ふっ と想うこと

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環境省パークボランティア。突然の廃止

2020-03-23 11:06:56 | アウトドア



妙高に通い始めて30年近く。

最初は火打山の魅力に。

そのうち、妙高地区の人達の魅力に惹かれてもう長年。

そんな中で、なにか、恩返しのようなことはできないかなと、始めたのが”環境省パークボランティア”。

そこでは地元の妙高地区を愛する人達が色々と活動されていることに触れて、そして人生の先輩の方々の自然保護への強い思いを。

その気持ちでこの活動10年近く。

ところが、急遽、妙高地区”だけ”パークボランティア制度が廃止、との紙切れ1枚。

まぁ、元々、”よそ者”の我が身、色々と話し合いが現地であったのだから仕方ないな、と。

ところが、パークボランティアの組織の幹部も誰も聞いておらず、よそ者の我々と同じ、とのこと。

環境省のホームページによると、”パークボランティア制度”については以下の通り、記されています。 

”国立公園において、自然観察会等の解説活動や美化清掃、利用施設の簡単な維持修理などの各種活動について、広く国民の参加を求め、一層の活動の充実を図るとともに、自然保護の普及啓発を図ることを目的として、これらの活動に自発的に協力して頂ける方々をパークボランティアとして登録しています。

 現在、全国の25国立公園の40地区において、各地区の特性に応じた活動実施計画に沿ってさまざまな活動を行っていただいています。”

他の地区では非常に盛んにおこなわれています。我々の住んでいる地域、近くの地域でも活動盛んに。

まぁ、保護官自体、数年単位での異動、その保護官の思い入れ次第で変わってしまいます。色々な保護官の方と接してきました。皆さんの強い思いを感じていました。

ところが、現保護官は、妙高地区、特に笹ヶ峰には魅力ないので、とのことをパークボランティアの幹部に。確かに、現保護官になってからは活動は減り、計画されたものも色んな理由で中止になったりして、低調でした。

でも、笹ヶ峰の自然の魅力に惹かれて30年近く通っていた我々としては、なにか、自然保護の担当役所としてこれで良いのか?腑に落ちない気がします。

長年、妙高地区、笹ヶ峰地区に通って来ましたが、これで疎遠になるかな。

寂しいですが。

でも、笹ヶ峰は本当に美しい自然、そして歴史ある場所なのに。

残念です。














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2 コメント

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Unknown (今井)
2020-03-24 07:00:57
遠路からパークボランティア参加には頭が下がる思いでした。環境省に頼らず地元の魅力は地元から発信していかなければならないですね。廃止は残念です。
20日にヒュッテオープンが4月18日と知り、急遽、鮫ケ尾城でコソ練を開始しましたが、小雪で弛んだ身体を鍛えなおすのは容易ではないです。ヒュッテの管理はDMO(妙高ツーリズムマネジメント)に引き継がれるようですが、管理人は継続してHさんとのことで一安心しています。
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Unknown (tajuyo)
2020-03-24 08:15:17
今井さん、お久しぶりです(年末以来デスね)。今年は暖かいので2週間前に鮫ケ尾城へカタクリを。咲いていました。その時、ふと思ったのは今井さん、トレーニングされているかな、逢えるかなと。色々と世の中、お金がなく、結局、環境保護についても補助金、国の予算は削られ少なくなり自ら稼がなければならなくなっています。そのため妙高地区でも、火打山登山の入山料(雷鳥保護とは言っていますがここから登山道の草刈り費用が)、そしてメインは高谷池ヒュッテの収入となりそうです。そのためヒュッテは食事改善等で宿泊料金も上がるかもしれません。時代の流れなので昔ながらの閑かな、こじんまりとしたヒュッテの魅力は変わるかもしれません。管理人も色々とこれから今まで以上に縛りが強くなるかもしれません。寂しいかもしれませんが、これも、長年かよっている、そして歳をとったことの代償かもしれません。高谷池ヒュッテへは通い始めて今年で34年になります。また、山で色々と、年寄り同士(失礼!)お話ししたいですね(🍶も)。
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