489話)温増玉さんの息子

 渾源県下韓郷中韓村を訪れ、農家で昼食をごちそうになるときのことです。1人の男から話しかけられました。「私の姓はワンというんだけど、心あたりがありませんか?」。私は、「ああ、王さんねえ?」。王だったら、知り合いのなかにも多すぎてわかりません。  私の中国語は、ここで覚えたものです。聞くほうはちょっとはきけるようになりましたが、話すほうはまったくだめ。聞くほうも、相手がなにをいいたいかをとっさに判 . . . 本文を読む
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