ふっ と想うこと

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SL

2013-02-13 20:30:33 | 鉄道(模型)

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名古屋の第三セクター、通称”あおなみ線”で蒸気機関車発見!河村名古屋市長の思いつき?で債務超過となったあおなみ線を今週末、SLが走行。そのための試運転中!

蒸気機関車は”C56"

長野県の小海線で走っていた時が有名で小さな車体なので”高原のポニー”の愛称がついていました。 

ただ、この機関車ほど、戦争を色濃く反映した機関車はありません。というのも製造された160両のうち、なんと半分以上の90両は海外で戦争中に物資輸送で使用。一番有名なのはタイの泰緬鉄道。この泰緬鉄道、映画”戦場に架ける橋”のモデルとなった鉄道。さすがに映画ではこの機関車が川に落ちてはいませんが。もちろん、実際にも鉄橋が爆破されて機関車が転落することもありませんでしたが。 

それにしても、河村名古屋市長、世界中から蒸気機関車を集めて、名古屋を”蒸気機関車の聖地”にする、と大ぼら?を吹いています。 

でも、実際には、世界的にも蒸気機関車を維持管理する技術が失われつつあるため、この技術継承のために賛同する動きも大きいです。

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実は、名古屋というか愛知県では”狭軌蒸気機関車世界最高速度”を達成した場所があります。東海道本線木曽川鉄橋上でこの記録を達成、そのときの蒸気機関車がこの"C6217"。あおなみ線の終点である金城ふ頭駅前にあるJR東海リニア鉄道博物館に展示してあります。 

しかし、今週末のC56、あおなみ線はほとんどが高架線。そのため下からは中々見ることができないかもしれません。でもあおなみ線名古屋駅を出発すると、新幹線をくぐります。ひょっとすると新幹線の下を蒸気をあげるC56が交差するといういきな演出をするかも!

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