ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

なぜか、週末に天気が悪い今年

2022-09-07 10:39:11 | アウトドア
今年はなぜか、週末になると天気悪く、登山できません。
今週末も、予定していた乗鞍岳登山(平湯尾根下山)でしたが、ダメ。高山に泊まる予定であったので飛騨地方へ。ホテルのポイントを使って安く泊まれるのが今月末までなのでキャンセルせず。
ひたすら長良川沿いに。
上流にダムの無い長良川、ひとたび雨が降ると川は広くなり荒れていきます。
天気悪く川霧も。
長良川の写真を撮っているとディーゼルの音。長良川鉄道のかわいい気動車が。

こう毎週のように天気悪いと山登りできず、加齢も加わって体力が落ちるのが如実に。
①雨が降っても
②外で(アウトドアで)
③身体を使う
と言うことを考えると、飛騨地方に多い鍾乳洞巡りを。
飛騨地方には日本でも珍しいくらい沢山の鍾乳洞があります。先日もマツコさんのテレビでも。
ケービングのツアーも沢山ありますが、閉所恐怖症ではありませんが、あまり狭いところは、と言うことで今回は普通に。
最初に
・懐中電灯で回る“縄文鍾乳洞”
・日本有数の大きさの”郡上大滝鍾乳洞“
・日本有数の高低差のある“郡上美山鍾乳洞”


大滝鍾乳洞はミシミシと音がするケーブルカーで。日本有数の広さだそうで、あちらこちらに未発掘の通路が。公開されているのはごく一部。

美山鍾乳洞はひたすら登っていく鍾乳洞。中には、鍾乳洞最低地の表示、出口まで80mと。距離かと思っていましたらどうも標高のようでした。

三カ所それぞれ1時間弱、計3時間弱の運動。
それも、太古からの自然の美しい歴史をみながら。よい運動に(運土不足解消にはほど遠いですが)。
鍾乳洞から郡上八幡経由で高山へ。
山道を下っていく中で、緑の木々中の山城”郡上八幡城“の白さが綺麗でした。(車は止めることはできなかむたので写真は無し)
郡上八幡をぬけて隣の白鳥町で鮎雑炊。
長良川といえば、鮎釣りで有名。多くの太公望で川は釣り竿で溢れます。そして、釣った鮎は、持ち帰る人もいますが、近くのお店で買い取ってくれます。そのため、長良川沿いの飲食店では、天然鮎が豊富。一説には養殖の方が高いと。
そう言えば、白鳥町には現役時代に取引をさせていただいた会社の工場があり、良く通いました。その工場の従業員の方達は、皆さん、朝早く鮎を釣ってから出勤されている方達も多かったです。
今日は長良川も荒れていて釣りをされている方は居ませんでした。
山を越えて高山へ行く途中の荘川に“駅”
ここには一度も鉄道は敷設されたことはありません。実は、かつて、国鉄バスが名古屋と金沢を結んでいた当時日本一の長さの路線バスが。”名金線“。この路線は名古屋から長良川沿いに進み、白川郷経由で金沢へ。
その途中にこの“牧戸駅”。
この名金線は数年前には夏限定で運行されていましたが今はもう。
そしてこの名金線は、かつての国鉄バスの車掌さんの”佐藤良二さん“が路線に沿って桜の木を植えた事でも有名。
映画では”桜の木を植えた男“として本にもなり、映画では篠山三郎さん、テレビでは加藤剛さんなどが出演されていました。
佐藤良二さんは志半ばで亡くなりましたが、国鉄バス千種営業所の後輩の方達がその意思をついで植樹を続けてきました。
今でも、春になると長良川沿い、山越えの各所に桜並木が残っていて、見事です。
高山の夜はもう40年近く通っているお店へ。
会社に入社した頃、会社の先輩達に連れられて北アルプスへ。当時の北アルプスの山小屋の食事は
今ほど立派ではなかったので、下山したら皆でもっていたお金を握りしめて高山のお店へ。
そして、高山の素敵なバー“rabbit hole”さんへ

バーのマスターといえば寡黙というイメージですが話し好きなマスター。ワインとウィスキーの蘊蓄は凄いです。
娘さんが作ったモヘアのウサギのマスコット。
幾つかあったのですが、好きな人たちが買っていったそうです。
夏休み明け最初の週末なので観光客もおらず閑散とした高山の夜。

翌朝は宮川の朝市へ。馴染みのお店のおばさんと話をして漬物、自家製のジャムを。
漬物はオマケして貰いました。
おばさんとまた、と挨拶してぶらぶらと。
インバウンド、とくにアジア系のツアー客が多かった時にはたまにトラブルが朝市であったようです。”値切る“と言う風習はこの高山の朝市にはないのにやたらとも値切ってトラブル。高山の朝市では、一品オマケしたり、お金の端数を切ったりする事はあっても値切り交渉をする事はないです。
まぁ、他人様の文化に対して尊敬の念の無い国の人達ですから仕方無いですが。寧ろ、こういった海外からの旅行客がいなくなって良いです。いつまでも、落ち着いた高山であってほしいです。

また、いつも寄らせて貰っているお店で、地元の桃を使ったジュース。春には山菜、新鮮な野菜。

目の前で桃を搾っただけの100%桃。
自然の甘みで美味しく。宮川を流れる風に秋を感じながら。
早めにお昼。
赤い中橋のたもとの“のがわ”さんへ。
築150年以上の古民家、ほっとします。
冷たいうどん。
雰囲気もあって素敵なお店

自宅の夕食用に飛騨牛の握り寿司とぶり寿司を”京絲“さんで買ってから名古屋へ。
名古屋までは150Km程度なので高速道路使わず国道41号線、別名“益田街道””ブリ街道““ノーベル街道”で。
高山の隣の久々野町にある”坂本酒店“さんへ。
世界のワイン、それも珍しいものも多く、全国からお客さんが来る隠れた名店。
我が家はいつも、ここで、家飲み用のスパークリングワインを。餃子の時にはいつも、スパークリングワインで“シャンパン餃子”。知り合いのソムリエさんに教えて貰いました。ラー油ではなく柑橘類の汁に黒胡椒で。スパークリングワインといえば高い物もありますが、我が家の餃子用には安いものを。いつも寄るのでお店のご主人もお手頃価格のスパークリングワインを出してきてくれます。
ご主人、奥さん、弟さんとお話をしてからひたすら名古屋へ。スバルのアイサイトなので運転はストレス無く楽に。

週末、中々天気に恵まれません







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