ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

武漢肺炎下の北海道

2020-08-05 22:55:54 | 
武漢肺炎のせいでゴールデンウィークの北海道は中止、この夏になんとか北海道へ。
昨年、還暦になったので年寄り割引で。8月の最初までなのでお盆休み前に。歳をとると少しはメリットあるかな。

あちらこちらに出かけているせいで5年で190,000Km。
天気は大荒れの予報。
米山SAでサバサンド。



サバの独特の香りと味が病みつきに。

米山も雲の中

大雨洪水警報の出ている新潟では、あちらこちで冠水。
武漢肺炎のため、フェリー乗船客全員、体温測定



前日に新しいフルサイズミラーレスカメラを

還暦を越えると、人生最後のもの、というものが増えてきます。このカメラも多分、人生最後のカメラ。
最初に遷したのがフェリー。




武漢肺炎の今年ならではの写真も。

出航の合図の銅鑼

毎回、この銅鑼の音でこれから旅に出る気持ちが高ぶります。残念なことに帰りの友船ラベンダーでは出航の銅鑼無し。





部屋では新潟の魚と北海道蘭越の松原農園さんのワイン。
そしてDVDを。





名古屋のご当地ドラマ、“名古屋行き最終列車”。名鉄、名古屋鉄道が全面協力、なんと最終列車後にロケーション用の臨時列車。
出演者もそれなりの人達も。大杉漣さんも出ていました。
そして楽しみのひとつお風呂へ。



新日本海フェリーには露天風呂があります。天気の良い日は海を見ながら入る露天風呂は最高です。
夜は毎回、グリルのディナー。
新日本海フェリーの系列の小樽のホテルのフルコースのディナー。

今回はなんと我が家だけ

雰囲気良いのにもったいないなと。











ワインは北海道ワインを。
この船アザレアだけのデザインお皿と壁紙。新日本海フェリーのオーナーの選択だそうですが素敵です

そしてもう何度もお世話になっているスタッフの方とこの船独特の壁紙をバックに

素敵な夜。



素敵なディナーと美味しいワインのお陰で心地良く眠りに。
翌朝、好天の小樽港へ。





ここから、”北海道の尾瀬“と言われる“雨竜沼湿原”へ。途中、岩見沢SAでばんえい競馬のオブジェ

雨竜沼湿原登山口まではひたすら砂利道

車は埃だらけ。


この雨竜沼湿原は熊さんの宝庫、沢山。

















































遠くには南暑寒別岳と暑寒別岳。あと10歳若ければ暑寒別岳は無理としても南暑寒別岳までは駆け上ったかな。

木道沿いには熊の”掘り返し“が多数。熊の存在を身近に感じられます。
下山して車を運転しているとそこかしこに広大な蕎麦畑。

最近、北海道は蕎麦の一大産地になりました。
夜はいつものように、個人的には一番目美味しいと思う焼き鳥が楽しめる“bangbang”さんへ。



そしてニセコでお酒を楽しめる”Tmshiro’s bar”さんへ。

サントリーのお米のウイスキー。
そして八海山のお米のウイスキー



北海道には最近、多くのウイスキー醸造所が増えてきます。ジャパニーズウイスキー。
色々なウイスキー醸造所が出来て色々と楽しめるのは嬉しいです。でも、今回の武漢肺炎のせいで世界的に景気は悪化。嗜好品であるウイスキーも今までのようなとんとん拍子にはいかなくなるかもしれません。時間かけて育てるものですからこれからが気になります。
翌日は紹介してもらった美唄市の美術館へ。
途中、三笠市へ旧炭鉱跡へ。

炭鉱のための鉄道跡の鉄道博物館















近くには旧炭鉱住宅跡
ここだけ時の流れが止まっています。
阻止です目的地へ。
途中、日本一の直線道路。

そして目的地、安田侃さんの美術館









美術館と言っても自然の中に作品があります。

木陰で涼しげな心地良い風を感じながら軽食。
このまま、ここで過ごしてくなる素敵な場所、時の流れを感じさせない、そんな気持ちよい場所でした。
そして木造校舎跡



この木造校舎ではこの春まで幼稚園として使われていたようです

木造校舎は時が経つと趣が出てきます。














ここらか少し奥に炭鉱跡の公園









今の日本が世界的な経済大国になることが出来たのはこのような炭鉱で働いた無名の炭鉱夫の方たちのお陰であることを改めて痛感します。
途中には石炭も。

ここで石炭を運んだ鉄道の機関車も。













夜は、今日もbangbangさんへ

















このお店の軟骨は、豚の喉の軟骨、それも国産のもの。オーナーのこだわり。

翌日は天気も下り坂ということで近場の山へ。
新見峠から白樺岳からシャクナゲ岳へ。
新見峠への道路では



エゾシカが物凄い勢いで逃げていきます。
新見峠から白樺岳へ。






























山頂はガス、そして強風。
これからは稜線歩き、風はさらに厳しくなるので無理せずに白樺岳で撤退。

時折、シャクナゲ岳も。来年かな。
下山して途中、雰囲気の素敵な新見温泉跡を。



まだ、温泉は出ています。
ニセコで一番乗り新しい黄金温泉へ。











最近はどこもこぎれいな場所が増えていますがここは昔ながらの雰囲気の温泉。
そしていつも購入させて頂いている蘭越の松原農園さんへ。 




スバル大好きなご主人、そして楽しい奥様と楽しくお話を。
数年前から自前で葡萄を搾るように。
さらにこの松原農園さんの下に新しく若い人がワイン用の葡萄園を。松原農園さんで数年間働いて独立した方だそうです。
松原さんご夫妻に見送られてフェリーでの朝食用のアイスコーヒーを高野商店さんへ

通販でも毎年購入しています。本当に美味しいコーヒーです。
夜はbangbangさんへ



ひとばんタレに漬け込んだから揚げ”ザンギ“と夏野菜の“蒸し野菜”
ニセコならではのメニュー。











そして






最終日、午前中はbangbangさんへ。齊藤さんご夫妻とコーヒーを頂きながら、楽しくお話を。
昼に失礼をして小樽へ。
小樽はウィークデーとはいえ夏休み時期なのに観光客は物凄く少ないです。外国人がいないからですね。でも、観光地の中心となる運河沿いのお店はとんでもなく高い!もうしばらく外国は当てにできず日本人観光客を相手にするならば、少し頭を切り替えないと。それにしてもぼったくりのような価格設定。とてもではないですが小樽の海産物を堪能出来ません。そんな中、昔からの市場の中の食堂はリーズナブル。

美味しく頂きました。



なんと、この日は普通車は31台。
そのせいか、今まで毎回、出航時には打ち鳴らされおた銅鑼が今回、ありませんでした。我が家も含めて数人が待っていましたが!残念。


夜はまた、グリルで。

この日も我が家だけ。
















美味しかったです。
部屋では高野商店のコーヒーでウイスキー。

翌朝、露天風呂で朝風呂。

高野商店さんのコーヒーで朝食。このご時世、レストランから部屋へ持ち込むことも可能でした。






定刻に新潟港着、まつや食堂さんへ

燕の名物、背脂ラーメン

美味。
長野県信濃町までは一般道、そこから高速道路で名古屋へ。

暑い!

今回の走行距離1900Km弱。
なんとか天気にも恵ました。

今回の武漢肺炎のせいで外国人で溢れていたニセコも、ほとんど人を見かけずゴーストタウン化。
その一方で中国を始めとしたアジア系の土地購入、建設は続いています。
インバウンドは必要とは思いますが過度に依存すると大問題。
もっと日本の将来について真剣に考え直す時かもしれません。
































































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