社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

国体選手資格問題!

2011-02-18 08:28:08 | Weblog
 昨年の千葉国体に出場した山口県選手団の参加資格問題で、日本体育協会が設置した第三者委員会が35選手が参加資格に違反していたとして、処分案をまとめ日体協国体委員会に処分案をまとめ答申した。

 「選手には過失がない」として出場停止などはせず、35選手の国体での得点を減算するように求めた。

 この35選手は、県内に住民票を置きながら、活動拠点が県外で居住実態がないと指摘された72選手中の中で、卓球をも含め7競技にも上っている。

 日体協は、24日の臨時国体委員会で処分を決める。

 第三者委員会は、居住実態について原則として対象期間(開催年の4月30日から本大会終了時)の半数を超えることなどと始めて日数の基準を示し、参加基準を判断した。

 答申では、日体協に対し、開催地が総合優勝を続けている「開催地絶対優勝主義」の是正や、トップアスリートの参加を促進する参加資格を設けることなども提言した。

 この問題は、しばらく以前から囁かれていたところであり、ある意味ほとんどの国体で黙認実施されてきたのである。

 「何でも勝ちさえすれば良い」と、いうような変な風潮がずっと続いてきたのである。

 5年後に、2順目岩手国体を控えている当県においても、各競技団体が選手強化に励んでいるわけだが、何にしろ正々堂々とした戦いが求められるのである。

 幸い、我が岩手県卓球協会ではいわゆる助っ人には頼らず、岩手県人で臨むことに方針を示している。

 強化が、一過性のものであってはいけないのであり、過去にも国体の次年度からはその成績ががっくり落ちてきた県をたくさん見てきたのである。

 今後は、誰から見ても魅力ある国体になって欲しいと願ってやまないところである。

 

 

まもなく第37回中島杯!

2011-02-17 08:22:58 | Weblog
 今度の日曜日20日は、「第37回中島正郎杯争奪卓球大会」が花巻市民体育館で開催され、本年は招待選手として大会名と偶然同じ名字の中島未早希(なかじま みさき・早大2年)選手を迎えて開催される。

 この大会は、岩手県選手の各カテゴリーから出場資格を有しているものだけが出場できる権威のある大会でもある。

 今年も、一般から小学生まで男女各40名が参加して5人でのリーグ戦を経て、決勝トーナメントには各リーグから2名の計16名が決勝トーナメントに進み、その覇権を争うのである。

 招待選手は男女をそれぞれ隔年で招いており、昨年は男子の水野裕哉(東京アート)が出場優勝し大会を盛り上げていただいた。

 今まで招待選手が優勝を逃したことはないが、いつの日か地元岩手の選手が招待選手に勝つ場面を目の当たりにしたいと期待している。

 先ほども触れたが、カテゴリーの違う選手がこのような大会で対戦する機会はほとんどないので、特に小中の選手達にとっては勝負はもちろんのこと、様々な技術とか精神面を体感して欲しいと思っている。











photo:朝の盛川風景

本能を克服する勝負脳!

2011-02-16 09:12:43 | Weblog
 オリンピックはある意味「勝ち負けの世界」です。
共に立場の違いを認めて共に生きていたら勝てません。トップアスリートにとって、致命的な本能ともいえます。これを克服することが本能に打ち克つことにつながります。

 1番目には、「損得抜きに素直に全力投球する習慣」を身に着けること。どんな条件になっても、たとえ練習であっても全力投球する才能を磨いていけば、克服できます。

 2番目には、「ライバルは自分を高めるツールだ」というふうに考える方法。そうすれば仲間でありたいという本能との矛盾を回避することが出来ます。 

 あるいは、「チームや勝負自体を好きになる」ことでも本能を克服できます。

 3番目に大事なのは「勝ち負け」よりも「勝ち方」に視点をおけば、本能に逆らうことはなくなるので脳は才能を最大限に発揮することが出来ます。

 だから、「金メダル取る、取らない」でやっていくとかえって力を発揮できないということが起こるのです。

 (平成21年度公認スポーツ指導者全国研修会レポートより)









photo:羽を休める白鳥たち

優勝インタビュー!

2011-02-15 08:34:43 | Weblog
 先月行なわれた、h22年度全日本卓球選手権大会女子シングルスで初優勝を果たした石川佳純選手(ミキハウスJSC)が「おじいちゃんに元気になってもらいたかったので、絶対優勝しようと思いました」と言って、記者会見で涙を流したそうである。(ニッタクニュースより)

 なんともいい話であり、卓球が強いだけではなく心優しい一面も持ち合わせている普通の女の子なのだなと感じた。

 試合中の凛とした表情からは、その優しさはおよそ測ることは出来ないが、一人の人間として試合に勝つ強い気持ちと肉親を思いやる優しい気持ちを両方持ち得ていて、しかもそれをしっかり使い分けが出来、そして自分のエネルギーにも変えられる素晴らしい選手だとあらためてファンになってしまったのである。

 いつの日かこんな選手を育ててみたいと思ってはいるが、今まで気持ちの優しい子にはたくさん携わってきたが、いざ試合のときの集中力や、芯(心)の強さを同時に持ち合わせている選手にはなかなか出会えることは少ないのである。

 指導とは日々勉強である・・・・・









photo:心なしか春めいてきた風景



 
 

公民館対抗卓球大会!

2011-02-14 08:38:54 | Weblog
 昨日は、「第31回地域公民館対抗卓球大会」が大船渡市民体育館卓球場で開催された。

 この大会は、スポーツを通じて健康と体力づくりを目指すと共に地域公民館の親睦と交流を図ることを目的として行なわれ、男女混合で各地域から11チームが参加してラージボールによる予選リーグ、そして決勝トーナメントで参加者の和気藹々のうちにも真剣なプレーが展開された。

 日頃交流のない他地域の方々とのふれあいは、見ているものにとっても実に清々しくこれこそ生涯スポーツであると感じた。






小中学生卓球普及講習会!

