ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

ニセコルール、再考

2014-03-21 17:14:00 | スキー

ニセコルールは、ゲレンデ外のオフピステを滑走する人、特に外国の方が増え、また、雪崩の犠牲者が増えたこともあり、長年かけてさまざまな関係者のコンセンサス、最大公約数を一歩一歩進めてきた結果。特に、パトロールの対応を変えた、とうことがよく指摘されています。いわゆる威圧的な対応をやめる、ということ。

その発想は、日本人の好む”管理”=”禁止事項増”という発想を捨てたこと。

ニセコから、海外の人たちが日本国中のスキー場に散らばってくると、ゲレンデ外(ゲレンデ境界地域)を滑る人が増えるとやたらと禁止事項が増えてきます。

たとえば、長年、通っている新潟県のすきー場、今年から海外の人が増えると、急に”取り締まり”が強化。

スキー場のゲレンデ以外はほとんど滑走禁止、しかも、スキー場側の事情で、リフトは減らされ、ゲレンデはどんどん縮小。

その結果、昨年より、やたらと人がいる場所が混んでしまってどうしようもなくなっています。

禁止事項で一番理解できないのは、”リフト下滑走禁止”。ゲレンデの真ん中にゴンドラの橋脚はあるのに!

でも、ニセコに限らず、そんなことを禁止しているスキー場、少なくなっています。なのに、昔からの慣例をただ、そのまま踏襲、それをスキー客に押し付ける、いかにも斜陽化しているスキー場の特徴です。なんで、ダメなのか、もう一度考え直すことが必要ではないでしょうか?

”禁止事項”を増をすること、それは”管理”する側からは簡単ですが、旧来の黙っていても客が来た時代の”遺物”

そのくせ、ゲレンデの真ん中で座り込んでいるボーダー(に限りませんが)の集団にはなんのおとがめなし。

いつまでも、”上から目線”でいると客は減ります、”客が来たくなる”スキー場を作ることが必要なのでは?

そんなことをいつまでもやっていると、飽きられます。

妙高のスキー場

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北信 | トップ | 登りも下りもラッセルの赤倉山 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