社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

ジャパン・トップ12!

2011-02-08 08:51:52 | Weblog
 一昨日(6日)東京代々木第二体育館で卓球のジャパン・トップ12が開催され男子は、水谷選手が準決勝で笠原(早大)4-3で振り切り、決勝では準決勝で張一博(東京アート)をセットオールのジュースの末に下した吉村(野田学園高校)を4-0のストレートで撃破して順調に2連覇を果たした。

 一方女子は、藤井(日本生命)が準決勝で福原愛(ANA)を4-1で下し決勝でも粘る藤沼(日立化成)を4-2で下し6年ぶり2度めの優勝を果たした。
もう一人の3位には、藤井のダブルスパートナーでもある若宮(日本生命)が入賞した。

 福原愛(ANA)選手は、またしても国内では優勝することが出来なかった。

 また、注目の新女王・石川佳純選手(ミキハウスJSC)は発熱の為欠場したことは残念であった。

 一流になればなるほど、国内外の大会やイベントも重なり休むことがないほど過酷なようである。
 
 技術だけではなく、体力や精神力などリフレッシュなどケアも含めてこなしていかなければならないのである。

 おそらくは、全日本からの疲れが蓄積しているのだろうと思われるが、是非しっかりと体調を整え、世界ランキングも現在の8位からもっともっと上位を目指して欲しいと願っているし、応援したいと思っている。

第26回県中学生卓球選手県大会!

2011-02-08 08:33:02 | Weblog
 一昨日(6日)に花巻市民体育館で開催された第26回県中学生卓球選手権大会には、男子203名・女子173名がエントリーして熱戦が繰り広げられたが、インフルエンザの影響からか、30名を超える棄権があったのは残念であった。

 男子シングルス決勝は、皆川(猿沢)が大槻(猿沢)の同士討ちを3-0で退け優勝、3位には齋藤(花巻北)と高橋(石鳥谷)が入り、シードされた選手が順調に上位を占めた。

 一方女子は、2連覇を狙った松浦(大野二)を準決勝で3-2の接戦を制した小川未結(宮古Jr)が決勝でも佐藤(東磐クラブ)を3-0で下し嬉しい優勝を果たした。
もう一人の3位には清水(宮古Jr)が入賞した。

 また、県チャンピオンの高橋梓海は出場(エントリー)しなかった。

第34回東北高校選抜卓球大会!③

2011-02-08 08:21:00 | Weblog
この大会3日間を通して感じたことをまとめてみたい。

 まずは、専北の躍進である。ここしばらく分の悪かった鶴岡東を3-2、古川学園を3-0で相次いで撃破したのである。そして、青森山田戦でももしやと一瞬思わせるほどの戦いぶりで3月の全国選抜では大いに上位にくい込める実力を見せたと思っている。

 大野(2年)の安定した力は実力が備わってきたなと感じたし、池田(青森山田2年)との一戦は非常にレベルの高い戦いで今一歩であった。将来性を感じるプレーであった。

 また何と言っても、星(2年)が一段と力をつけ鶴東戦では3-2で八木橋(1年昨年のミニ国で高橋拓人に勝利)を逆転勝ちした試合は、見ているものに感動を与えるに十分な戦いであった。よほど練習やトレーニングを積んだと思われるプレーが随所に出ていた。卓球の要素で重要な身体の軸がぶれないのである。

 大野・星のダブルスも以前より数段戦術的なバリエーションが多く見られたし、青森山田(池田・姫野)戦もほとんど力負けをしていなかった。

 この二人の活躍に後押しされるように北原(1年)と阿部(2年)もそれぞれ持ち味を発揮していたが、全国へ向かってはこの二人が技術向上を図らなければならないことも事実である。
 
 今大会は、専北にとって地元での戦いのため気力も充実していたと感じたが、それには野田監督の手腕と裏で支える加藤先生初め、たくさんの関係者の応援があったからこそであると思っている。

 さらに専北は、試合内容だけでなく挨拶やベンチワークでも全国で「戦う集団」になってきたと強く感じたところである。

 3月開催の全国選抜大会では、ぜひベスト8入りを成し遂げて欲しいと願っている。









第34回東北高校選抜卓球大会!②

2011-02-07 08:07:18 | Weblog
 第34回東北高等学校選抜卓球大会が2月4日~6日までの3日間北上総合体育館で各県各3チームずつの男子19チーム【青森山田は推薦出場が決定している為、順位決定戦のみ出場】、女子18チームがそれぞれの県予選を勝ち抜いて出場した。

