118)雁門関

 すぐそばを走りながらいつも素通りする雁門関をやっと訪ねました。『楊家将』に刺激されてのこと。山西省北部で二重になっている長城の、内城のもっとも重要な関所がここで「中華第一之関」の巨大な額がかかっています。大同とその周辺が昔から雁北と呼ばれたのは、雁門関の北の意味。余計なことですが、私の本の中国語版の表題『雁棲塞北』もそのことを意識しました。  雁門関に立つと、ここが要衝である理由がわかります。地 . . . 本文を読む
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