最近、新聞、テレビなので、ガソリンエンジン車は、減り、電動化される、という記事、毎日見ます。
この“電動化”という表現、全くの素人(世の中のみ大半の人達)には
“電動化=電気自動車”
と思うのは、さもありなん、と。
でも、実は、純粋な電気自動車(pure EV)よりもハイブリッド車、燃料電池車が、実態であり、将来的な姿として電気自動車になりつつある、というのが本当の姿。
そしてマスコミ、識者もこれはひとえにバッテリーの能力にかかっている、との論調。
でも、モーターに係わる仕事に従事している者、としては、実はモーターも深刻な状況になあることを危惧。
というのも、モーターの世界で、自動車用の“効率の良い”モーターの材料を供給する能力が世界的に圧倒的に不足しています。
日本にいると中々気がつきませんが、新興国の発展のスピードがヒートアップしてくると、エアコンの需要も急速に増えます。このエアコン用のモーターも効率の良いものでなければならず、当然、材料もそれなりのものを使用しなければなりません。
となると、自動車用の効率の良いモーターも“モーターを作ることはできても材料が足りない”という事態に。
数年後、どうなっているのかしら?
先週、急用で行けなかった高谷池へ日帰り。ヒュッテのスタッフへお酒の差し入れを持って。
朝、7時半の笹ヶ峰の駐車場は、ほぼ満車
今週末が紅葉の盛りということで多くの登山者。
笹ヶ峰からだんだん、秋の色合い
秋の空、遠くに槍ヶ岳
高度を上げると、いっそう秋色に。
黒沢岳も
展望台から、火打山、影火打、焼山
紅葉の合間から火打山
途中、ヒカリゴケ
高谷池ヒュッテ3階からの秋
北海道、しもかぷ工房さんのククサ
木を乾燥させる過程で“菌”が入り独特な模様に。見慣れたククサとは一味異なる味わい。
ここで、最近の山の光景
テント場、大混雑。見に行くと、ほぼ一人、一張り。三人のグループだと三張り。そしてそれぞれ間をあけて、しかも一人用のテントではなく二人用、三人用のテント。ただでさえ狭いテント場が余計に狭く。
個人主義的になってきた日本の光景?
でも、不思議なことに年配者ほどこの傾向、若い人達はむしろ逆に一つのテントに複数人。
わがままな年寄りが増えてきたのかな?
ヒュッテスタッフへの貢ぎ物
あとはゆるゆると(本当はすっ飛ばして)下山
太陽の位置が変わるだけで登りの時とは異なる光景、光加減。
下山したらいつもの明星荘さんへ。準備中でしたが、おばさん、おじさんからお茶飲んでいかない?と。
色んなお話していると、常連さんから大量のキノコの差し入れ。“ニセアブラシメジ”
少し持っていって、ということでありがたく。
今年は夏にほぼ毎日、雨、天気も悪く、キノコの出が悪い、とのこと。
暑くもなく寒くもなく、絶好のハイキング日より。