ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

岡山県倉敷へお見舞いへ

2016-09-18 11:45:40 | 旅行記

いつも、一緒に登山、スキーへ行っていた会社の先輩が、沢登りで大怪我、倉敷の病院に入院中。
ということで、お見舞いに倉敷へ。
仕事柄、倉敷にある水島コンビナートに工場があるので、倉敷には20回以上訪問。でも、仕事、接待などで個人で訪問するのは初めて。

高速道路も岡山県に入ると、桃太郎があちらこちらに。ちなみに、長野県の寝覚ノ床にも桃太郎伝説があります。

倉敷と言えば”美観地区“

朝早くは、まだ観光客も少ない、落ち着いた雰囲気。

ベタな観光客として、人力車で案内をしてもらいました。


倉敷は、元々は、天領地。ということで天皇家にかんするものも多いです。

この狛犬が普通とは逆にお尻を跳ね上げているお寺も、瓦には、菊の御紋が。

細い道も、趣深いです。
そして、倉敷と言えば、大原孫三郎、そう、クラボウ(倉敷紡績)の創始者が活躍した場所。

第二婦人つまり、お妾さんの家へ行くために作ったトンネルも。

観光客も増えてきました。
仕事で来ていたときに気になっていた喫茶店へ

ここは大原孫三郎さんの時代は、事務所にしていた場所。

店内は、とても雰囲気が。

お昼は、人力車の車夫さんがお薦めしていただいたイタリアンのお店へ

中庭のテーブルは、竹林の横に。



とても美味しくいただきました。こんなお店があったのですね。仕事だけでは中々みつかりませんね。
色々とお土産も。

なんとひとつ2000円の帆布のバック。ゼロがひとつ足りないのかと思う値段。物はしっかりしています。何故、と店員さんに伺うと、このお店、生産加工工場の直売店とのことで格安に作れるそうです。そう、岡山県は、帆布、そして世界的にはジーンズの生産地。
そしてもう一つ、隠れたお土産

この倉敷は、元々は、大橋家が大地主。先ほどの大原孫三郎さんもこの大橋家から土地を購入して倉敷紡績を創設。この大橋家の長年開けられていなかった蔵から大量の寛永通宝が発見。本来ならば、換金しても良いのですが、さすがに歴史的な大地主さん、換金せずにお手頃価格でストラップを。
1000円、しません。
お得な、そして歴史的なストラップお土産!
そして、今回の目的地、倉敷中央病院へ

ここも、倉敷紡績を創設された大原孫三郎さんが作った病院。当時、日本の中でもトップクラスの病院だそうです。


倉敷の街には、大原孫三郎さんが、従業員のために多くの福利厚生施設を作っています。女工さん達も厚遇されたそうです。戦争中もこの倉敷紡績の従業員食堂では、充分な食事ができたそうです。朝、乗った人力車の車夫さんから、
”実は、倉敷紡績で女工さんとして働いていた高齢の女性に昨年、乗ってもらいました。その方によると、大原孫三郎への感謝の言葉が凄かった“
とのこと。
この(今でも特に循環器疾患では)日本有数の病院も、大原孫三郎の従業員のための病院。
中の明るさ、清潔感は、凄かったです。知人は、元気そうで、長々とお話しを。なかには山の雑誌を持ってきて神経を逆なでする?お見舞客も。
2時間近く、話しをしてから、大阪へ。
目的は、以前から気になっていて、先日、テレビにも出た”着替えできる靴“

底とそれ以外をジッパーで。
色々な種類の組み合わせできます。
ただ、残念なのは名古屋では購入できません。
ということで大阪へ。
そこから名古屋へ。
名古屋→倉敷→大阪→名古屋、総走行距離は、800Km弱。スバルのアイサイトのおかげで楽々。しかも無給油。
重宝しています!

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