ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

愛知県の隠れた素敵なところ

2022-01-13 09:02:10 | 写真
愛知県奥地の豊田市稲武へ。
ここには地元の水道屋さんがボランティアで氷柱、氷瀑を作って、夜はライトアップされています。
数年前からおこなわれているようです。毎年、面の木園地へ樹氷、霧氷の写真を撮ったときに寄っていつかは夜に来たいとずっと思っていました。

先週の三連休の時に寄ったところ立派にできていたので今年はライトアップを、と。

時間は18:00~21:00。仕事終わって自宅に戻って18:00過ぎに出発。ただご帰宅時間なので名古屋市内は大渋滞、名古屋から抜け出すのに裏道を使って。
ようやく、20:00前にたどり着くと、我が家以外には誰もいません。近くの大平公園の駐車場に停めるように推奨されていましたが、(ウィークデーなので消灯されていて)通り過ぎてしまいました。とりあえず、氷瀑へ行ってみたら誰もいないので、道路脇の空いた場所に。

立派な氷瀑

ライトアップも刻一刻と色が変わって幻想的



ただ氷瀑ができるくらいの寒さ、カメラのレンズ交換も次第に指先の感覚無くなってきました。車の温度計を見るとマイナス3℃。つまり気温はそれより低いマイナス5℃(自動車の温度計は道路の表面温度なので気温+2℃で表示)。
ただ、我が家だけの幻想的な世界を楽しめました。この氷瀑を作られている水道屋さんには頭が下がります。ありがとうございます。
復路は往路の半分の1時間ちょっとで帰宅







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山の上は残念、そのかわり鉄分の多い週末

2022-01-10 10:24:18 | 写真
年始は嫁さんの初釜があるので早朝にアッシー(旧い?かな)をした後に写真を。
放射冷却で気温が下がるこの冬1番の冷え込みということで、愛知県最奥地の面の木園地へ。霧氷、樹氷が見事で冬になると多くの人達が。
ところが行ってみるといつもは多くの車がいる駐車場に車が2台。
理由ははっきりと。昨日は強風で数日前の雪が飛ばされ、強風の後は乾燥して水分無く霧氷ができず。
仕方ないので冬枯れの原生林の写真を撮って山を降りてきて稲武の大平公園へ。
地元の方達がライトアップ用の氷柱を作っています。
ちょうど写真をとっている方がいらっしゃっのでお話ししたらやはり面の木園地へ行って霧氷が無いので降りてきたと。
今年は夜に来てライトアップ、観てみたいです。
写真を撮ってから瀬戸市の運興寺へ
少し前に駐車場に止めてあったマイカーで盗難でカーナビを盗られました。その時に呼んだJAFの方とお話ししたら、防ぎよう無いですと。雑談していたときにその隊員の方が、旧いですがお祓いをして盗難よけの御守りをつけているとのこと。早速、近場でドライブがてらに行くことができる場所としてこの運興寺さんへ毎年。徳川家の菩提寺のひとつで盗難よけの御利益が。
そしてなによりも焼き物の街、瀬戸市のお寺さんで屋根瓦は赤津焼きと。
この赤津焼きはもう無くなってしまったと聞いていて貴重なもの。


瀬戸市から名古屋へ。戻る途中にいつも寄る”トヨタ自動車博物館“へ。
お昼前だったので空いているうちに“限定ランチ”。”限定“という言葉に惹かれてしまいます。

食べ終わる頃にはお昼の家族連れが沢山。
入り口付近には車好きの俳優の唐沢寿明さんのトヨタ2000GT。博物館に寄贈されたそうです










素敵な車です。
後は好きな車を。

この博物館、トヨタ自動車以外の車が沢山、しかもバックヤードにも多くの車があり、車の展示の入れ替えも頻繁に。ですから何度訪れても飽きがきません。そして全ての車は、稼働できるように動態保存されています。
そういえば、昔、今のトヨタ自動車の社長が白いツナギをきてバックヤードから走り出てきたのを数回、目撃しました。車好きの社長、モリゾウの名前で活動しています。これが今のトヨタ自動車好調の原動力のひとつかもしれませんね。創業者一族とはいえ、他社のサラリーマ社長と違う部分も。今はお忙しいからここにいらっしゃる時間も無いかもしれませんが。
確かに現役時代に色々な自動車メーカーの方達と仕事をさせていただきましたが、トヨタ自動車の方達は車好きが多くて“Fun to drive”、よく皆さんいわれていました。夜の懇親会でも好きな車、という話になると自社の車以外で盛り上がるということも他社とは違っていました。”車は文化“と。








佐賀、鍋島藩の車
こんな車も。



ビッグスリーに潰されたタッカーも。










アメ車と言えばこの巨大なフィン




メッサーシュミットが車を作るとこうなるのですね。


日本車も素敵なデザイン


昔、父が借りてきて家族4人で肩を寄せ合って乗ったパブリカ。










大学の時に、大学の先輩が乗っていた車も。中古車で足元の床に穴が空いていたのも懐かしい思い出
ジアジアーロのデザインが素敵ないすゞ117クーぺ。

今回は展示車のエンブレムを










































ラリーカーの特別展が。




この頃のスバル車、魅力的




驚いたのは車体剛性の弱いRX7もラリー車になったのですね。
それにしても、昔の車は、単なる移動手段というよりもひとつの芸術作品のようで、ある意味、とてもセクシーな感じがします。

