ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

ドーハの悲劇

2016-02-01 12:13:20 | 身の回り

サッカーU23大会で日本代表が優勝。アナウンサー、解説者皆さん”23年前の雪辱“と感極まっていました、そう、今回の開催地ドーハは23年前の”ドーハの悲劇“の場所。
ちょうど23年前のドーハの悲劇の1週間後にイランへ出張。当時からサッカーの国際試合は(日本以外は)国を挙げての“戦争のようなもの”。
今の時代ならば安全上の問題からイランへの出張は自粛するでしょうが、当時はまだ、ノンビリとした時代。
また、イランは(今はどうだかわかりませんが)当時は”親日国“。でも、ホメイニ革命後の、西欧文化へ厳しい目が向けられていました。
当時、あまりサッカーには興味なく、何の気なしにいつも通り、出張。
ところがまず入国審査で”日本は運が悪い!イランに負けたからな!(第2戦で日本はイランに負けた)”と何か同情され、いとも簡単に入国審査手続きが済みました。また、ホテルでもスタッフ、機関銃を持った軍人さん(革命後なのでホテルの入り口に立っていました!)からも同様に、やたらと慰められたことを。
現地の商社駐在員に聞くと、やはり日本は欧米とは異なり、親しみのある国なので、敗戦した日本に対して、同情する気持ちが強い、と聞きました。

“ドーハの悲劇”から23年。

歳をとったはずです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする