はあどぼいるど・えっぐ

世の事どもをはあどぼいるどに綴る日記

BIG‐4ぼくの名前は山田。目覚めたら四天王になってました。

2012-02-08 12:22:27 | 小説

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BIG‐4 ぼくの名前は山田。目覚めたら四天王になってました。 (富士見ファンタジア文庫)
クリエーター情 報なし
富士見書房


「BIG‐4 ぼくの名前は山田。目覚めたら四天王になってました。」大楽 絢太

 雷のアーデンブルグ:ガキ大将気質の魔族の少女。アディ。ツンデレ。
 雪のヴォルフォルカ:気が小さく、いつもおどおど、胸はでかい。自殺願望(?)が強く、いつも大騒ぎしては面倒がられている。ユキ。
 焔のイグナレス:見た目は美男子、たぶん女。無口で、常にコインを持ち歩き、なんでもコインで解決しようとする。ゲーマー。
 知の山田:人間。無能力者。他の3人をフリーザレベルとしたら、銃を持った人間レベル。謎の雀のになんの前置きもなく魔界に連れて来られ、説明 も不十分なままに四天王をやらされる。魔王を復活させ、その瞬間に打倒すために、人類殲滅計画を主導するようにとはいうが……。

 でも僕、人間ですよ?
 というお話。四天王の中に紛れ込んだ山田が、魔族のフリをしながら人間打倒のフリをする。複雑なようでシンプルなお話。
 基本的に皆享楽的なので、人類殲滅計画は遅々として進まない。いくら山田が口を酸っぱくしても梨の礫。逆に、キメラの恋愛相談(!)に乗った り、レトロゲーに興じたりと、もめごとというかどうでもいいことにばかりつき合わされる。アディとデート(?)したり、女風呂に忍び込んだりとい う定番なイベントもあるし、ベタな日常系ラブコメなので、そこが楽しめれば勝ちかな。
 各自キャラが立っていて、ボケもツッコミも程よかったので、僕は楽しめました。
 ラブ方面ではいまんとこアディがメインヒロインな感じかな。他のメンバーもスレてなくてウブい感じなので、続巻が出たら楽しめそう。
 ……しかしなんというか、文中の挿絵、ひどすぎないか? こりゃ表紙詐欺だよ。


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