社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

日本体育協会100周年!①

2011-11-10 08:27:28 | Weblog

 今年は、公益財団法人 日本体育協会創立100周年の節目を迎え、3.11大震災のため大きな試練に立ち向かおうとしている日本で、今求められているのは、思いやりであり、絆であり、たくましさであろうと思います。

 スポーツを通じて育まれるフェアプレイは社会を元気にする人づくり、地域づくり、国づくりに必ず貢献できるはずです。

 「フェアプレイで日本を元気に」を合言葉に「あくしゅ、あいさつ、ありがとう」という具体的な行動を通じて、スポーツで日本社会を元気にしていきましょう。

 フェアプレイには2つの意味があると考えます。

 1つは、「行動としてのフェアプレイ」です。

 スポーツは定められたルールのもと、対戦相手(記録)と競い合い勝利を目指します。その時にルールを守る、審判や対戦相手を尊重する、全力を尽くして戦い、勝っても驕らず、負けてもふてくされたりしないことなど、実際の行動としてのフェアプレイ(フェアなプレイ)です。

 そしてもう一つは、「フェアプレイ精神」というもの。

 まさにフェアな心(魂)のことを意味します。これはスポーツの場面に限らず日常の生活の中でも、自分の考えや行動について善いことか悪いことかを自分の意志で決められること。自分自身の心に問いかけた時、恥ずかしくない判断が出来る心(魂)のことをいいます。

 行動としてのフェアプレイは、定められた決まりの中で、誰から見ても善いと思われる行為になります。

 一方、心(魂)のフェアプレイは自分自身の心のあり方によるものですから、他人からは見ることができません。しかし、行動と精神は切り離せないものです。だからこそ、この2つのフェアプレイは、スポーツを真に楽しむ上で欠かせないものなのです。 

 スポーツを愛するすべての皆様へ(日本体育協会100周年キャンペーン冊子より)

 私自身卓球を愛する以上、フェアプレイを心がけると共にその精神を磨いて自分自身を高め、技術を高めて行けるよう日々の生活を送り、子ども達と一緒に精進していかなければならないと思っている。


「Arigato Concert」!

2011-11-09 09:11:50 | Weblog

 昨日東京・赤坂のサントリーホールで開かれた「Arigato Concert」に、大船渡市三陸町の越喜来小・崎浜小・甫嶺小の3校合同合唱団が特別出演し東日本大震災で世界各地からの支援に感謝の気持ちを表した。

 このコンサートは、指揮者の小沢征爾さんらによる実行委員会が開催したもので、この3校は震災以来、甫嶺小学校の校舎で一緒に学校生活を送っている。

 3校の4~6年生59人で作る合唱団は、「ふるさと」など3曲を熱唱会場を感動に包んだ。

        

(9日岩手日報朝刊より)

 この3校のうち、越喜来小学校は校舎が大津波によって全壊し、崎浜小は地震や校庭には仮設住宅が立ち並び校舎が使用できなく、旧越喜来地区で校舎の足元まで津波が押し寄せたが無事難を逃れた甫嶺小学校に各地域からスクールバスを利用して一緒に学校生活を毎日送っているのである。

 現在被災地では、学校統合を含む再編についてもいろいろ意見が出されている。

 今後、今の子ども達は将来被災地の復旧・復興を託されるのであり、それを自らの人生と向き合って行かざるを得ないと思われ、社会に出るまでは地元の大人たちがしっかり見守り育てていかなければならないと思っている。 


第27回県ホープス学年別大会!②

2011-11-08 08:54:09 | Weblog

 県ホープス委員会から入賞者の写真が届いたので紹介する。

 我が、大船渡関係でも大船渡ジュニアとさかり卓球スポ少より多数の入賞者が出たことを大変嬉しく思っている。

 特に4年男子の1位・2位は、教え子達の2世でありいつも一生懸命接している姿を見ているので、なおのこと嬉しいのである。

 

がんばれ!ちびっ子たち!

 


第27回県ホープス学年別終わる!

2011-11-07 14:43:53 | Weblog

 昨日、第27回岩手県ホープス学年別卓球大会が花巻市民体育館で開催された。

 思い起こせば、今から27年前の秋に第1回の大会が紫波町総合体育館で行われたが、その時代は岩手県の小学生の大会は開催されておらず、それぞれの市町村大会のみ行われていた。

 ある時小野理事長(現会長が)底辺拡大と将来の強化のために発案し始めたものだが、当初運営に当たった我々も参加者がどれだけ集まるのだろうと半信半疑であったが、ふたを開けてみると約300名の参加者が集まってくれたことと、そしてその子ども達の親もたくさん応援に来場し賑やかに開催された事を憶えている。

 今年の参加者は、少子化のせいもあると思うが大分少なくなってきているようであり、小学生達の卓球人口が極端に減少してきているのが現状なのである。

 いずれ、県協会としてもその対策を模索してはいるが、是非それぞれの地区で卓球の子ども達の掘り起こしをお願いしたいところでもある。

 さて、今大会の結果だが6年男子は吉田俊暢(花卓ジュニア)、女子は鈴木明歩(一関クラブ)、5年男子は、小野寺翔平(若松クラブ)、女子は長岩楓子(石鳥谷スポ少)、4年男子は新沼瑠央(大船渡ジュニア)、女子は高橋志歩(花卓ジュニア)、3年男子は小野寺秀斗(若松クラブ)、女子は小林美優(宮古Jr)、2年以下男子は堀川隼杜(山谷スポ少)、女子は伊東明香(若松クラブ)がそれぞれ優勝した。


年賀状!

