社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

H22年度全日本カデット終わる!③

2010-11-24 08:20:30 | Weblog
 今日は、岩手県勢について書いてみたい。
 
 初日・2日目のダブルスでは、男子の皆川・大槻組(猿沢中)がベスト16に入る健闘を見せた。もう少しダブルスの練習を積んでいれば8も夢ではなかったがダブルス独特の動きや感覚が足りなかったのは残念であった。

 女子では、今大会一番の期待であった高橋梓海・松浦明香里組が見事にベスト8に入賞し、準々決勝では優勝したペアに敗れはしたが最後まで食い下がり大健闘であったし、タラレバだがもし違う相手であればと思うくらい素晴らしい戦いであった。

 昨日のブログの写真の通り、大会前日はリラックスできていたので期待通りの活躍であったし、アドバイザーの平賀先生のベンチワークも実に落ち着いていて子供たちとのコミュニケーションも素晴らしい状態であり、実力発揮の源になっていた。

 一方シングルスでは、男子の皆川がベスト32に入り、16決定戦も勝てるチャンスがありランク入りまであと一歩であった。

 女子では、ダブルスでも活躍した高橋・松浦と佐藤紗希(東磐クラブ)がベスト32まで勝ち進んだ。

 高橋は残念ながら、カットマンとの対戦で実力が発揮できないままの敗戦であった。
全国には上手いカットマンが沢山いる。今後の課題である。

 松浦は、16決定1セット目8-5とリードしてのバックに上がったチャンスボールをミスしたのが響き0-3で敗れはしたが良く頑張ったと思う。
 あとは、パワーとピッチの速さが身につけば今後に期待できると思っている。

 佐藤は、セットオールジュースで敗れ実に悔しい負け方であった。
 2・3回戦は運にも味方された感じがあったが、今回の負けはあと1本が取れない何かが足りなかったのである。

 その他の選手達は全国の壁に跳ね返された感じであり、原点のサーブレシーブからの強化が絶対的に必要なことが浮き彫りになったと思っている。

 上位に進出した選手達は、サーブレシーブが実に訓練されていて、プレーに安定性がありゲーム構成もきしっとなされていた。

 photo:・皆川選手とベンチコーチのお父さん
     ・ランク賞授賞式の高橋・松浦組(授与者は筆者)
     ・平賀先生のアドバイス
     ・大活躍の高橋・松浦組