ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

物欲にまみれた老人たち

2012-05-12 16:30:10 | 社会・経済

飛騨清美と高山の間の158号線沿いに昔から隠れたミズバショウの名所である小鳥湿原(おどりしつげん)。

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近年、ひとが多くなり木道を整備しましたが、どんどん湿地が踏み固められミズバショウの数も減少してきています。

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とにかく、高額なカメラに重たいレンズをつけて、あたりかまわず踏み荒らす年寄り連中!”自分の”子供、孫は大切にしているのでしょうが、後世に貴重な自然を残す、ということは考えていないのでしょう、というより、この年寄りたちの生きてきた時代、”消費は美徳”という物欲まみれ、そのままのです。

足を入れているところは、もう裸地になっていて、中には、水の中に足を入れて写真を撮っています。

まさに、見苦しい姿です。

昔、ここにきれいなミズバショウがたくさんあったんだよ、というときには、この老人たちはいなくなっているんでしょうが!

地元の老人会でも写真を自慢するんでしょうね!

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最後のスキー

2012-05-12 16:10:58 | スキー

今シーズン最後のスキーに乗鞍へ。

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中央高速の途中で南アルプスから朝日。スキーシーズンより、日の出が早い。こんな些細なことでスキーシーズンの終わりを実感!

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今年は雪が多かったせいか、例年以上に人が多いです。結局朝いちばんのバスは5台。でも、三本滝で強風+雪!いやな予感

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バス降車後、雪の壁はやはり多い。

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風は一層強まり、ガス・視界がききません。バーンはエッジでようやくひっかかるアイスバーン。

ということで、途中で下山を

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標高2600mあたりからは見通しが

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いつもは雪質の悪いツアーコースが今日は滑りやすかったです

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昼に降りてきたので、いつもの新平湯温泉にある奈賀勢さんでテッチャン(ラーメン入り)!

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ベテラン

2012-05-08 20:51:42 | 

このゴールデンウィークには大量の遭難事故が。特に白馬岳の遭難では信じられないことが続々と出てきます。

薄着であった、ということは論外としても、第一報が”到着予定時間の5時になっても到着しなかった”ということ、そもそも夏山ですら5時に到着というのは論外ですが、ましてこの時期に!

マスコミは”参加者の中には海外の山にも行ったことがあるベテランもいた”との表現。

なんといい加減な表現!

マスコミはよく”海外経験”とか”何十年の経験”という表現を使います。

でも、山岳警備隊の隊員の”年間100日の悪天候を5年間経験して初めてベテラン、というべき””年に数回登山をしてそれを何十年やってもベテランとは言わない”というコメント、怒りが籠った表現。

最近は登山洋品店、山雑誌の”売らんがために”山ガールとか、富士登山とか、ブームは作りますが、山に入るときの基本的なことがまったく教えられていません。

いつから、こんなにいい加減になってしまったのでしょうか?

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"朽ちていった命”

2012-05-07 20:06:14 | 本と雑誌

ある人に勧められて読んだ

”朽ちていった命” -被曝治療83日間の記録ー 

NHK「東海村臨界事故」取材班編(新潮文庫)

1999年に東海村で起きた被曝事故の被害者の治療にあたった医者、看護師を淡々と描いた名著と言われています。

放射能の恐ろしさ、そしてそれに向き合う医療関係者の苦悩が生々しいです。

高度経済成長時には技術者が常に心していた”フェイルセイフ”の思想がなぜか最近の日本での出来事には見失われています。なぜ、日本の技術者が傲慢にしまったのでしょうか?

この本を読むと、最近の原発についての問題について、考えさせられます。

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高谷池(七日目、下山)

2012-05-03 21:00:30 | スキー

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天気予報では大荒れ。

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しかし、予報は外れ、次第に好天に。芭蕉谷の急斜面を滑走。

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一週間前に渡れた黒沢橋横のスノーブリッジは崩壊

笹ヶ峰に到着後、いつもお世話になっている明星荘のおじさん、おばさんと話し込み、夢見平休憩小屋の地元保存会の方とお話しを。ところが、なんとこの方、昨晩、小屋で一緒だったEさんの親戚とのこと。

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池の平、いもり池では妙高山をバックにミズバショウが満開

いもり池の前には出店もあり、いつもお世話になっている新赤倉観光協会長と副会長が店番。ふき味噌おにぎりを。

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赤倉の柴田食堂へ。採れたての山フキとつけこんでいた行者ニンニクを。いつもおいしい、地元産の食べ物をいただきます。食事後、おじさん、おばさんと”こしあぶら”を採りに。

今年最初のコシアブラを天ぷらでいただきました!

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