中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
1006話)応県の木塔(3)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/cb/fefb6ed4f62764b37f6429c1e195a10c.jpg)
日本のお寺の建物なんかにくらべると、ああ、大雑把だなあ、と感じます。よくいえば、骨太。それにしてもですよ、よくこんな技術が発達したものです。
このような技術が単独で発達するわけがないんですね。この塔が創建されたころまでは、たくさんの木造建築物があり、そのなかで発達した技術の粋を集めて、この塔が建てられたのでしょう。
宋・金代以前の木造建築物が、山西省にはこの木塔を含めて106か所残っていて、それは全中国の70%以上を占めるのだそうです。
木も草も乏しい山の連なりをずっとみてきた身としては、とうてい信じられないようなことですけど、歴史的にはこの周囲に大きな森林があったんですね。この塔はその証人でもあると思います。
このような技術が単独で発達するわけがないんですね。この塔が創建されたころまでは、たくさんの木造建築物があり、そのなかで発達した技術の粋を集めて、この塔が建てられたのでしょう。
宋・金代以前の木造建築物が、山西省にはこの木塔を含めて106か所残っていて、それは全中国の70%以上を占めるのだそうです。
木も草も乏しい山の連なりをずっとみてきた身としては、とうてい信じられないようなことですけど、歴史的にはこの周囲に大きな森林があったんですね。この塔はその証人でもあると思います。
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