ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

TPO(”山ガール”⇔”山姥”)

2011-09-04 19:09:27 | 

最近は、百名山登山(巡礼?)も一段落、中高年もどんどん年をとって山に行けなくなり、登山人口が減っているなかで、若い人、特に女性向けにアウトドア業界も積極的になってきてよいですね。特に、ウェアについては、以前に比べて鮮やかな色彩のものが増えてきてよいと思います。従来から不思議だったのですが、日本のアウトドアメーカーが作るものは非常に地味でした。これに比べて欧州のメーカーのものは非常に鮮やかな色で、いいなぁと思うことが多かったです。アメリカのものも地味な色で、自然と同化するアースカラーという考え方が根底にあり、それに対して欧州は自然を克服する対象として考えて色彩も自然に対抗する色を多用する、と聞いたことがあります。昔から、山を登っている人にとっては、最近の様子をチャラチャラしている、と批判的に見る人もいるようですが、まぁ、登山ウェアもファッションとして考えれば選択肢が増えるということで評価してもいのでは、と思います。ただ、女性のスカート、いわゆる”山スカ”は少し、登る山によって選択を注意すべきではないかな、と思います。いわゆる岩場のある山では、やはり”山スカ”はどうかなぁ、と。昨年、上越のある山に行きましたが、鎖場が多く、そのようなところで”山スカ”をはかれると、下にいる人は目のやり場に困ります。また、下るときに登ってくる”山スカ”とすれ違うと、”山ガール”ならぬ”山姥”ですね。やはりどんなにファッション性が高くなってきてもやはり、都会とは異なるので、TPOは必要かな。今年、とある山小屋で、登るときにはズボン(パンツ)で、小屋で着替えて、いわゆる”山スカ”に着替えていらっしゃった女性を見かけましたが、素敵でした。

コメント (2)
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