本当は、立山へ山登りにいくはずでしたが、寝不足で起きられず、中止!
そこで久し振りに映画へ。
8月は、広島、長崎、そして終戦(敗戦)ということもあり、戦争と平和について他の月とは少し違う月
とうことで、今日は、この映画。
ドキュメンタリー的な映画、ただ、この映画については、”朝日新聞”が一切扱わないようにいわゆる”左的”、もしくは”知識人”と言われる人たちは黙殺しています(ちなみに、我が家は朝日新聞です)
色々と賛否はあるでしょう、特に昭和天皇陛下の描き方については。
ただ、ドキュメンタリー映画としてみると、各種雑念は考えなくてよいでしょう。
やはり、青年将校たちの反乱、彼らの”一途さ”逆にいうと”無謀さ”にはやはり考えさせられます。
彼らの世界の中で起きている事象についての無知と教育の怖さ、これについては怖さを感じます。
今の世の中、インターネットが発達しており、”洗脳教育”をいくら施しても、無意味なものです。ただ、中国と北朝鮮のように国家が情報を操作している国々は別として(これらの国を崇めている政治家は軽蔑します)
しかし、今の日本、”情報”が”自由”に入手できるので、第二次世界大戦のような”無知”な状況下にはない、と考えられています。
でも、本当にそうでしょうか?
”インターネット”の情報、それも噂のようなものが駆け巡り、世の中が騒ぎになることはよくあります。いいかげんな、2チャンネルはその例でしょう。情報を操作している人たちがいて、それを鵜呑みにしてしまう人たち、特に若い人たちは、”情報が自由”であるがゆえに、そして”情報が氾濫している”ために真実とは異なるものを皆が信じてしまう、ということ。
インターネットの情報をむしろ”インターネットだから”こそ”正しい”と考える人たちが多いこの今の時代。
第二次世界大戦時とは何も異なりません。むしろ、余計にたちが悪いかもしれません。
さらに、今の日本のマスコミ、特に新聞社の偏った情報が氾濫していると余計危険な感じがします。たとえば、現在、安保法制について議論されていますが、日本の新聞社、マスコミは反対運動をしているもののみ、伝えています。でも賛成のデモがあることをまったく伝えていません(個人的にはこの法律が問題ある可能性はあるとは思いますが)。なんでも反対運動のみを伝えます。でも、よく見ると、その件にはまったく関係ない団体が”政府に反対するだけの団体”が多いこと。
戦争中には政府にべったりで”超A級先般”ともいえる今の新聞社等、マスコミが現在は全く逆の、しかも出来事の一面しか伝えていない状況、本当に”自由な”社会なのか疑問を感じてしまう、
そんな、ことを考えさせれれた映画でした。
映画自身、へたくそなアイドル系の役者がおらず、重厚なものでした