ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

花のお寺へ

2021-04-18 16:24:36 | 旅行記
天気予報は大雨
でもこの季節、春の花と朝のお勤め、奈良県長谷寺へ。
長谷寺といえばお花が素敵なお寺




朝のお勤めは6:30。30分前に受付開始なので6:00過ぎに長谷寺着







6:30の開始前にはわが家だけでしたが直前に数名の方達。
激しくなってきた雨の叩きつける音、その中、鶯の声。
僧侶の方の読経が始まるとその響き渡る声が雨の音、鶯の声の中で不思議な、心が洗われる様な気持ちに。
朝のお勤め、今年になって3回目。
最後に僧侶の方達、全員が舞台で山々へ遙拝。
神聖な声が山々に響き渡ります。
自然と一体となった読経、お勤め。
本当に心が洗われます。
朝のお勤めが終わると僧侶の方達が朝のお勤めに参加した我々に対して大きな声で挨拶
”おはようございます!“
朝の挨拶が終わると僧侶の方おひとりが毎回、色々な説明をしていただけます。
今回は長谷寺の牡丹の花について。
長谷寺といえばお花で有名ですがその中でも牡丹の花は特に有名。中国の皇帝のお妃がその容姿に苦しみ、色々と手を尽くしたがうまくいかず。そんな中で日本の長谷寺の方へ向かって祈りを捧げると美しき容姿に代わったそうです。その御礼に牡丹の花を贈ったのが始まりとのこと。なんと、この長谷寺には7,000本の牡丹があるそうです。そしてこの日が牡丹供養がおこなわれるとのこと。


そのため、この日は本堂に牡丹の花が。

供養ではお茶を立てるのでそのための茶道具。
お茶の先生でもある嫁さんは興味深く見ていました。
ちょうど、薬師如来像の足元へ行くことの出来る特別拝観。僧侶の方に案内をしていただいて足元へ。有難く、色々な想いを。
この薬師如来、衆生の苦しみを解き放そうと、踏み出したお姿。右足が半歩前に踏み出していて、苦しんでいる人達へ駆け寄ろうとしています。
僧侶の方と別れ雨とお花の長谷寺を




五重塔の元には石南花。
講堂では特別拝観も。
講堂の周りにも牡丹の花









特別拝観の講堂の中へ




中には絵巻物


吹き出しのコメントもユニークなもの









そして日本一の掛け軸のデジタル模写

中には先ほど僧侶の方の説明があった中国の皇帝のお妃の説明
牡丹の花だけではなく色々なお花




そして牡丹の花













長谷寺へ来ると必ず行くお店
草餅屋さん




そして桜の花びらの入った羊羹
美味しいです
そして
奈良漬け屋さん
定番のウリとお酒🍶のお伴にショウガの奈良漬。
10時過ぎに長谷寺をあとにして名古屋へ
途中、ちょっと寄り道
まず、鈴鹿市白子(しろこ)の伊勢型紙資料館へ




現役時代にはこの白子には仕事で良く来ていました。駅に近いこの資料館へはよく来ました




茶道、華道の先生でもある嫁さん、和服を着る機会も多く興味深く見ていました。
次に近くの造り酒屋さんへ

伊勢志摩サミットで饗されたお酒
たまたま先日漫画を見ていて行ってみようと。
(“居酒屋ぼったくり”)

ここでは販売しておらず近くの酒屋さんの案内が掲示してありましたのでそこへ
酒屋さんへ行って、お店の方とお話しをしながらお酒を。三重県のお米を使ったお酒を。



サミットのあと、注文が殺到して生産が追いつかなくなって酒蔵での販売は辞めた(手に入りにくいのに自分の所で売っていると文句言われたそうです。情けない!)。そこで近くのこの酒屋さんに優先的に卸しているそうです。2種類のお酒。早速夜、呑んでみました。華やかな香り、味もフルーティー。いつも愛用している上越のお酒とは違う、でも美味しいお酒。
日曜日には少し辛口のお酒。
いつも思うのですが、ワインも素敵なのですがなんでもっと日本酒を楽しまないのかな?と。
こんなに日本全国に造り酒屋さんがあるのに、勿体ないなと。自分のお気に入りのお酒を探すのも楽しみですね、中々見つかりませんですが。というのもどの酒蔵のお酒も美味しいから。
15:00位に名古屋へ。































コメント
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