日曜日にも嫁さんを初釜に送った後に三重県へ。
この日は鉄分の多い日。
三重県三岐鉄道北勢線。日本最古のコンクリート眼鏡橋と珍しいねじり橋。そして現存する数少ないナローゲージ、軽便鉄道路線。

多くの撮り鉄が押しよせてきます。まだ早朝なので誰もいません。





早朝の太陽の光から川に映る写真を狙って。









そして撮り鉄が沢山来ると撮れない写真。他に写真を撮る人がいると中々近くに寄って撮ることはできませんので。
珍しい“ねじり橋”





ちょうど、昔の塗装を復活させた車両。この三岐鉄道北勢線は元々は三重交通、その後は近鉄、そして、今は三岐鉄道へと。その昔の三重交通の復活塗装。



終点の阿下喜駅へ
ここにはこじんまりとした博物館も
中には貴重な資料も
地元の年輩の方達のボランティアで運営されているようです。
このまわりにミニ鉄道があって家族連れも沢山来ていて微笑ましい光景。



なんと、車歴が90年近く前の開業の頃の車両。実家の母親と同じ年。
いつもはなかを見学できるそうですが、コロナ変異株の急増で今日は中止する、とのこと。早くから来ていて車両を観ていたので、ボランティアの方が”鍵をかける前に覗いて良いよ!“と。木の香りがする本当に懐かさを。
せっかくなので、ただ、写真を撮るだけではなく、寄付のつもりで乗車。ただ、1時間に1本なのでひと駅
現役時代に途中駅近くに取り引きの工場があってそこからこの北勢線に乗りました。当時は近鉄でしたが。それ以来。
乗務員さんの背の高さからもナローゲージの車両の小ささを実感




幅の狭さを


博物館には手作りのガイド


ひと駅でしたが山の中の勾配を懐かしい吊り掛けモーターのうなり声を。縦に長い車両、左右に振られながら。




線路幅762mm。因みに普通のJR等の線路幅は1,067mm、新幹線は1,435mm
手作りのパンフレットに沿線ガイドもあったので今度は桑名(西桑名)から全線乗ってみようと。
阿下喜駅に戻ってきてから近くの日本唯一の鉄道貨物博物館へ。


遠方にはセメント原料の採掘跡も生々しい藤原岳を。因みに海上空港、中部国際空港、通称セントレアもここの山の土砂を使っています。


ボランティアの方達で運営
ちょうど大型変圧器を運ぶ“シキ”の塗装を。確か、昨年もこの”シキ“の塗装をしていました。本当にボランティアの暖かい気持ちが伝わります。
“シキ”の特徴、重量物を輸送するための多くの車輪。
構造物としての”鉄“の美しさを感じます。

山の上は残念でしたが、自動車、鉄道と鉄分補給をした新年の週末。

寒さも一段落してぽかぽかと。




















































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四季桜と紅葉。あと何回、感動することができるかな

2021-11-29 18:42:12 | 写真
週末は用事があり東京日帰り
東名高速足柄SAのトイレ
多国言語。
そして最後にはアンケート。
時代は進んでいますね。
緊急事態宣言解除、そして天気も良く紅葉の季節。東名高速の東京料金所から御殿場インターまでは下り線は断続的に渋滞。これが朝6:30の状態。やはり関東は人が多すぎますね。テレビではないですが、日本沈没となったらどうなるのかな。
東京からの戻り、由比PAからちょうど日が暮れて空の色が刻一刻と変化するときに富士山がピンク色に。とても素敵な風景。
名古屋に戻ってきて観たかった映画のレイトショーに間に合ったのでそのまま。
土曜日は早朝から東京往復したので日曜日はゆっくりと、昼から映画。
月曜日は年休で休みをとって写真を。
現役を引退したのであくせくと働かず休みながら。
豊田市旧小原村の四季桜。
二週間前には紅葉は良かったですが桜はまだまだ
だったので再トライ。昔から撮っている写真を、狙って。
朝の光が谷あいにさし込むと、ほんの一瞬、桜の花に当たって輝きます。そして紅葉と光輝く桜の花が星空、天の川のようになります。その一瞬を狙って。
カメラの被写界深度、明るさを調整してながら目的の写真を
日がさし込むと鮮やかな色彩の競演。特に陽が高くなる前の朝の内は空気も冷えていて特に色が鮮やか。







四季桜は春と秋から冬の2回、開花します。春よりも秋の方が大きく沢山。そして長く咲いています。少しピンク色が入っています。
最後の柿の実。紅葉と桜をバックに
桜も満開、紅葉も盛り
椿の花も

少し離れた西運寺さんへ
南天、紅葉、そして桜。
この時期、色々な色彩に感動します
誰もいない西運寺。
土日だと若い人達も多いのでここまで歩いて来る人達多いです。でも、ウィークデーの今日は年輩の観光客だけ。歩く人達はほとんどいません。シャトルバスで乗ってきてそこからはあまり移動しません。とはいえ、多い観光客。皆さん、年金生活者のようです。
名古屋市内の紅葉もだんだんと。


毎年、紅葉に触れてきて、毎年、違う光景に接してきています。そして、そのたびにその美しさ、感動します。
あと、何回、この感動を感じることができるかな?と。








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二年ぶりの名古屋東山植物園のライトアップ

2021-11-25 09:33:11 | 写真
昨年は武漢肺炎のために中止された名古屋東山植物園のライトアップ。
事前予約制なのはコロナの影響。
昼真、強かった風も収まり夜には絶好の”紅葉狩り“(古いかな?)