 初日の最終3試合目は県勢の結果は悲喜こもごもであった。

 男子の専北はエースの大野が山形工業戦で相手のエース三部の捨て身の攻撃に受け身になってしまったが、かなり練習を積んだ成果か接戦のところででの踏ん張り自力で跳ね返し、セットオール9本で退けた。前の試合で一点落とした阿部も踏ん張り3―0の勝利に貢献して全勝で一日目を終え、2日目に繋いだ。

 高田は惜しいところでダブルスが踏ん張れず勝負所の東奥学園に1―3と敗れ少し全国が遠のいてしまった。

 水沢はラストで佐々木が踏ん張り3―2で九里学園をくだした。

 女子の大野は各選手が苦しい試合をものにして全勝を守り、2日目への戦いに挑むことになった

 盛女と関二は少し力不足の勘が歪めなかった。2日目の頑張りに期待したい。

 また、夜7時30分からは懇親会があり、その場では、戦いのそのときとは違って、どの先生方も卓球に対する熱い思いや、子供たちに対する指導法などを語り合っていて、私も他県の先生方と久しく懇談が出来同じ指導者としてもとても有意義であった。

 2日目は、予選リーグの残り2試合と3位までが進出する順位決定戦が行なわれた。

 男子予選リーグの専北は、2試合を共に3-0で下し5勝0敗で予選リーグを1点を落としただけの圧勝で1位になり全国切符を難なく手中に収めた。

 高田は3勝2敗と健闘し、東奥学園・小高工業と3者同率となったが勝率の差でリーグ4位となりあと一歩のところで全国選抜へ届かなかったことは非常に惜しまれる。

 水沢は、初戦の古川学園(宮城)を0-3で落としたが、その他の4試合は全て5番までもつれる試合となったがなかなか後一つをものに出来ずに、1勝どまりのリーグ5位となった。それでも進学校としてここまで頑張れたことは評価に値する。

 女子期待の大野は、予選リーグ最終戦の桜の聖母(福島)に3-1で勝てばリーグ1位、3-2で勝っても東奥学園を含めた3者同率となり、2位以上の可能性もあったが
残念ながら大接戦の末勝利の女神は大野に微笑まなかった。

 続く7~9位の順位決定戦で、1位になれば全国の最後の切符が手に入るところであったが磐城第一(福島)にこれまた2-3で敗れ2年連続の出場はならなかった。

 盛岡女子は予選リーグ2勝3敗4位、一関二は1勝4敗と共に予選リーグ敗退となった。

 この大会から、今年のミニ国体を展望してみると男子はダントツの青森を除くと、岩手(専北)は山形(鶴岡東)との2位争いになると見ている。4位以下は秋田・福島・宮城が横一線に並んでいる。

 女子は、青森を除いてはほぼ力の差はないが山形・福島が後に続き秋田・岩手・宮城が下位にいる状態に見える。

 女子の卓球は、ドライブ主流で男子の卓球に近くなってきていてほとんどの選手が裏裏のラバーを張り、反発力の強いラケットやらバーを多用していたのが印象的であった。

 いずれにしても、あと半年間で岩手の選手がどれぐらい伸びて行けるかに掛かっている。
























第34回東北高校選抜卓球大会!①

2011-02-04 05:55:45 | Weblog
今日から明後日まで北上総合体育館において、第34回東北高校選抜卓球大会兼第38回全国高等学校選抜卓球大会東北予選会が開催される。

 私もこれから北上に出発して行くが、この参加選手の年代は2016年2順目岩手国体成年の部の各県の主力メンバーになりえる年代でもあり、他県の戦力状況把握も兼ね県勢の応援をして来たいと思っている。

 県勢の代表チームは次の通りである。

 【男 子】1.専大北上高校  2.高田高校 3.水沢高校
 
 男子の専北は、全国大会の出場権獲得はもちろんのこと青森山田高校はすでに全国大会の出場権を有しているが、是非鶴岡東(山形)を打ち破って欲しいしし、高田・水沢は地元の利を活かし出場権(6校)の一角を狙ってもらいたいと思っている。
 
 
 【女 子】1.大野高校  2.盛岡女子高校 3.一関第二高校

 女子は、大野高校の前年に続く出場権(7校)を獲得して欲しいし、盛岡女子や一関二高には、地元代表にふさわしい頑張りに期待したいと思っている。

石川佳純選手ついに世界ランキング8位に!

