社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

ロッテルダム世界卓球選手権大会!

2011-05-11 09:01:54 | Weblog
 現在オランダのロッテルダムで行われている世界卓球選手権大会では、各種目で日本勢が頑張っている。

 これからますます強豪との戦いになってくる。

 いよいよ正念場である。

 ところで一つ気になることがある。それはラバーのスポンジに膨張剤を塗布して使用しボールの威力を増強させているという情報である。

 検査にはかからない溶剤のようであり使用していないのは、強豪国では日本だけとの話もある。

 またしても、ルールの盲点をついた卑劣な行為であると私は思っている。

 スポーツの素晴らしいことは、フェアであり薬に頼らない自らの技術や肉体を鍛え上げて競うところにその素晴らしさがあり、子ども達や一般の方がその真摯な戦いを見て感動するのであり、賞賛するのである。

 日本の代表選手には、ぜひ以上の事に負けない強い精神力を持って立ち向かって欲しいと願っている。

全国からの支援!

2011-05-10 09:06:28 | Weblog
 全国のいろいろな卓球サークルのみなさんの中には、卓球関係で参加された時の日当まで義援金として送っていただいた方々もいて大変有難いと思っている。近日被災された卓球関係者のみなさんにお届けすることになっている。

 また、私のブログを読んでいただいた方々からも、たくさんの励ましの言葉やお見舞いを頂いており、本当に感謝している。
 
 さて今朝は、その中のお一人と電話でお話をさせていただいた。

 現在は、海外中心に活躍をされているご夫妻からであった。

 主人が、昨年お世話になった岩手を訪れ少しでも元気づけられたらと思っている、とのお話を頂いた。

 また、岩手には親族がお住まいで卓球をされているとも伺った。

 日程の都合が合えば、ぜひ大船渡に来ていただいて子ども達や卓球愛好者の方々に接していただき励ましてもらえたら嬉しいことだと思っている。


photo:昨年6月13日卓球フェスタ(大船渡リアスホール)より




突然の雹の嵐!

2011-05-09 14:55:20 | Weblog
 震災以来、なんとなく天候が急に変わりやすいような気がする。

 昨日も、午前中は晴れて穏やかな日になるかなと思っていたら、急に空が暗くなり出してまもなく1cmにもなるかと思うくらいの大きな雹が降り出して来たのである。

 思わずカメラで撮影をしたが、驚きの強さであった。










若者達の出発!

2011-05-09 13:59:55 | Weblog
 震災から早2ヶ月になろうかという5月7日、娘は嫁いだ。

 震災直後は、それどころではなく予定通りに挙行してよいものか親子とも迷ったが、周りが余りにも自粛ムードで経済が動かないままにある時、経済界に生きる一人として今後のことも考え合わせて実施することを決断したのである。

 ももちろん一人の父親として娘の第二の人生の旅立ちを祝してやりたいと思ったのである。

 通常の時であれば、ご案内を差し上げるべき人の中には、被災によって控えさせていただいた方々もいたのであるがご了解を頂いて進めさせていただいた。

 こんな時だからこそ、若い二人には将来世の中の為になるような人間になって欲しいものだと念願している。




ウォーキング!

2011-05-06 08:38:47 | Weblog
 今朝のウォーキングは、いつもの河川敷ルートを歩いたが、その風景はボランティアの皆さんにより、きれいに片付けられていた。

 この連休の期間中に、県内外からたくさんの方々が訪れ清掃作業に参加されていたのである。

 ゴミ袋の名前には、「多治見市(岐阜県)ゴミ袋」というのもあり、本当に遠くから来て頂いたんだと胸が熱くなった。ただただ感謝するほかにない。


photo:海から4km離れた河川敷に横たわるボート

 

ボランティアに感謝!

2011-05-05 07:44:52 | Weblog
 今年の連休は、全国からたくさんの方々が被災地にボランティアとして活動している。

 わが大船渡にもたくさん訪れていて、毎日瓦礫の中からの分別作業であったり、河川のゴミ広いなどをしてくれている。

 どの作業も根気の要るもので、被災地民としては本当に有難いことで感謝している。

 私たちが、日頃活動している卓球指導のボランティアは、「好きなことをやっている」ので全然苦にならないが、津波の後の作業は正に「3K」なのである。

 このボランティアを含めて被災地では全国から大きなご支援を頂き、一歩ずつ復興へと向かいつつあるのだが、今後の街づくりは依然として道しるべがまだ出来ていないのが現状である。

 それでも、被災地が全国から頂いたご恩に報いる為にも、そして今日は「こどもの日」でもあり、これから未来のある子どもたちに夢が持てるようにしていかなければならないと思っている。




 

2011世界卓球選手県大会ロッテルダム大会(個人戦)!

