オールラウンダー廻 2 (イブニングKC)遠藤 浩輝講談社このアイテムの詳細を見る |
「オールラウンダー廻(2)」遠藤浩輝
ゆとり世代ど真ん中を育った主人公・メグルは、総合格闘技・修斗を習いながらも、いまいち闘争心が湧かなかった。勝っても負けても、楽しければそれでいいと思っていた。そもそも自分が試合に出ることさえ、いまだに客観的事実としてとらえられないでいる。
だが、デビュー2戦立て続けの綺麗なKO負けが、メグルの中の何かを動かした。朝の走り込みや補強トレーニングを初め、現状をなんとか打破しようと試みる。
そんな折、古屋ら指導員が試合に打ち込むことになり、代わりにレディースフィットネスコースの女コーチ・絹川まりあがメグルら打撃基礎コースの面倒を見ることに。
「女に指導?」メグルと同世代にして早くもプロへの道を模索する勇大は、あからさまな不満を漏らすが、実践形式のスパーでまりあに実力の差を思い知らされる。まりあはオランダの女子キックの元チャンピオンだったのだ。
バックステップ、パーリング。軽快かつ巧みなまりあのディフェンス技術を学ぼうとレディースフィットネスコースに乗り込むメグルと勇大。そこで彼らは身長179の女子高生・マキちゃんと出会う。ムスッと愛想のない彼女は、しかし恵まれた体格を生かして連戦連勝の事務所のホープで、キックボクシングこそ最強と信ずる非常に男らしい娘だった。
女性キャラが増えて、色のついたように華やかになった第2巻。メグルと因縁のあるタカシがほとんど登場しないせいか、話的にもとても明るく良い傾向。メグルもやる気を見せてきたし、1巻の調子のままいかれたらどうしようと思っていただけに、嬉しい変化だった。
とくによかったのは女性キャラ陣。リアル志向の本シリーズだけに、「強い女」をどう表現してくるかが見ものだったのだが、適度に筋肉がつき、体格もよく、それでいて女らしさを失わない絶妙な造形を描けている。
性格もそれぞれ個性があって良い。20代後半か三十路くらいのまりあは執念深いけど大人の魅力たっぷり。まだまだ女として発展途上のマキちゃんは、キックボクシング以外眼中にないストイックな戦士だけど、パンティーの柄はウサギ。今後の男性陣との絡みも含めて、将来が楽しみな2人だ。
前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱がすなり脇でち○ぽシゴいてきてん!!
えぇええ?思ったけど、めっちゃ気持ちよかってんよコレがな。。
ちなみに、一緒にタートルヘッド舐めてもらったらもっとヤバイでーw