社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

仮設住宅!

2011-05-20 08:33:57 | Weblog
 大船渡市内でも着々と仮設住宅が整備され、次々に入居が始まっている。

 私の姉一家も、やっと避難所生活から解き放たれ一昨日被災した自宅から約1km離れた末崎中学校の校庭に立てられた仮設住宅に入居し、安堵の表情を浮かべていた。

 内部は、写真にあるように電化製品や生活必需品が取り揃えられ、すぐ生活が出来るようになっている。

 入居されているどの方々も、挨拶を交わしても一様に落ち着いた表情でありゆとりが感じられたのである。

 衣食住の「住」が揃って初めて人間らしい生活に戻れ、みんな笑顔になれるのである。













 

全国からのあたたかい支援届く!

2011-05-19 07:40:39 | Weblog
 3.11震災の支援物資が卓球メーカーをはじめ、全国の卓球関係者の方々から被災地に続々と届いている。

 北は、北海道から南は九州までそれぞれの団体やサークル、そして個人からたくさんの支援物資が届いてきている。

 ほかに、皆さんからは善意の義援金も頂戴し、まもなく行われる総会後にそれぞれの卓球関係の被災者に手渡されることになっている。

 本当に有難いことで感謝の気持ちで一杯であり、卓球をやっていてつくづく良かったな、と思うのである。

 また、昨日は21日の大会(アマタケカップ第10回市内中学校卓球大会)のときに「スタッフで食べてください」と埼玉のFさんからバナナ2箱が届いた。

 このあたたかい心遣いは、「大会を絶対に開こう」と準備を進めてきた私たちにとって大きな後押しをして頂き、「絶対にに成功してやるぞ!」「子どもたちに喜んでもらうぞ!」というますます強い気持ちにさせられたのである。

 大学の先輩でもあるFさんには、何度も物資や支援を頂いていて何から何までお世話になっている。いつかお会いして直かに御礼を申し上げたいと思っている。

 仕事関係では、メーカーから今年のカレンダー500本が届き、今日から会社事務所で被災者の皆さんに進呈し、お使い頂こうと思っている。


photo:F さんからの心のこもったバナナ


photo:メーカー寄贈のカラーユニバーサルデザインのカレンダー

卓球部のアイドル!

2011-05-18 08:43:52 | Weblog
 わが大船渡高校の卓球部には、小さな可愛いアイドルがいる。

 休日の練習に時々顔を出すのだが、これがまた子ども達の大人気なのである。

 このアイドルは、顧問であるK先生の一人娘kちゃんである。

 いつも先生の隣にいて、そのしぐさがなんとも可愛くて特に女子部員の人気のまとなのである。

 そんな高校生達に、「お前達にもこんなに可愛い時代があったんだぞ!」と、本音とも冗談とも?ついつい口が滑ってしまったのである。


photo:卓球部のアイドルkちゃん

双子プレーヤー!

2011-05-17 08:23:06 | Weblog
 双子が共に卓球選手という兄弟姉妹は、意外とありそうなのである。

 松下浩二・雄二兄弟は特に有名であるが、わが大船渡高校卓球部には何と2組の双子の兄弟姉妹が在籍しているのである。

 2年女子と今年入部した1年男子の中に双子がいるのである。

 1年が経ってやっとこの2年女子(ペンとシェーク)の見分けがついてきたら、今度の1年男子はどちらもシェークハンド攻撃型なのである。

 今のところは、履いているシューズの色が黒と青で異なるので、多少違うところが唯一の見分け方である。

 先日は、この双子ペアのダブルスを対戦させてみた。

 見慣れない風景なのである。

 これからまた一年間かけて、しっかり見分けがつくようにコーチとしても頑張って見て行かなければならない。






ロンドン五輪シングルス選手決定!

2011-05-16 09:15:33 | Weblog
 16日付けで世界ランクが発表され、男子では6位に水谷選手、28位に岸川選手が入り、女子では8位に石川選手、9位には福原選手が入りそれぞれロンドンオリンピックのシングルス出場権を獲得した。

 また、ロンドン五輪では、3人編成の団体戦も行われることになっており、女子ではランク11位に入った平野選手が有力視されている。

 男子では、松平兄弟や丹羽選手あたりが入ってくるのか、興味が持たれるところである。

 世界選手権が終わり、全ての種目をまたしても中国が制して、層の厚さと強さだけが際立った大会だったような気がする。

 モスクワ世界団体ではシンガポールに後じんをはいした女子も、今回はしっかりと雪辱を果たした。

 一方、日本は岸川・福原の混合複での銅メダル1個に止まり終了した。

 それでもメダルまでもう一息の準々決勝まで進んだ、男子Sの水谷、女子Wの藤井・若宮など健闘した選手もいる。

 水谷・石川両選手にはいつか中国の壁を突き破って欲しいし、今後の精進に期待したいと強く思っている。

水谷選手メダル獲得ならず!

