社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

県中学総体卓球競技第3弾・雑感!

2010-07-21 08:22:54 | Weblog
今日も引き続き県中総体の感想を私見として書いてみることにする。
団体戦においては、自チームと相手チームとの戦力を分析し、その関係からどこで3点をものに出来るかが、オーダーを考える上で一番の問題になってくる。男子では特に個人戦の1位と2位を有していたにも拘らず、あと1点が取れずに準決勝と3位決定戦を惜敗、東北大会の出場権さえ勝ち取ることが出来なかった猿沢中学校。東北でも通用する二人がいるチームなので残念な敗戦でもあった。
その中にあって、19年ぶり2回目という久方ぶりの優勝を果たした花巻北中は、総合力で他を圧倒していたし大黒柱の高橋優人も安定した戦いぶりでチームを引っ張っていた。東北大会での健闘に期待したい。

一方女子でもこのような状況は顕著で、その中で取り上げてみたい試合は花巻対唐丹戦で、オーダー次第ではどう展開が変わっていくかもしれない対戦であった。この他にもオーダー次第では勝敗の行方が変わっていたかもしれない対戦がいくつかあった。しかしこれは結果論であってタラレバの世界である。オーダーが当たっても負けることあり、オーダーが外れても勝つこともあるのである。私もいやというほど味わってきているがいつも子供たちの頑張りでカバーしてもらったことが多いのである。感謝!
その中にあって大野第一は、しっかりとそれぞれの選手がその役目を果たし臨機応変なオーダーに応えて優勝を果たした。決勝で対戦した大野第一と大野第二の2チームは他のチームに比べて群を抜いたチーム力があり、非常に鍛え抜かれていた。

それに次いで花巻も3枚看板の藤原・佐々木・菅生が良く踏ん張り大変なプレッシャーの中順々で唐丹中を、そして3位決定戦では大接戦の末花巻北に薄氷の勝利を得て東北大会出場を勝ち取ったのであり、賞賛に値するものと思っている。

いずれにしても、6人全員力のある選手を揃えることは至難の技ともいえるのである。

さて、小規模校にとってはなかなか難しい中、来年統合する新生大野中学校は県中学校卓球界をリードする存在になると共に、全国でも上位を争えるチームになっていくだろうと期待している。

明日もまた、続けて中総体を振り返ってみることにする。