ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

退職

2011-09-14 19:23:02 | 身の回り

個人的なことですが、9月末をもって、約30年勤めた会社を退職、関係会社への転籍となります(とは言っても、今、出向している所なので、仕事は変わりませんが)。今日は、その書類の記入のために、会社を半休。結構書類が多く、時間がかかりました。考えてみれば、よく、辞表を書かずに、これたな、と思いながら退職願いを書きました。思えば、かつては輸出関係の部署にいて、数えてみると17の国や地域へ年がら年中出張、特に、ゴルバチョフが失脚したクーデターの翌月に行ったロシア、ポーランド出張中に行ったアウシュビッツ(ショックで食事がのどを通りませんでした)、ドーハの悲劇の翌週に行ったイラン(イランに日本が負けたため、多くのイラン人になぐさめられました)等、思い出もあります。でも、一番心に残っているのは、当時の上司の言葉でした。

”会社人になるな、社会人になれ”(会社の名前で人間関係を作るな、会社と関係ない人間関係を作れ)

この言葉、今でも強烈に覚えています。日本人はとかく、組織に頼っていないと不安です。サラリーマンは特にこの傾向が強く、会社を離れると途端に精神が不安定になる人が多いようです。年をとるのにしたがって組織にしがみつき、物の見方が一方的になり、新しいことができなくなっていくのですね。とりあえず一区切りつきました。しばらくはこのままで、その後、体が動くうちに、何かをして行こうと思っていますが、どうなることやら!

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道なおし

2011-09-11 22:37:47 | 

10日、11日は妙高・火打山の登山道修復のボランティアへ。この活動は元高谷池ヒュッテの管理人である築田さんが1992年に開始したもので、現管理人の本宮さんに引き継がれています。火打山を愛する人たちが新潟県以外の各地からも参加しています。この活動には1993年の第二回活動から参加しており、18年間参加。でも、最初に参加した1993年は、山小屋に(一般の登山客として)宿泊していたときに、ボランティアの宴会に参加したところ、”酒を飲んだのだから参加して(働け)!”とのことで、参加、といことで、”ボランティア”活動というものの、お金を払って参加(=宿泊費を払って)した唯一のメンバー?です。それがきっかけで、妙高に足繁く通ううことになりました。今回は、最初のころに植生復元をしたところに生えた、ハンノキの枝払い、並びに登山道を覆っている木々の枝払いでした。ハンノキの生命力はすごいです!

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火打山も秋の気配が感じられます。

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下山後は、笹ヶ峰の明星荘で山菜そばを。いつもおいしいそばです。今日は、山菜そばの中に、キノコが入っていました、もう秋ですね。その後、高田の八木酒舗へお酒を購入に。そして、コーヒーをいただきながら、お酒の話や塩の話を。日本海側では製塩が盛んとのお話で、意外な感じが。安塚で、今、話題になっている塩をいただきました。この塩、安塚に来た、フィリピン出身の方が、フィリピンで作ったものをもとにした塩だそうです。そういえば、道直しの夜の宴会でも日本海側の塩について話題になっていました。製塩に適した海とは、大河のない海岸が適している、とのことで、笹川流れあたりがよい塩ができるとのことでした。日本海から長野も善光寺まで、塩の道ができていたそうです。

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台風12号

2011-09-07 20:56:23 | 

今回の台風12号は紀伊半島を中心にして戦後最大の被害をもたらしました。よく、カヤックに行く熊野川・北山川も信じられないような濁流となっていました。ここは、清流でアユ釣りの太公望が多いのですが、観光ジェット船が運航されているので、カヤックに対しても非常に寛容で、カヤックに乗りながら釣り人、川漁師さんたちお話ができる貴重な川です(他の川では、カヤックは罵声を浴びせられたり、ひどいときには石が飛んでくることもあるそうです。それはそうでしょう、釣り人は、入漁料を払い、遠くから通ってきて、しかも釣竿はウン10万円、時には100万円も投資しています。カヤックはタダで川下りをするので、怒るのはまぁ、無理もないですね)。

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ジェット船も運転手(?)、お客さんもカヤックに手を振ってくれます。

ここには、和歌山県北山村があり、ここでとれる柑橘類である”じゃばら”(邪払)をよく購入しています。花粉症にもきく、とのことですが、全国でもここでしか生産されていません。とっても小さな村で、この”じゃばら”で村おこしをしていましたが、今回の台風で大きな被害が出ているようです。頑張ってほしいです。

 

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TPO(”山ガール”⇔”山姥”)

2011-09-04 19:09:27 | 

最近は、百名山登山(巡礼?)も一段落、中高年もどんどん年をとって山に行けなくなり、登山人口が減っているなかで、若い人、特に女性向けにアウトドア業界も積極的になってきてよいですね。特に、ウェアについては、以前に比べて鮮やかな色彩のものが増えてきてよいと思います。従来から不思議だったのですが、日本のアウトドアメーカーが作るものは非常に地味でした。これに比べて欧州のメーカーのものは非常に鮮やかな色で、いいなぁと思うことが多かったです。アメリカのものも地味な色で、自然と同化するアースカラーという考え方が根底にあり、それに対して欧州は自然を克服する対象として考えて色彩も自然に対抗する色を多用する、と聞いたことがあります。昔から、山を登っている人にとっては、最近の様子をチャラチャラしている、と批判的に見る人もいるようですが、まぁ、登山ウェアもファッションとして考えれば選択肢が増えるということで評価してもいのでは、と思います。ただ、女性のスカート、いわゆる”山スカ”は少し、登る山によって選択を注意すべきではないかな、と思います。いわゆる岩場のある山では、やはり”山スカ”はどうかなぁ、と。昨年、上越のある山に行きましたが、鎖場が多く、そのようなところで”山スカ”をはかれると、下にいる人は目のやり場に困ります。また、下るときに登ってくる”山スカ”とすれ違うと、”山ガール”ならぬ”山姥”ですね。やはりどんなにファッション性が高くなってきてもやはり、都会とは異なるので、TPOは必要かな。今年、とある山小屋で、登るときにはズボン(パンツ)で、小屋で着替えて、いわゆる”山スカ”に着替えていらっしゃった女性を見かけましたが、素敵でした。

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冬の準備

2011-09-03 15:46:57 | スキー

9月に入ると、もう少し(?)で雪の季節、スキー場からもシーズン券の案内が。ということで、台風の強風が収まらない今日は、冬の準備を。

(1)妙高赤倉観光リゾートのシーズン券の申し込み手続きを。写真を撮って代金の振込を。

(2)以前、予約をしていたファイントラックのウエアを引き取りに。冬のスキー、春のスキーツアー用に。ファイントラックは日本のアウトドアウエアメーカーでは多分、一番良心的なメーカー。他のブランドとは異なり実際に使用している人たちが作っているだけあって非常に使いやすいです。他のメーカーでは、ほぼ”T自型””直線的”に裁断してコストを下げていますが、ファイントラックはウエア、ズボンともに動きに適した形に裁断しています。このような良心的なメーカーが頑張ってくれるといいですね。

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(3)二日前に赤倉の宿を予約。スキー場前の”シルバーホーン”。昨年から若い夫婦が営業を始めています。もともと自然好きの二人、一緒にスキーツアーもしたりしましたが、妙高の自然に魅かれて移住、とっても熱心で、頑張っています。今年もまた、お世話に。

(4)最後にいつも行くスリランカ料理店”コロンボ”へ。そして激辛のカレーうどんを。

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この辛さ、トウガラシの辛さではなく、各種香辛料のうまいからさ。くせになります。食べると汗が。何か体の中の不純物が染み出てきているみたい。

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