社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

H22年度全日本カデット終わる!⑤

2010-11-26 08:24:53 | Weblog
 この全国カデットには、沢山の指導者やトレーナーが来ていた。

 青森山田の吉田先生やエリートアカデミーの近藤先生はじめ、日本を代表するような指導者達が目白押しであった。

 また、その中には元日本代表選手とか中国出身の方も大勢いたようである。
 その方々は、朝の練習時間には自ら短パンユニホーム姿で選手の相手をしていた。

 年齢も多岐に亘っていて、60代や70代の方々もベンチコーチに入っていてその絶えない情熱に驚かされたのである。

 我が母校の専修大学OBの方々も数名おり、大学以来に再会した2つ後輩の広島でスポ少の指導をしているKさんからは、宮島名物の紅葉饅頭をいただき感謝している。

 彼が指導している選手も見させていただいた、惜しくも3回戦セットオールジュースでシード選手に競り負けてしまったが、将来性溢れる素晴らしい戦いであった。

 ずいぶん頑張って指導しているんだなと感心させられたし、自分も負けずにやらなければという思いにさせられた。


 話は前後するが、開会式のオリンピアンとしてこられた元体操オリンピック金メダリストの鹿島さんとは私の運転する車中でお話をする機会を得たが、とても紳士的で心配りの出来る全然偉ぶったところの無い方で、皆さんとの記念撮影などにも気軽に応じて持参したメダルも掛けて上げたりしていた。

 開会式のお話では、前の方々の挨拶が予定より長くなったため、開会式後すぐ試合のある選手達のために鹿島さんは少し短く話したようだと、後から聞いた。
 
 さすがは金メダリストであり気配りの聞く立派な方であった。

 
 今回の大会を振り返って、岩手のような首都圏から離れたところではこのような大きな大会はいろんな意味で刺激になり大変貴重はものであった。

 地元開催ということで、参加選手の出場枠も広がり、岩手の沢山の子供たちが全国大会を経験出来たことは、将来きっと役立つに違いないと思っている。

 大きな大会を運営することは確かに大変ではあるが、今後はこのような大会を誘致していくことも岩手の卓球界発展のために必要であると、つくづく感じたところである。



photo:鹿島さんと私・メダルと共に・平野美宇選手親子・県卓事務局