BIG‐4 ぼくの名前は山田。目覚めたら四天王になってました。 (富士見ファンタジア文庫) | |
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「BIG‐4 ぼくの名前は山田。目覚めたら四天王になってました。」大楽 絢太
雷のアーデンブルグ:ガキ大将気質の魔族の少女。アディ。ツンデレ。
雪のヴォルフォルカ:気が小さく、いつもおどおど、胸はでかい。自殺願望(?)が強く、いつも大騒ぎしては面倒がられている。ユキ。
焔のイグナレス:見た目は美男子、たぶん女。無口で、常にコインを持ち歩き、なんでもコインで解決しようとする。ゲーマー。
知の山田:人間。無能力者。他の3人をフリーザレベルとしたら、銃を持った人間レベル。謎の雀のになんの前置きもなく魔界に連れて来られ、説明 も不十分なままに四天王をやらされる。魔王を復活させ、その瞬間に打倒すために、人類殲滅計画を主導するようにとはいうが……。
でも僕、人間ですよ?
というお話。四天王の中に紛れ込んだ山田が、魔族のフリをしながら人間打倒のフリをする。複雑なようでシンプルなお話。
基本的に皆享楽的なので、人類殲滅計画は遅々として進まない。いくら山田が口を酸っぱくしても梨の礫。逆に、キメラの恋愛相談(!)に乗った り、レトロゲーに興じたりと、もめごとというかどうでもいいことにばかりつき合わされる。アディとデート(?)したり、女風呂に忍び込んだりとい う定番なイベントもあるし、ベタな日常系ラブコメなので、そこが楽しめれば勝ちかな。
各自キャラが立っていて、ボケもツッコミも程よかったので、僕は楽しめました。
ラブ方面ではいまんとこアディがメインヒロインな感じかな。他のメンバーもスレてなくてウブい感じなので、続巻が出たら楽しめそう。
……しかしなんというか、文中の挿絵、ひどすぎないか? こりゃ表紙詐欺だよ。
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