾隆帝はこの花を讃えて詩を書いたとあります。なるほど、黄金色で、豪華な花姿は権力者ごのみなのかもしれません。

でも、そのまねぐらい、私にだってできるかもしれません。この種子を採って蒔いて育て、その子の種を蒔いて育て、やがて1万本くらい軽いでしょう。待てよ。それをどこに植える? そのまえに、どこに種を蒔く?
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採種法ですが、ティーバッグなどの袋を花の跡にかぶせておけば、落ちずにすみます。でもたくさんありますから、何もしないでも十分取れるのではないでしょうか。
中国のネット通販に金蓮花がでて、この写真とTrollius chinensisの学名があったので、注文したところ、届いたのはナスタチウムでした。