2011-11-06 10:12:41 | Weblog

 今月1日にお年玉年賀はがきが発売された。

 いつもの年と同じように当社でも年賀状印刷を取り扱い始めたが、しかしいつもの年とは勝手が違うのである。

 3.11大震災により東北各地の太平洋沿岸では多くの尊い命が犠牲となってしまい、肉親ならずとも「あけましておめでとう」の言葉を使ってよいものかと、悩んでいるのである。

 また被災者の方々には、「それどころではない」との思いもあるのかもしれない。

 反面、震災以来全国各地からの知人や友人から物心両面にわたるたくさんの支援を受けたことに対するお礼状や近況報告もしていない方も多いと聞いている。

 被災地の復興には、長い年月がかかり全国で支えてくれている方々との絆はかけがえの無いものなのであり、大切にしていくためにも1枚の年賀状がそれをつなぎ止めるのではないかと思っている。

 また、年賀状には、寄付金入りの年賀状もあり55円の内2円が被災地への支援金になるのであり被災地復興の一助にもなるのである。

 年賀状が、いつもの年とは中身が異なるかもしれないけれども、年賀状の1枚1枚が被災地の皆さんにとって、励みになるものと思っている。

 我が社のhpに「震災文例」などを紹介しているので、ご参考頂ければと思っている。


h23県リーグ終わる!②

2011-11-05 09:57:34 | Weblog

 h23後期県リーグ続報だが、男子1部では最終試合で一関クラブAとBの同クラブ対決となりAが勝ち2勝目を上げ4位となり1部残留を決めた。敗れた一関クラブBと全敗の昨季の覇者I・T・Cは2部降格となってしまった。

 殊勲賞は、菅原正将樹 (MJC・岩大1年)が後輩の大槻(水沢高2年)を下すなど進境著しく受賞、敢闘賞には今野文陽(大船渡クラブ・高田高3年)を下すなど大活躍の高橋優人とコンスタントな活躍を見せた今野文陽が受賞した。

 2部男子は、3位に宮古クラブ・4位に一関クラブCが入り2部残留となり、5位の東磐クラブと6位の奥州クラブはチャレンジへリーグへの降格となった。

 男子チャレンジリーグでは、かつて1部で活躍したおおとりクラブが決勝トーナメントで1位になり水沢工業高校が2位となり来期は2部での活躍が期待される。

 一方女子1部では、最優秀選手には石川文(一関クラブA)が、敢闘賞は佐藤亜由美(奥州クラブ)と佐々木南(花卓ジュニア・花巻中3年)が受賞した。

 

 


h23県リーグ(後期)終わる!

2011-11-04 08:44:48 | Weblog

 昨日(3日)は、平成23年度岩手県卓球リーグ(後期)が水沢総合体育館で男子1部に6チーム、2部に6チーム、チャレンジに11チームの計23チームが参加、女子1部には4チーム、2部には6チームの計10チームが参加して開催された。

 男子1部では、前回優勝のI・T・C の主力である滝浦兄弟が全日本社会人大会出場の為欠場で戦力が落ちた分優勝の行方は混沌としたが、前回2位のMJC が新戦力の菅原将樹(水沢高→岩大1年)(今大会殊勲賞)を加え、層の厚さを見せて優勝した。

 2位には、先週の県高校新人でも活躍した水沢高校が一般を相手に奮闘2位を勝ち取った。我が大船渡クラブは練習不足で心配していたが菅生・新沼のダブルスが全勝、今野文陽(高田高3年・敢闘賞)も頑張りが効いて3位に入賞した。

 2部男子は、矢巾卓球クラブAが1位、2位にはみどりが丘クラブが入り来季の1部昇格を決めた。殊勲賞には阿部慶一郎(矢巾卓球クラブA)、敢闘賞には丹波・芳賀(みどりが丘クラブ)が受賞となった。

 1部女子は、全日本社会人と高校のテスト期間の関わりで2チームが棄権、4チームの寂しい戦いとなったが一関クラブAが優勝し2位に奥州クラブとなった。

 2部は、我が大船渡クラブが県高校新人ベスト8の水沢・宮古商業・一関二(一関クラブB)と北上クラブ・一関クラブCを撃破、全勝で嬉しい2部優勝を成し遂げることが出来た。