2011-02-13 09:52:01 | Weblog
 今日は、(財)日本卓球協会補助事業の「平成22年度岩手県小・中学生卓球普及講習会」が、矢巾町民総合体育館で9時30分から15時までの予定で開催されている。

 この講習会は、実業団リーグ等で活躍の選手を講師に招き、普及と登録者の拡大を目的として行なわれるものであり、今回の講師には、盛岡出身の水野裕哉(東京アート)と仙台育英・明大で同期の小野竜也(協和発酵・キリン)の二人を講師として招いて模範試合や、技術指導を行なう予定になっている。

才能を磨く7つの習慣!

2011-02-12 14:13:22 | Weblog
 「選手の才能を磨く7つのいい習慣!」

1.コーチ、選手を好きになる。
   
 選手がコーチを嫌いになったら、その選手はもう伸びない。逆にコーチは、その選手を好きにならないと育てられない。

2.話しは感動して聞く習慣を付ける。
 
 一度聞いたことのある話でも、その奥はどうなのか、と興味を持って聞くことが大事である。

3.繰り返し考える習慣
 
 人は3日経つと忘れる動物です。神経の細胞は一度興奮すると3日間活動し続ける。しかし、4日目にはそれを忘れるので4日後には繰り返し考えることが新しい独創的な考えを生み出す一つの方法になっている。

4.素直な性格を磨く
 
 人間は賢いので、どうしても損得を考えてしまう。素直な性格ほどその勝負に全力で集中する力が生まれるのである。水泳の北島康介選手は超素直である。

5.何事も興味を持つ習慣

6.自分がヤッテやるという気持ち

7.損得抜きに全力投球していく
 
 この7つの習慣を鍛えると、その選手はすごい力を発揮する条件を備えたことになり、このことがとても大切なポイントでもある。

≪指導者のためのスポーツジャーナルより≫

子どものメンタルトレーニングQ&A!

2011-02-11 10:05:44 | Weblog
Q:指導したことを選手がすぐ忘れてしまうのですが・・・・

A:成績のよい子どもは学校の勉強で「予習・復習」を行い授業に望んでいるはずです。

 スポーツにおいても、上手くなる子どもは必ず練習や試合の「予習・復習」をします。

 そのもっとも効果的な方法が「練習日誌」です。
 
 日誌にはその日に教えてもらったこと、上手く出来たプレーの感覚やリズム等をメモします。そして復習をし、次の練習に向けて「ここを意識する」や「目標は○○」といった予習のイメージトレーニングを行います。

 練習日誌を書くポイントは、反省や上手くいかなかったことばかりではなく、良かったプレーのイメージや「次はこうやりたい」といった前向きなことを書くことです。

 課題として、チームで「練習日誌」を始めたり、指導者は「指導日誌」をつけてみましょう。

≪みんなのスポーツより≫

 私自身、指導日誌をつけたことがないので今後チャレンジして行こうと思っているし、「部活の練習日誌」にも取り組んで行かなければならないと思う。

子どものメンタルトレーニングQ&A!

2011-02-10 09:56:44 | Weblog
Q:子どもに「オリンピックで金メダルを獲りたい」と言われたら?

A:子どもからこのような質問をされたとき、指導者としてどのように対応しますか?
 
 まさか「君には無理」、「何を言っているんだ」などと子どもの夢や目標を否定するようなことを言っていませんよね?

 指導者は、子どもの目標を達成させる為の道筋(プロセス目標)を一緒に考えることが大切です。

 たとえば、「なぜ、オリンピックで金メダルを獲りたいの?」「君は、どうすればオリンピック選手になれると思う?」「どんな選手を目指しているの?」「その選手のどこがすごいの?」「その選手は、どんな練習をしていると思う?「今日の練習では、その選手がやっているように、○○を意識してやってみよう」と、”目標”と”現在”そして自分のやるべき事を結びつけてあげることが必要です。

 目的と道筋を明確にしたら、あとは毎日コツコツと練習をする選手をポジティブにサポートしましょう。

 (みんなのスポーツ)より

 
 私自身、子ども達からまだ「オリンピックで金メダルを獲りたい」と言われたことはないが、過去に「日本代表になりたい」と言われて適切な説明が見当たらなく返答に困った記憶がある。

 今、考えると指導者として本当に恥ずかしい限りである。

 いつの日かその言葉に出会えることが出来たら、しっかりその子どもと向き合い、話し合ってみたいものだと、今からその日を楽しみにしている。

 

子どものメンタルトレーニングQ&A!

2011-02-09 08:24:52 | Weblog
 :うちのチームはおとなしく、練習中もあまり声が出ないのですが・・・・・・・

 :声を出すことは呼吸法だと考えられます。
 
 では、「あ~~」とため息のような弱い呼吸をしてみてください。すると気持ちが落ちてくると思います。
 
 逆に強い呼吸で「よし!」と声を出してみましょう。ポジティブな言葉で強い呼吸をすると頑張る気持ちが生まれ、集中力が高まります。

 メンタルトレーニングで重要なのは、「あいさつ」です。
練習前に元気のいいあいさつ(強い呼吸)が出来る選手は練習に向かう気持ちの準備をしていることになります。

 指導者は、子ども達の調子のいいときやミスをしたとき、緊張しているときリラックスしているときなどの姿勢や呼吸を注視してみましょう。

 【みんなのスポーツより】