ここ数日の新聞紙上でよく目にするのは、特に東北地方の選挙に関する記事である。
震災により繰り延べされてきた地方選挙がここに来て一挙に始まってきた感じである。
中央政界は、未だに混沌としていて被災地のひんしゅくと怒りをかっているが、被災当地の議員さんたちには地域住民により身近であることから頼りにされる存在なのである。
しかし、議員先生も人間である。
3.11震災以来、孤軍奮闘している議員もいれば「あれは何もしないやつだ」と陰口をたたかれている議員も少なからずいるのであり、今回の災害ではその人となりの器が見え隠れしていたことは事実である。
「こんなときに力を尽くさないで、議員として何の存在感ががあるのだろうか?」
来るべき地方選挙では、真に働く議員さんの誕生が求められるのであり、我々1票を投ずる住民は是非その辺を見極めて投票しなければならないと思っている。