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1017話)守口堡のアンズ

台木の伸びたアンズに、現場で優良品種の枝を接ぎ木して、問題を解決した話を前回にしました。それにはおまけがついたのです。

なるほど、このようにすれば、どんなアンズの木にも、いい実をならせることができるんだ、と村の人が気づいたのです。そして、守口堡の万里の長城の付近には、土杏(トゥシン)と呼ばれる実生の大きな木があります。実はなりますが、小さい。なかにはおいしいものもありますけど、みなそうとはかぎらない。その太い枝を切って、そこに優良品種の枝を接ぐ、ということをやったんですね。何本も、何本もやられました。

全ジャスコ労働組合が植えた苗への接ぎ木は、時間がたって、写真に撮ってもわからないくらい、一体化が進んでいます。でも、大きな木に接いだのは、時間的に遅れてますから、いまみても、そのようすがよくわかります。

前中先生によると、果物は品種の流行りすたりが激しいので、日本でも現場で高接ぎをして、品種を更新することが多いそうです。リンゴはとくにそうだということです。

1日に2回以上は、このブログ、書かないのを原則にしているんですけど、明日の早朝、北京に発ちますので、今晩のうちにアップします。
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