ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

EMPEROR

2013-08-03 13:22:12 | 映画

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終戦時の天皇陛下の戦争責任について。

 

内容自身は、既知のものが多く、とりたてて新たな”史実”が出ているわけではありませんが、キャストの名演もあり、重厚な作品。

 

あっという間に時間がたってしまいました。

 

この映画を見て、想うこと!

・天皇陛下(昭和天皇)を描き方に”平成の時代”を感じます。かつては、やはり正面から天皇陛下を描写する、ということは少なく、後ろから、体の一部分(顔以外)とか、かなり控えめに描写されていました。最近は、堂々と正面から撮影する作品もあり、”時代の流れ=昭和が遠くなった”こと、実感されます。と同時に自分が歳をとった、そんな気持ち。

この映画で表現されている、日本人の思想感(ある信じる対象に盲目的につくす)、今では中々考えられない、と思います。ただ、思考パターンは、従来以上に”自分で考えなくなって”いるような気がします。逆に恐ろしいことになっている、そんな気がします。”自ら考えること”を停止させてきた教育、ひょっとしたら、戦後の米国の統治の結果かもしれません。

 

素晴らしい作品であると同時に色々と考えさせられました。

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