土曜日は朝早くに起きて知多半島豊浜へお魚を。自宅から高速使わず1時間ちょっと。
地元の小ぶりの天然物のヒラメ
水槽の中を覗くとフグが。
実は三河湾は日本有数のフグの産地。下関産のフグも多くがこの三河湾で穫られたフグ。下関である一定の期間、育成すると下関産のフグに。そのおかげで三河湾では安価にフグ、食べられます。今では三河湾産のフグは独自のブランドになっています。
顔馴染みのお店の方から、面白いお話しを
“ここで泳いでいるのはハコフグではなくサバフグ。地元では茶フグ、と呼んでいるフグ”
“実は毒はトラフグよりも強い”
“地元の漁師さんがトラフグに飽き足らなくなった(?)人がよくこの茶フグを食べて毒にあたる人がいるよ!”
“ここで泳いでいるフグは売り物ではなく観賞用”
当方から“でも、いずれ食べるんでしょう?”と聞くと
“そうだな~、確かに食べちゃうだろうな
“昨日さばいた茶フグ、あるよ!”
2コインで。格安(近所のスーパーでは数倍のお値段)
“フグチリ、熱燗、最高だよ!”
まだ朝8じすぎ。
海沿いを。
まだ朝早いので観光客でいつも混んでいる野間灯台も、誰もいません。
ここは昔から“恋人の聖地”として、有名。
鍵をかけて、想いを込めて。
皆さん真剣なのでしょうね。
ちなみに我が家では結婚前に、鍵をかけなかったです。
10時には帰宅。
名古屋駅近くへ映画
クリスマスシーズンには深刻な映画よりも心が暖かくなる映画を。
日本的な、魑魅魍魎的な、そして八百万の神、でも輪廻転生の要素満載な、素敵な映画。
俳優達も演技の素晴らしい人たち。年の瀬近くに観るのには最高な映画。
夜はフグチリと吟田川で(日曜日夜はフグ雑炊。豊浜のおじさん、一晩寝かせた方がフグ雑炊よいよ!と)
日曜日は懐かしい映画
今から37年前、学生時代に何度も観た映画。
仙台の映画館に何度も通って観ました。
早めに来たら、ご高齢のお婆さんが。開演まで色々と。映画と演劇が好きで、昨日も我々が観た"DESTINY 鎌倉物語"を観た、ということで話があい、色々と。ご主人を亡くしてからはお一人で。拝見すると80歳は越えていらっしゃるかなア。この映画のあと、名古屋の能楽堂へいかれるそうです。"お二人で映画、いいですね!"恥ずかしく。
また、少ししたら70歳前くらいのおばさんも加わって。この方はクラシックバレー、クラッシックがお好きだそうで、この関係の映画もよく観るどうです。 お二人とも、老後、いや、第二の人生、謳歌されているようです。自分ももうすぐ今の仕事、定年に。こうありたい、そんな素敵なお二人にお会いできて、少し清々しい気持ちに。
この映画、戦争を挟んで色々な人たちの人生が最後のボレロに連なっていきます。
なんといってもモーリス・ベジャール振り付けのクライマックスのジョルジユ・ドンのボレロの踊り。
圧倒されます。そしてベジャール自身、ボレロを踊ることは限られた踊り手のみに認めた素晴らしい演出。
今回の映画は短縮版、といっても3時間。完全版は約4時間半。そのせいか今回観るとところどころ話が飛んだ印象がしました。
それにしても特殊効果のない40年近く前に、こんな素晴らしい映画ができたことにあらためて感動しましたもの
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