はあどぼいるど・えっぐ

世の事どもをはあどぼいるどに綴る日記

2006-12-02 19:43:20 | 空手
 3日おいてプッシュアップとクランチ+筋トレ。
 2日おいてプッシュアップとクランチ+空手の型。
このサイクルを延々と繰り返している。結果、代謝は増し、身体が引き締まって軽くなった。一般的に筋肉はぜい肉より比重が重いが、食事の量が増えないならいずれ体重は減る。ダイエットとトレーニングが同時に進行できているわけで、これはとても効率がいい。
 筋肉を鍛えることは、空手にも良い影響を及ぼす。なぜなら攻防の基本は筋肉にあるからだ。攻撃する矛となり、身を守る盾になる。突き、蹴りといった打撃の他にも、掴み合いになった時に相手を突き放したり、逆に引き込んだりするといった時に使われるのは純粋な力だ。

「ホーリーランド」森恒二

 というようなことを最初に思ったのは、このマンガを読んでからだ。引きこもりのいじめられっ子神代ユウが、ボクシングのワンツーを身につけて「街」に繰り出し、ヤンキーや格闘選手を倒しまくる格闘マンガ。細身のユウの自信の源として、筋トレが出てくる。
 また、話の後半では間合いについても語られている。最近は組み手をやっていることもあり、この間合いの重要性というやつが身に染みる。どのように間合いを詰めて正拳を打つか、蹴りを放つか、どのように予備動作を隠すのか、意表をつく一撃とはどんなものなのか。考えても考えてもなかなか答えは出ない。出ないままにぶ格好な打撃を繰り出し、軽くあしらわれるのがとても悔しい。
 不安を打ち消すにはトレーニングしかない。筋トレ、基本の型の練習に精を出し、汗とともに負の思考をシャワーで洗い落とす。翌朝に残る筋肉痛も、不安を打ち消す元となる。
 アパートの狭いリビングで黙々と技を練っていると、頭の中が真っ白になっていく。なんのためにこんなことをしているのか、こうしていくことで自分はどうなりたいのか、わずらわしい考えがどこかへ吹き飛んでいく。

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