2011-05-04 07:47:46 | Weblog
 まもなく、2011世界卓球選手権大会ロッテルダム大会(個人戦)が5月8日から15日までオランダで開催される。

 昨日、同期であるM氏から明日世界選手権に出発するとの電話を頂いた。

 「今の日本を元気にさせる為にも、是非良い成績を収めてくる!」という強い意気込みを語ってくれた。

 また、「2014世界卓球選手権東京大会(団体戦)にも立候補しているが、(5月10日決定)是非それも勝ち取って来たい・朗報を待っていてくれ、頑張ってくる!」と、そして「今、被災地は大変だろうから貴方も頑張ってくれ!」と励まされた。

 私も、「是非日本のために頑張ってきて欲しいし、期待している!」と応えた。

 そして、奥様からも支援物資を送ってくれるとの事であり、大変嬉しく有難いことであり感謝している。

 我々卓球人にとっては、日本代表が世界で活躍することは一番嬉しいことであり遠く被災地からも応援をしている。

 今回は特に、男子の水谷隼選手に大いに期待したいし、女子の石川佳純選手の潜在能力にもメダルのチャンスあると思っている。

 水谷・岸川・松平健太の3選手は、昨年6月の「いわて卓球フェスティバルin大船渡」で来大してくれたこともあり、その時も1200名の観客の目の前で模範試合や、サイン会をしていただいたのである。

 「がんばれ日本!」


photo:この桜のように日本選手に花が咲いてくれることを祈っている。

 

震災の避難生活!

2011-05-03 17:27:00 | Weblog
 3.11の震災によりまだたくさんの方々が、避難生活を強いられている。

 それは、指定された避難所だけではなく身寄りを頼って親戚の家に身を寄せている方々も多いのである。

 今日は親戚のSさんと偶然道の駅でお会いし、話を聞いたところ母親の実家に全部で16人で棲んで避難生活を送っているとのことであった。

 本当に気の毒な話ではあるが、自分がどうすることも出来ない現状に、歯がゆい思いだけが残ってしまったのである。


photo:被災者へお風呂や食事を提供している「ふじ丸」

 

震災の傷跡!

2011-05-02 08:43:26 | Weblog
 3.11震災から早くも50日が経過した。

 あっという間に4月を超え、5月の連休に突入した。

 震災直後は、みんな「力をあわせ頑張ろう!」という同じ気持ちで生活や活動をしてきたが、日が経つに連れ被災した人も、そしてそれを支えてきた地域の方々も疲れがピークに達し様々なあつれきが生まれてきているのも事実である。

 兄弟や親戚に避難している方々も、1ヶ月を境に不協和音が方々で聞かれてきた。

 最初はお互い我慢をしてきたが、時間の推移と共にそれが限界に達しているのである。今まで仲の良かった親子兄弟・親戚が喧嘩別れをしてきているとも聞いている。

 何事もなければ、今までのような平穏な毎日であれば、3.11大震災がなければこんなことは起きなかったに違いない。

 まさに、震災が生んだ悲劇なのである。


photo:何もなくなってしまった陸前高田市小友町(箱根山から撮影)


photo:遠くに見える広田湾・高田松原(箱根山から撮影)


photo:堤防が決壊し水没した湾岸道路(大船渡町)


 

 

練習場の確保!

2011-05-01 17:25:37 | Weblog
 今日は、大高が8時から12時までの時間で定時練習を行なった。

 その途中11時から市内の中学生数名が、練習場を求めて大高にコーチや父母と共に来て、大切な連休の練習をすることが出来た。

 現在、まともに練習の出来る環境があるところは、被災地では本当に少なく貴重な時間となった。

 このような時こそ助け合い、そしてお互いを励ましあい、そして刺激し合わなければならないのである。

 3・4・5日もこのような形で練習場を提供していきたいと思っているし、このことは高校生達にとってもプラスに作用するものと思っている。

 外のテニスコートでは、同じようにいつもの練習場所を失ったジュニアの軟式テニスの子どもたちが楽しそうにプレーしていたのも印象的だった。