 メンバーは全勝でチームを鼓舞し続けた村上千賀子(殊勲賞)と今野実紗季(敢闘賞)・金野美喜(大船渡一3年)・菅生美桜(花巻中3年)の4人だったが、この中学生3人が卓球を始めたころ私も指導に当たっていたことがあり、本当に感慨の深い大会となった。卒業後はそれぞれ違う高校に進むようだが活躍を大いに期待したいところである。

 もう一人の敢闘賞には、同じく全勝の鈴木雪乃(一関二・1年)が切れのよいプレーで受賞した。

 このリーグで特に感じたのは、水沢高校と一関二高の両校は試合に対する真摯な態度とか気迫溢れるプレーがあり、我が校の子ども達にも是非見習わせなければならないと勉強をさせられたところである。

 平成3年から始まったこの県リーグは、今年で丸20年の節目を迎えた。

 発足当時は、参加チームやそのレベルも高く、しかも小学生から学生一般まで幅広く多くの卓球人がそれぞれのカテゴリーを越えた画期的なものであったが、今年の大会は全日本社会人や高校のテスト期間に入ったところもあり、参加数が少なかったことは残念であった。

 来期は、是非たくさんのチームに参加を頂き、岩手国体に向けての活気溢れる大会になるようにしていかなければならないと思っている。

*中央が大船渡クラブ女子のメンバー4人

 


今日は、県リーグ(後期)に出掛ける!

2011-11-03 04:32:33 | Weblog

今日は県リーグ(後期)が水沢総合体育館で開催され大会役員・大船渡クラブの監督として出掛けて来る。

 

平成3年度から始まったこの大会は10年度前期に一度開催されなかったことがあったが、今年の県リーグ(前期)は、震災の影響により中止を余儀なくされたのである。

 

今回の大船渡クラブ男子は、1部上位を目指しての戦いだが震災の影響で練習不足はいがめず厳しい戦いが予想される。

 一方女子は、中学3年が3人と一般が一人の布陣だが、中総体でランク入りしたメンバーとベテランが1部復帰を目指して頑張ってくれることを期待している。

*以上写真は高校新人大会より


h23県高校新人大会終わる!⑤

2011-11-02 08:52:50 | Weblog

 今大会の結果によって、上位大会に繋がる出場権を得た学校や個人は次なる大会への戦いが既に始まっている。

  今大会の団体戦を振り返って見て、力が有りながら組合せの妙により、ベスト16に入れずに東北選抜県予選に進めなかったチームがある。

 男子では、ダブルスでも16強した盛岡工業・一関工業・一関二高や軽米も力のある可能性のあるチームであった。

 女子では、シングルス16強佐々木のいる宮古や、ダブルス8強の花巻南、そして種市・千厩・一関一も総合力があり組合せいかんではベスト16入りが果たせたのではないかと思っている。

 我が高女子はシードであり、2回戦ですぐ花巻南と当たったが予想したとおりの接戦となったが運良くダブルスが勝ち、結果的には3-1ではあったが薄氷を踏む思いで勝ち上がる事が出来たのである。

 昨年、春の県高総体2回戦でチョンボしてから2大会連続で16入りを逃し、辛酸をなめていたがやっと東北選抜県予選へと出場できることになったので、これからはもっと上を目指した練習をしなければならないと思っている。


h23県高校新人大会終わる!④

2011-11-01 09:53:28 | Weblog

今大会では、ナイスマナー賞に女子が福岡高校、そして男子ではなんと我が大船渡高校卓球部が選出され賞状と盾を贈呈された。

*福岡高校女子

 

*大船渡高校男子

 

*大船渡高校男子

 

 

 

また、女子も同様にノミネートされ、このことは大変名誉なことであり私自身も光栄に思っている。

 

行進練習は部活の指導の一環として行っているものであり、私自身は練習後の身体のケアや部員同士の団結など気持ちの部分で活用させていただいている。

 

昨年の新人戦でも男女ともノミネートされていたが、賞をいただけるにはまだまだ時間がかかるものと覚悟していたので、今回の受賞は思いもかけない喜びであった。

 

我が卓球部の子どもたちが、毎日黙々と真摯に取り組んできた成果であり、先生や部員全員で喜び合いたいと思っているし、しっかりやってくれた子ども達を誉めてあげたいと思っている。

*受賞時に起立しているのが大船渡高校卓球部

 

今後は、様々な行動に益々磨きをかけると共に、肝心の大会成績も上げて久しく遠ざかっている、閉会時の表彰式にも参加できるように、精進していかなければと思っている。

 また、授賞式で着用している本校卓球部のポロシャツは、一昨年の女子卓球部卒業生K・Sさんのデザインであり、現在は専門学校で勉学に励んでいるが3.11大震災大津波により最愛の母親を亡くしたのである。

 昨日お父さんと偶然お会いしたときには、そのポロシャツを年が変わった現在も大船渡高校卓球部では大会時にみんなで着用していて、大切な役目を果たしていることをお話して、娘さんに悲しみに負けないよう、そして頑張ってくれるように伝えてもらいたいとお願いした。