493話)代替地

 環境林センターの代替地として、大同市が提供してくれたのはポプラの林です。中華人民共和国の建国(1949年)直後から、大同市の周辺では大々的な緑化運動が取り組まれました。首都北京の水源を守り、風砂を軽減するためです。  植えられたのは小葉楊という在来のポプラです。最初はよく育ったものの、途中からいじけてしまいました。苗が小さなあいだは必要な水は多くありませんが、大きくなるにしたがって、水不足が深 . . . 本文を読む
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