2011-05-15 13:08:15 | Weblog
 ロッテルダム世界卓球選手権大会男子シングルス準々決勝が行われ、日本期待の水谷選手は、王皓選手に歯が立たず0-4のストレート負けを喫し、残念ながらメダルには手が届かなかった。

 スコア的にも接戦になったセットがなく、全くの完敗である。
中国は男子シングルスでも圧倒的に強く、ベスト8にはドイツのボル選手と水谷選手だけで他の6名はみな中国選手である。

 なかなかこの構図は変わらない、中国の層の厚さだけが目についたのである。

 先ほど女子のシングルス決勝をテレビで観戦したが、そのレベルの高さに驚いた。
中国の強さが際立っていた。サーブレシーブの質、ボールの威力、身体の強さと切れ、どれを取ってみても日本との差は歴然である。

 2014年は東京で世界大会(団体戦)が開催される。

 是非それまでに、中国との差を埋め肉薄出来るように日本はますます精進していかなければならないのである。






大会準備!

2011-05-14 17:35:47 | Weblog
 今日は、9時から15時過ぎまで約一日を要して来週の土曜日(21日)に開催する大会へ向けての準備作業を市体協と市卓球協会員15人で行った。

 まず初めに、津波を被って泥だらけの卓球台を川に持って行き、バケツで水をかけて泥や砂を洗い流したのだが、これは市体協の職員が前日に軽トラックで運び洗ってくれていた。有難いことである。

 今朝は、その卓球台をフェンス約90枚と共に、レンタカーのトラックに積み込み30分をかけて会場まで運んだ。

 フェンスも泥だらけだったので、表と裏どちらも洗わなくてはならず非常に手間取ったし大変な作業であった。

 そのほかにも、卓球台の修理やカウンター・サポート・ネットまできれいに汚れをふき取ったのである。

 盛岡からは教え子が手伝いに来てくれて、一所懸命作業に精を出していた。
 本当に有難いことである。感謝!

 終わりには、県卓事務局次長のO氏がわざわざ花巻から会場を訪れ、差し入れのミスドをみんなで美味しく頂き解散した。

 本当に一日大変な作業であったが、大会当日に中学生達の大会をやれる、嬉しそうな顔が目に浮かんで、みんな準備する手にも力が入っていたようである。
















岸川・福原組混合複銅メダル!

2011-05-13 10:22:12 | Weblog
 ロッテルダム世界卓球で岸川・福原組が混合複銅メダルを獲得した。

 日本勢としての混合複では実に34年ぶりのメダル獲得である。

 岸川選手は前回の男子Wに続く銅メダル獲得で、福原選手にとっては世界選手権個人戦では待望のメダル奪取である。

 どちらも、宮城県ゆかりの選手達でありこのメダル獲得は日本卓球界はもとより、被災地の方々にも大きな勇気を与えてくれるに違いないと嬉しく思っている。

 あと残された日本勢は、男子シングルスの水谷隼選手がベスト8入りを果たし世界ランク1位、中国の王皓選手とメダルを賭けて対戦することになっている。

 また、男子Wの張・松平賢二組は準々決勝で敗退したが、女子Wの藤井・若宮の日本チャンピオン組が8強入りを果たしメダルを賭けて香港ペアと対戦する。

 どちらもチャンスは十分にあると思うので、是非とも日本のために頑張って欲しいと応援している。

 特に、水谷選手は日本選手団の大黒柱であり、昨年の「いわて卓球フェスティバルin大船渡」では彼の素直な言動を間近で感じ、その豊な人間性にファンになったからである。

 がんばれ!にっぽん!

 がんばれ!とうほく!




 

震災後初めての大会開催決まる!

2011-05-12 08:22:47 | Weblog
 毎年実施している、大船渡市卓球協会主催の「第10回アマタケ杯市内中学校卓球大会」が市体協や東海新報社の後援で開催することが昨日決定した。

 まだまだ、各学校の練習体制は整わない状況が続いているが、大会を開催することによって子ども達の卓球に対する意欲が増してくるように協会として応援していくことも大切な役目なのである。

 市民体育館が使用できない中で、会場探しが一番のネックであったが体育協会の配慮で、被災しなかった大船渡市三陸町綾里のB&Gの体育館で5月21日(土)に開催出来ることになった。

 準備としては、まず手始めに市民体育館から卓球台を運ばなければ大会が出来ないのであるが、14日(土)に卓球協会員と体協職員とで泥まみれになった卓球台をきれいに水洗いをして乾かし、30分の距離にあるB&G体育館まで10数台を運搬するのである。

 B&Gの体育館は、電気は通ったもののまだトイレは使えないので、外にある仮設トイレを使用することになる。それに伴って手洗いの水やタオルも準備しなければならない。

 また、体育館の水道も使えないので中学生の選手達には十分な水分補給が出来るよう持参してもらわなければならないのである。

 いろんな意味で手作りの大会であり、不便だとは思うが大会を開催することに一番の意義があるのだと思っている。

 今大会での参加料は全選手無料とし、多くの子どもたちに参加してもらいたいと思っている。

 当日、子ども達の嬉しそうな姿の見れることを期待して準備に励もうと思っている。


photo:昨年の県中総体(大船渡中男子・ブルー)



photo:昨年の県中総体(大船渡中女子・ピンク)





 

2014年世界卓球選手権大会(団体)東京開催決定!

2011-05-11 09:16:16 | Weblog
 昨日、ロッテルダムで開催された、国際卓球連盟総会において2014年世界卓球選手権大会(団体)東京開催が正式決定された。

 現在、この震災の最中にある日本卓球界にとって正に復興への道しるべとなる大会になるであろう。

 待ちに待った朗報であり、わくわくするほど嬉しく、私自身大きな勇気をもらったような気がしている。