2011-02-03 08:23:56 | Weblog
 石川佳純選手が福原愛選手の世界ランキング10位を抜いて日本人最高の8位にランクされた。

 先ほど行なわれたイングランドオープンで世界ランク4位の郭躍選手(中国)を破ったり、U21以下の部で優勝も果たしたからである。

 日本女子代表監督が、今の石川の伸びしろは凄いものがあり、ロンドン五輪では優勝をも狙える選手になってきたとコメントしていたが、私もまさにその通りだと思ってきた。

 以前からボンミスが少なくなくなり、それにプラス勝負どころでの思い切った力強いプレーが自然に出てくるようになってきたと思っている。

 世界のトップを狙える選手が台頭してきたことは、日本卓球界にとっては長年の悲願であったことであり、男子の水谷選手と共に本当に心強いことである。

世界卓球選手権日本代表決定!

2011-02-02 10:12:14 | Weblog
 2011年世界卓球選手県大会オランダ:ロッテルダム大会【個人戦】の代表が昨日決定発表された。

 男子は、水谷  隼(明大)   Wr 7位:21歳
     松平 健太(早大)   Wr32位:19歳
     岸川 聖也(スベンソン)Wr33位:23歳
     張  一博(東京アート)Wr55位:25歳
     丹羽 孝希(青森山田高)Wr83位:16歳
     松平 賢二(青森大)  Wr88位:21歳

 女子は、福原  愛(ANA)      Wr 8位:22歳
     石川 佳純(ミキハウスJSC) Wr11位:17歳
     平野早矢香(ミキハウス)    Wr17位:25歳
     石垣 優香(淑徳大)      Wr25位:21歳
     若宮三紗子(日本生命)     Wr25位:21歳
     藤井 寛子(日本生命)     Wr61位:28歳
     谷岡あゆか(エリートアカデミー)Wr102位:16歳(シングルス)
     山梨 有理(十六銀行)     Wr114位:23歳(ダブルス)

 *Wrは、1月4日現在の世界ランキング。(シングルス)(ダブルス)と、 印がない選手はどちらにもエントリー(予定)される。また、混合ダブルス3ペアは未定。

 男子は、常連の吉田海偉がはずれ、丹羽(16歳)選手や松平賢二選手の若手が入った。
 
 特に「努力の人」松平賢二選手が選ばれたことは、私自身個人的に応援している選手の一人なので大変嬉しいし頑張って欲しいと思っている。

 女子では、次の世界ランク発表ではおそらく福原を抜いて日本人トップに立つであろう石川佳純をはじめ谷岡(16歳)と2人の十代選手が選ばれた。

 山梨選手が石垣選手とのダブルスで過去の「中島杯招待選手」として唯一代表に選ばれ、岩手県にとっても嬉しい発表であった。

第80回北日本卓球大会終わる!②

2011-02-01 08:44:28 | Weblog
 昨日は、大会結果について書いてみたが今日は別の角度からこの大会を振り返ってみたいと思う。

 今大会は、花巻総合体育館内の第1アリーナに42台、第2アリーナに16台、そして2階の多目的ホールに5台のコートを設置し、全部で63コートを使用して試合を進行した。何しろ2,000名を超すマンモス大会なのである。

 
第1アリーナ

 
第2アリーナ

 
多目的ホール

 さて、この北日本大会は主管協会である地元花巻市卓球協会が中心に運営されているが、そのほかに協力団体として石鳥谷町や東和町からもたくさんの関係者がスタッフとして参加している。

 また、花巻温泉は宿泊はもちろんのことお弁当や売店、そして何より卓球台の運搬も引き受けているのである。

 多方面から駐車場係など様々の方々の全面的な支援があってこそ80回という伝統ある大会に成長してきたのではないかと思っている。

 中でも、日本卓球㈱さまには古くから物心両面に亘るご支援や選手派遣などでいつも大会を陰で支えていただいている。

 今大会の開会式では、岩手県卓球協会から感謝状がそして花巻市卓球協会からは記念の盾が贈呈された。

 そして忘れてはならないのが、いつもこの大会を縁の下から支えていてご苦労をされている大会事務局のTさん家族である。

 いつも見ていて大変だなと思っているし、このような方々がいて初めてこのようなマンモス大会が開催出来るんだと本当に感謝にたえないところである。

 この日本きっての伝統ある北日本卓球大会が第80回を基点にますます発展されることを祈念している。


photo:Tさんの卓球用品売店風景