496話)八分咲きの山桃

 前日の天気予報によると、26日の最高気温は2℃、最低気温は-5℃です。日本からきている専門家のみなさんと、霊丘県の南天門自然植物園で活動しました。午前中、私は海抜1100mのラインにあるナラの林にいきました。

 その途中に野生のモモ(山桃)が集まっています。4月初めにきたときは、まだつぼみが固く、李向東は「例年より3週間は遅れています」といっていました。今回はすでに開いています。満開の手前の八分咲きといったところ。風がなく、寒くはありません。最高気温2℃の予報は完全にはずれました。

 大同事務所の小李がやってきました。花の前に立ってもらって、写真を撮りました。事務所にきて8年目になるでしょうか。もともと性格が強く、なにごとにも臆するところなくぶつかっていきますので、たくさんのことを体験しました。

 その彼女が、携帯電話を手にして、「大同の市内は大雪です。この天気が霊丘にいくかもしれないので、できるだけ早く山を下りるようにという連絡です」といいます。大同ではめったに雪がふらないので、ちょっとの雪でも大げさに騒ぎます。私はそう思っていました。
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Unknown (土八路)
2010-04-28 05:50:23
モモの花より、李海静さんのほうが美しくて逞しい女性ですね。彼女によろしく伝えてください。
 
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