はあどぼいるど・えっぐ

世の事どもをはあどぼいるどに綴る日記

とらドラ!(4)

2010-03-29 19:54:37 | 小説
とらドラ! 4 (電撃文庫 た 20-6)
竹宮 ゆゆこ
アスキー・メディアワークス

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「あたしがそう思うんだよ。……高須くんとなら、対等でいられるんだ、って」

「とらドラ!(4)」竹宮ゆゆこ

 顔面凶器だけれど実は心根の優しい高校生家政婦・竜児。チビで超絶可愛いけれども実は心に虎を飼う大河。
 家族のような暮らしを続ける2人は、将来的に2人が結婚するというとんでもない夢の共時性に怯え、亜美の別荘へのお泊まり会を利用して、互いの想い人への急接近を試みる。
 ものの、やっぱり不器用で意気地がない彼らのこと。計画通り思い通りにいくわけもない。安易な策略は二転三転転がって……。

 カレーに花火に肝試しに、と遊びまくる竜児たち。がめっちゃ楽しそう。片思いの彼彼女と一緒の旅行がうらやましすぎる。いいなあ、青春。
 そしてやっぱり僕らの腹黒あーみんが素敵すぎる。冒頭の台詞に代表されるような、裏からの竜児へのアプローチが可愛すぎる。話の結末はアニメのほうで知ってるし、しょせんかなわぬ恋だとは思うのだけど、でも、こういう寂しげな娘には幸せになってほしい。これはたぶん僕がおじさんだからというだけではないと思うのだが、どうだろう?

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