ワンカットで撮影。
第一次世界大戦のフランス戦線での英国の若き伝令兵士。
やはり圧倒的な臨場感は引き込まれます。戦争映画としては残虐性、反戦をうったえているわけではなく淡々と。そのことが逆に戦争の空しさを。
自らの良心のため、その強い意志を通した映画。
今をどう生きるのか?、そして最後の審判での、その一点が重視されるキリスト教の考え。そのためには周りを巻き込んでも是とする、中々、仏教の世界には理解には困難な考え方。
強い信念、それはあくまでもその人ひとりのものであり、他の人、それが身近な人であっても、そのひとがどうなるのかは関係なく進む、まさに”個”を重んじる西欧的な世界観。
美しい自然と葛藤は見どころあります。
でも、インターミッション無しの3時間は長過ぎ。皆さん、終わると同時にトイレへ駆け込んでいました。
前日のキリスト教の世界からチベット仏教の世界へ。
来世と輪廻を中心とする仏教の世界。こちらの方が個人的には受け入れやすいかな。しかし、五体投地、これは難行苦行の世界。今でもおこなわれている、その思いはとても理解するのが難しいです。
一種のロードムービー、さらに血のつながらない親子の和解をチベット仏教の世界の中でアジア的な美しい自然を背景に描かれています。
そんな身近にあるチベット仏教の世界へ
愛知県名古屋市のはずれに、日本唯一のチベット仏教寺院があります。そこへ。
新婚旅行でネパールへ行って以来の独特な雰囲気を。
2月は宗教に触れる映画を。