このゴールデンウィークには大量の遭難事故が。特に白馬岳の遭難では信じられないことが続々と出てきます。
薄着であった、ということは論外としても、第一報が”到着予定時間の5時になっても到着しなかった”ということ、そもそも夏山ですら5時に到着というのは論外ですが、ましてこの時期に!
マスコミは”参加者の中には海外の山にも行ったことがあるベテランもいた”との表現。
なんといい加減な表現!
マスコミはよく”海外経験”とか”何十年の経験”という表現を使います。
でも、山岳警備隊の隊員の”年間100日の悪天候を5年間経験して初めてベテラン、というべき””年に数回登山をしてそれを何十年やってもベテランとは言わない”というコメント、怒りが籠った表現。
最近は登山洋品店、山雑誌の”売らんがために”山ガールとか、富士登山とか、ブームは作りますが、山に入るときの基本的なことがまったく教えられていません。
いつから、こんなにいい加減になってしまったのでしょうか?