場内放送で混んできているので三脚をたてるな、と言われても無視するお年寄り、カメラ婆さんが多いこと!そして話を聞いていると、カメラの絞り、被写界深度とか、本当に写真の事、解っているのかな?と。多分、としより仲間の内の、ちょっとだけカメラに詳しい爺さんが得意気にはなしているのかと。こうはなりたくないな。
朝晩の太陽の動きの変化で刻一刻と色合いの変わる場合は理解できますが、ライトアップで同じ場所に三脚を立ててずっと陣取っているのは?
もちろん、一般のお客様は無視してカメラの視界に入っていますが(勿論我が家も)




カメラとレンズの手振れ防止機能を最大限に利用して手持ち撮影(望遠も)



東山動植物園は歴史も古く、この温室も昭和12年に建てられたもの。
一昨年は、ライトアップ時に中に入ることが出来ましたが今年はライトアップのみで立ち入り禁止。これもコロナのせいかな?
震災時には名古屋市は比較的早く職員を陸前高田へ送りこみました。その関係ですね、奇跡の一本松の子孫が。
そこそこの人出。
ライトアップは今日まで。
去りゆく季節を五感で感じながら。

あと、何回、秋に巡り会えるのかな?



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桜の開花と紅葉が合わない今年の四季桜、そしていつもと、違う光景

2021-11-22 08:24:02 | 写真
11月中旬から12月最初にかけて、豊田市の旧小原村には四季桜と紅葉。
“四季桜”は春と初冬にかけての2回開花。しかもソメイヨシノとは違って、開花してから暫く咲いています。また、少しピンク色が混ざっています
日の出前に毎年写真を撮る場所
少し感度をあげて撮ってみました
少しずつ明るくなってきて、名残の柿も。
柿と桜、紅葉を同時にファインダー越しにみることができるのも、小原の特徴かな。
とはいえ、色づいてきた紅葉に比べると四季桜の開花は二分咲きから三分咲き。


次第に明るくなってきて、紅葉が
紅葉に比べて遅い四季桜の開花、少しカメラの絞りを操作して被写界深度を利用、桜が開花しているように。

朝の光が谷あいにさし込んでくると、色づいてきた紅葉の色の変化を楽しめます。

さし込んでいる朝の陽光を強調してみました

昨年は自粛モードの世の中で観光客も少なかったですが、今年も、いつもは溢れている観光客も少ないです。
毎年、大渋滞する道路もガラガラ。交通整理の案内の人達も拍子抜け。
有名な場所も、紅葉は見事ですが四季桜は殆ど無し。白く花のように見えるのは枝。

まだ、つぼみは沢山。これからですね。

紅葉は今が盛り




9:00過ぎに小原を出て自宅へ
途中、愛知県の蔵元、関谷酒造の稲武工場へ。“蓬莱泉“のブランド名。
ここでは、お酒の量り売り
我が家もよくキャンプ、山登りで使っているお酒を入れるチタンボトルを
夜のお酒に。
日曜日は朝早くから映画を観て

昼前に帰宅。
近所に新たに無人の冷凍餃子販売店(販売所?)が出来たので行ってみたら驚きました。

なんと、名古屋の老舗餃子屋さん、“夜来香”さんの販売所。
名古屋の栄の繁華街のビル群の中にひっそりとあり多くの人達に愛されていた名古屋の餃子の名店のひとつ。
昔、名古屋市内の中心部に事務所があったときに
仕事終わりに職場の人達とよく行きました。
昔からの人気店なので早く行かないと場所取りも大変でした。

ちょっと小ぶりですが、餡の肉が感じられる美味しい餃子。もう一つの群馬県の”雪松“さんの餃子の野菜たっぷりのシャキシャキ感とはまた違う味
です。また楽しみが増えました!
でも、無人販売所が成り立つのは“治安の良い日本”の象徴かと思います。いつまでもこの状態が続くことを祈るしかありません!
近くのスーパーへ行って最近の世の中を感じました。
それは、実演販売をしている人達と話をすると、土日は全くお客さんがいないとのこと。そういえば、先日も別の実演販売をされている方も同じことを。むしろ、当たり前ですが緊急事態宣言下の方がお客さんが多かった、でも、コロナ前に比べても大幅にお客さんが減っていると。
確かに土曜日の小原の四季桜も観光客は(例年に比べると)少なかったです。皆さん、遠出しているのかな?
久しぶりに愛知県から一歩も出ない週末



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